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2018年8月18日 (土)

ヤマケイオンライン連載「雨の山を楽しむ」最終回~お手入れについて

連載「GORE-TEX 雨の山を楽しむ」最終回は、GORE-TEXのレインウエアや登山靴のメンテナンスについて、です。

コチラからどうぞ。

7月はカラカラで、晴天続きの山だったけれど、ここにきて台風や上空の寒気やらに悩まされ、雨の日も。あのままの雨量だったら、農作物も困っただろうし、恵みの雨。しかし登山については、予定を変えなければならないことも続いています。
ルートや日程を変更しても、行先は変わっても、ゴールは変わっても(ピークを踏めなくても)、山のなかで過ごす時間は素晴らしいなあ、と思います。
そんなこんなで、最近はレインウエアを洗う回数も増えてきました。
お手入れの前に、ぜひご一読いただき、洗濯方法などを確認ください。
ページ下までスクロールしてもらうと、バックナンバーへのリンクもあります。
第1回 横尾山荘:山田直さんインタビュー 

第2回 GORE-TEXの歩みとフロントランナーとしての信頼 
第3回 ザ・ノース・フェイス:大坪岳人さん~クライムライトジャケット開発ストーリー 
第4回 モンベル:真崎文明さん+三枝弘士さん~ストームクルーザー開発ストーリー 

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2018年8月16日 (木)

NHKラジオ「山カフェ」夏山スペシャル

7月17日に、NHKのアナウンサーである井田寛子さんと登った大菩薩嶺の様子が、NHKラジオ「山カフェ」でオンエアになりました。
ラジオの収録を山で? 山のラジオ番組? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、山とラジオ、馴染むなあと思いました。
美しい山の映像が流れるのだけが、山の番組ではない。

実際に、この日の登山は、いつも以上に「音」に敏感になり、耳を傾ける1日でした。

そのせいかわかりませんが、いつもはたくさん写真を撮る私も、この日はたった1枚の写真しかありませんでした。それも、下山後、登山口に戻ってきたときに、空を仰いだものだけ。その分、「視ること」だけでなく「耳を傾けること」に注いでいたのでしょうか。

登山中は、鳥のさえずり、セミの声、川のせせらぎ、森を抜ける風の音、私たちの足音に、キュウリやモモやプラムをかじる音、いろんな音が、山にありました。

森の葉が風で揺れる音を、「乾いた音がする」と私が言ったら、井田さんが、「乾いた音ですか?」と、ちょっと不思議そうな顔をされました。


暑い暑い今年の夏、湿度もあり、真昼になると山に登るのもしんどい日もありましたが、不思議とこの日は、それほど暑さがひどくなく、湿り気も抜けてきたのか、そのときは、真夏とは思えない、乾いた音を感じたのです。

カエデやブナやミズナラ、ダケカンバ。色んな形の葉が重なって、風に揺れながら音を出していました。

そんな自然のなかの美しい音に比べると、私のヒョロヒョロとした変な声が聞き苦しくもあるのですが、今朝、ある方からメッセージをもらい、ちょっと救われました。
怪我をし、しばらくや山に登れないと。手術後の痛みで眠れない長い夜、山もお預けだし、聴くのも辛いかなと思ったけれど、オンデマンドを聴いてくださり、心が落ち着いたと。
そんなことを言ってくださる方が一人でもいれば、出演してよかったなあと思いました。

私の出演は、9時台の「ひろこの基礎登山」ですが、同じ9時台の空想登山も聞きごたえあるし、また小説家の唯川恵さんの出演、そしてオープニングには国際山岳ガイドの近藤謙司さんがツェルマットの街から出演しており、それぞれ楽しめます。
9/1まで、「聞き逃し配信」で聴くことができます。ぜひ、コチラからどうぞ。


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2018年8月 7日 (火)

ヤマケイオンライン連載「雨の山を楽しむ」Vol.4~mont-bell・ストームクルーザー

連載「GORE-TEX 雨の山を楽しむ」第4回は、モンベルの看板商品ストームクルーザーについて。
初代Mr.ストクルと二代目Mr.ストクル(と呼ばせてもらいました)である、真崎文明顧問と三枝弘士企画部課長にインタビューをしました。

なかでも、三枝さんの最後の言葉が印象的でした。
それは、平松葉子が「老舗」について書いていたことを思い起こすような言葉でした。老舗というのは、結果。私たちが老舗に抱く信頼感は、今日までたゆまず怠らず努力し続けてきた過程に対して抱く感情。
三枝さんに、今後のストクルについて尋ねると、驚くほどあっさりした答えが返ってきました。ただただ、目の前にあることをやるだけ、小さかろうが一歩ずつ前に進むだけ
それが、ストクルを形づくっているのだと思いました。

真崎顧問が、ストクル誕生をかけてアメリカのゴア社に通ったエピソードもご覧ください。

にしても、真崎顧問も三枝さんも、よく笑う笑う。満面の笑みの写真ばかり。その中にも、これまで真剣に仕事をし、キャリアを重ねてきた方の表情がうかがわれました。
そんな素敵なポートレートを撮ってくださったのは、杉木よしみさんです。
記事はコチラ

バックナンバー
Vol3    TNF大坪岳人さんに聞く クライムライトジャケット開発にかけた思い → コチラ 
Vol.2  GORE-TEXの歩みとフロントランナーとしての信頼性 → コチラ
Vol.1  横尾山荘:山田直さんインタビュー → コチラ
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2018年7月28日 (土)

平出和也「第二の登山人生に向けて、まっさらな状態に立ちかえる」@ドイター

ドイター・アンバサダーの平出和也さん インタビュー後編
「第二の登山人生に向けて、まっさらな状態に立ちかえる」


「まっさらな状態に立ちかえる」というのは、とても勇気のいることだと思います。これまで平出さんは、ことあるごとに、自分をリセットしてきたのだということがうかがい知れました。シスパーレはもちろん、たとえば、アマダブラムの救助のあと。
今夏、K2西壁の偵察に行ってきましたが、インタビューは出発前。偵察やその後のことについて話してくれました。
そして、冬の引きこもりの話もお聞きしました(笑)!


前編と合わせて、どうぞ。
・後編 → こちら
・前編 → こちら


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photo by Shispare Exp. 2017

2018年7月26日 (木)

テントむし2年目の白馬岳

7/14~15は、テントむし山旅プロジェクト(Adventure Divas)で、白馬大池に2泊して白馬岳へ。入山は栂池から、3日目に蓮華温泉に下山して、温泉を楽しむというプラン。

昨夏も、同じ内容のもので実施したけれど、肝心の2日目の天候がすぐれず、三国境で引き返し。
ある程度の心づもりをして出発するわけだけれど、いざ、「ここまで。引き返します」と言ったとき、参加のみんなは何て言うかなあ、と思った。けれど、「無理する必要なし」「次が楽しみ」と言ってくれた。次が楽しみ、というのは嬉しかった。山は逃げないというのはウソで、山は逃げると思うけれど、でも無事帰れば、次はある。
無理ない範囲での、雨の稜線歩きは、ぜったいに濡らしてはならないものを守ることなど、いい経験にもなったようだ。

今年は、昨年参加の方々が早々に申し込んでくれ、キャンセル待ちになっていたし、これで晴れなったらどうしようと、思い悩む日々……いや、悩んでもどうにもならないことは、悩まない。
結果的には、これ以上ないというほどの快晴に恵まれ、夕立や雷もなく、3日間が終わった。
無事、元気に白馬岳に登れたし、展望も抜群。剱岳はカッコよく、笠ヶ岳は美しかった。鹿島槍を眺めては、ああ、雪がついたらさぞカッコいい姿になるのだなあと思ったり。昨冬滑った、山々をの眺めたり。

参加の皆さんも、それぞれの思いが山頂にあったようだ。
かつて縦走した山並みをずっと眺めていた方や、私よりもはるかに登山歴の長い方に、これまでの白馬岳について伺ったり。

3日間を終えた後、大池のテント場で仰ぎ見ていた上弦の月を、山麓から眺めた。ちょっと遠くに白馬三山も見えて、お月さまは、変わりなかった。
たった3日間の山の旅で、その後はそれぞれの日常に戻り、参加のみんなは、今晩、月夜を見上げるときはあったのかなあと思ったり、あんがい、登れなかった山登りも心に残るものだと、昨年を振り返ったり。


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2018年7月21日 (土)

ポートレート

ご一緒するのは、二度目。
前回は、30代前半のクライマーのポートレートを撮って下さった。
9月終わり、暑さが残るボルダーでのインタビュー。
本人は、インタビュー中に「いつまでも20代の気分」と語っていた。
彼が学生の頃から面識があるけれど、たしかに初対面の頃と変わらないフレッシュさがある。
けれど、インタビューを終えた日の夜、写真家から送られてきたアタリを100枚近く見ると、そこには、確実に歳を重ねた33歳の素顔があり、ハッとさせられた。

今回は、25年来の親友をインタビューした。
インタビューの場は騒がしく、人通りも多く、さぞ撮りにくかっただろうと思ったけれど、編集者がDorpboxに入れてきた写真は、そんなことは、まったくなく、鮮やかな作品ばかりだった。
それどころか、次々と写真を見るにつれて、なぜだか、泣けてきた。
ほんとうに、泣けてきた。

インタビューの内容は、友人のモノづくりについて。最後の言葉が心に残った。
もはや、彼らが作るものは「老舗」のそれだろうが、老舗だとか、ロングセラーだからとか、考えて作っているわけではない。日々、ただただ、よりよいものにしていこうと作っているだけ。毎日のその積み重ねが、ロングセラーとなる。

知り合ったのは、友人が学校を卒業し、いまの会社に入社したとき。四半世紀以上前。
その間、毎日毎日積み重ねてきたのだということを、インタビューで知り、そしてすっかり「おじさん」になった彼の顔に、その積み重ねがあらわれていて、それをリアルに写してくれた写真ばかりが、並んでいた。
だから、泣けてきた。

親友が親友をインタビューし、普段知らない彼の仕事ぶりに触れ、岩場でも山でも酒場でも見せない顔を見せた。初対面の写真家は、見たことなかったであろう、彼が積み重ねてきたものを写しとる。
だから、泣けてくる。

いったい、どんな感性で私のつたないインタビューを聞き、インタビュイーの表情を見ていたのだろう。すごい写真家さんだなあ、と思った。
感謝。
下の写真は、撮影いただいたものをパソコンの画面に映したときのもの。
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2018年7月20日 (金)

平出和也「バックパックの容量は、ひとつの覚悟」@ドイター

ドイターの輸入代理店である、イワタニ・プリムスのwebサイトに平出和也さんインタビューを書きました。タイトルは、「バックパックの容量は、ひとつの覚悟」。

ドイターとの出会いなど、バックパックのことを中心にお話いただいています。


本音を言うと、日ごろ、ガイドや執筆の仕事で、装備について尋ねられ、飽きてしまうことがあります。適した道具を選ぶことは大切であり当然だけれど、道具で山を登るわけではなく、道具は道具、それ以上でも以下でもない。そんなことを常々思うのですが、同じようなことを、平出さんも語ってくれました。
さらには、道具に宿る魂や、道具開発と自分自身の登山の関わりあいについても。

ミュンヘン郊外にあるドイター本社と密なるコミュニケーションをし、道具をもって登山家をサポートし続けてきた加茂卓也さんも登場します。

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photo by Shispare Exp. 2017

2018年7月19日 (木)

ヤマケイオンライン連載「雨の山を楽しむ」Vol.3

連載「雨の山を楽しむ」。第3回は、ザ・ノース・フェイス(TNF)の大坪岳人さんをインタビューし、TNFの主軸アイテムである「クライムライトジャケット」の開発についてお聞きしました。

2015年に日本で開発された、GORE-TEXのC-KNIT™。これを搭載したウエアは、TNFとmont-bellが先駆けで開発・販売しました。その記者会見でお会いしたのが初めてでしたが、昨夏は、雪倉岳が望める登山道でも行き交いました。

登山のウエア開発に関わり続け12年。テストを重ね、現場からのフィードバックを吸い上げ、試行錯誤を繰り返しながら作っていく、その過程、周囲の方々とのコミュニケーションの話が、興味深かったです。

インタビュー記事は、コチラからどうぞ。

*クライムライトジャケットは、マイクログリッドパッカー搭載です*

バックナンバー

Vol.2  GORE-TEXの歩みとフロントランナーとしての信頼性 → コチラ
Vol.1 横尾山荘:山田直さんインタビュー → コチラ


Vol.4は、約2週間後、どうぞお楽しみに。

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山と山のはざまで

白馬岳周辺でのガイド登山を終え、翌日の大菩薩でのロケに備えて。

北アルプス山麓で、一晩過ごす。
のんびりするわけにもいかず、ガイド仕事の後片付けと、翌日の仕事の準備をする合間に、焼きそばととれたての夏野菜という贅沢なご飯を作ってもらって、共に食べながら、互いの話を。

病床にあるそれぞれの母親のことなど。時間はどんどん流れ、いまは過去になっていく。
難しいこともたくさんあるけれど、迷っていても仕方がなく、次へ次へとステップを踏み出す。
そんな友人の姿をみて、清々しいなあと思ったり。

デッキに出て、夜風に当たっていると、空に三日月が浮かんでいた。
昨晩まで、テントサイトで参加者のみんなと仰いだ月。
ガイド中のあれこれを、思い起こした。

参加のある一人が、「私にとっては、誰(←ガイド)と登るのかが、重要なんです」と言うのを聞いて、ハッとした。

登山ガイドの仕事をしているなかで、いただいたよろこびのひとつは、顧客に恵まれ、彼らからたくさんのことを教わったり、いい思いをさせてもらったり、色んなことを分けてもらうことだ。
けれど、考えてみると、友達を作りたくて山に登るのではなく、山が好きで山に登りたく続けてきたなかで、仲間ができた、というのと同じように、ガイドの仕事をしたくガイドを続けるなかで、結果的に顧客に恵まれ、彼らといい関係を築けるようなった、ということなのかと思う。

「私にとって、どのガイドと登るのかが重要」、ハッとさせられた一言だった。
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2018年7月 4日 (水)

ヤマケイオンライン連載「雨の山を楽しむ」Vol2

ヤマケイオンライン連載「雨の山を楽しむ」Vol.2
GORE-TEXの歩みとフロントランナーとしての信頼

 
山に登る人であれば誰もが知っているGORE-TEX。防水・透湿・防風性を兼ね備えたメンブレンとして、パイオニアでありそしてフロントランナー。揺るぎない信頼を得てきた理由、そのひとつは厳格なテストやアスリートたちからの細かなフィードバックにある、という話です。どうぞ。
 
Vol.2 → コチラ
Vol.1 横尾山荘:山田直さんインタビュー → コチラ

Vol.3は、ふたたびインタビューを予定しています。
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    現在、MJリンクのサポーターやテントむし山旅プロジェクトbyAdventureDivasのガイドなどで活動しておりますが、このほかに個人ガイドをご希望の方は、下記「メール送信」をクリックの上、お問い合わせください。内容など、ご相談の上、実施したいと思います。

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