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2022年11月17日 (木)

南アルプスを未来につなぐ会

9月末に参加した「南アルプスを未来につなぐ会」主催の座談会の様子が、YouTubeにアップされました。
テーマは「南アルプスの魅力と未来を語る」。
座長は山極壽一さん。登壇は、山崎宏さん(NPOホールアース代表理事)、山本百合子さん(公財イオン環境財団専務理事・事務局長)と私です。
座談会の前に、パネラーがそれぞれの仕事や活動について15分で語っており、その様子もあります。
私は、この1年に書いた南アルプスの記事の一部を紹介しました。
南信州山岳文化伝統の会、甲斐駒ケ岳登拝、両俣小屋、光岳小屋のことです。
よかったら、ご覧ください。

仕事の紹介
https://www.youtube.com/watch?v=Q00xJSSQxLM
座談会
https://www.youtube.com/watch?v=bGZZhKGPEYI

南アルプスを未来につなぐ会が運営する「みんなの南アルプス」のチャンネルでは今後、いろんな企画があり、赤石岳避難小屋の小屋番を今シーズンで退いた榎田善行さんや後藤千恵子さん、「山と高原地図」でお馴染みの岸田明さんなどが登場する予定だそうです。楽しみです。
「みんなの南アルプス」をチェンネル登録いただくと、チェックしやすいです!ぜひ。
https://www.youtube.com/channel/UCh7kR6Zzc_e19iFnypxyzHw/featured

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2022年10月 8日 (土)

南アルプスを未来につなぐ会

静岡県庁からの眺め。
この日(9/26)は、写真左奥に見えるはずの赤石岳と聖岳は、雲の中でした。右に富士山がうっすら見えています。
南アルプスを未来につなぐ会」主催の座談会へ。
テーマは「南アルプスの魅力と未来を語る」。
座長は山極壽一さん。登壇は、山崎宏さん(NPOホールアース代表理事)、山本百合子さん(公財イオン環境財団専務理事・事務局長)と私。

山極さんは「南アルプスを未来につなぐ会」の会長でいらっしゃいます。
初めてお会いしたのは、前職で世界遺産条約批准と屋久島のリスト記載のために、屋久島に通っていた頃、宮之浦の自炊宿「晴耕雨読」で。最大の尊敬の念を込めて言うのですが、「なんて、しぐさがゴリラに似ているのだろう」が第一印象でした。
ボスと出張するときはホテルだったけれど、ほとんどは一人。色んな人が集まる晴耕雨読で、長井夫妻に沢山お世話になり、山極さんや霊長研の方々にお会いすることもありました。
その後、二度インタビューする機会がありました。

2020年4月に毎日新聞の連載「疫病と人間」で山極さんが、アフリカのゴリラ、チンパンジー社会とエボラの話を通して、コロナ社会とポストコロナについて書いていました。生物への愛が根底にある、ものすごく温かい科学者の目線で、救われる思いがしました。
いつか再会の機会があったら、お礼を述べたいと思ったほどでした。

私の登壇は、まったくの力不足でしたが、山極さんの智に触れることができ、貴重な機会でした。
南アルプスの山小屋の方々や静岡の登山関連の方々も聴きに来てくださり、話ができたことも、ありがたかったです。

静岡県主導の動きですが、この先、長野県、山梨県とも連動させていく展望のようで、素晴らしい人材がそろっているので、今後の活動が楽しみです。

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2020年12月12日 (土)

「withコロナの山の楽しみ方~team KOIメンバーが今年感じたこと」開催

先月25日、GORE-TEX Brand Japan様に企画いただいた「withコロナの山の楽しみかた~team KOIメンバーが今年感じたこと」について、たいへん多くの方々にご視聴いただきました。
ありがとうございました。
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私たちがこの夏と秋に、山を登り仕事をしてきたなかで、考えたことについて話す場になりました。また、team KOIを始めたきっかけやそれぞれが考える、登山の姿についても話しました。
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会のあと、今回の監督役の泰那さんと、留守番組だったメンバーも交えて(さすがに……クラスターを抑える日々で激務の利尻の悌ドクターは都合付かず)、次の企画の打ち合わせなどをしました。
コロナがきっかけとなって集まりましたが、それに限らず登山に関するいろんなことを、登山を愛する方々と、ともに考え行動していきたいと思っています。
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どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
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・team KOIのnoteを更新しました。 → コチラ
・座談会のアーカイブがご覧いただけます。→ コチラ
・当日いただいたご質問については、Twitterにて、お答えを差し上げたいと思います。 → コチラ

 

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ヤマナシヤマアソビフォーラム

11月21日、「ヤマナシヤマアソビフォーラム」@原宿に、team KOIで参加してきました。
新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みて、念には念を入れ、また残念ながら規模縮小して開催さていました。
そのため、山梨の山小屋や登山・山岳ガイドグループの方々の出展は見合わせになり、そんなこともあって……team KOIのブースが予定外に大きくなりましたが、私たちもミニトークは見合わせ、ポスターの配布をしました。
ポスターのクラウドファンディングにご支援くださった方々がお見えになって声をかけてくれたり、色んな山の話も出来ました。
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実際には、オープンエアのうえに午前中は強い風。「グローブを飛ばすな」というような山ヤの基本を守りながら、がんばりました。
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登山家の野口健さん×原田ひろたろうさん(渋谷区観光大使、おたふくわた九代目、青山キラー通り商店会会長、今回はMCを)と一緒にトークもしてきました。野口さんの富士山のお話をはじめとして、山梨県の山の魅力を話す時間。
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トークで話題に上がった鳩森八幡神社(渋谷区千駄ヶ谷)にある富士塚の写真も載せます。東京都最古の富士塚。
先日、原田さんと一緒に登ってきましたが、とても立派でした。
トークにいらっしゃった方々から、トーク後に訪れたと続々お便りいただいており、嬉しいです。
野口さんが紹介くださった、世田谷区のいちばん新しい富士塚というのも、興味深く、いつか訪れてみたいと思います。
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ご来場くださたった皆さん、ありがとうございました。
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「ヤマナシヤマアソビフォーラム」は、山梨県の山に遊びに行こうと、お誘いする趣旨であり、東京でのイベントに続いて、山梨県の山で遊ぶツアーが開催されています。明日開催の昇仙峡の御岳古道。
そして最後は、1月16-17日。夜叉神峠のスノーシュートレッキング、星空BBQ、そして芦安での蕎麦打ち体験。
夜叉神峠は、日本第二位の高峰・北岳から間ノ岳、農鳥岳へと連なる白峰三山などの展望が素晴らしい地。1月はきっと、空が澄み渡り、雪をまとった白い山々が輝いていることと思います。
詳細は→ コチラ
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そして「ヤマナシヤマアソビフォーラム」は、さっそく来年のアイディアを構築中のようです。これからも、山梨県のヤマアソビの魅了を発信していく、楽しい場になると思います。ぜひチェックを!

 

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2019年11月21日 (木)

竹内洋岳さん、アンカーとスポンサー契約記者会見

昨日は、プロ登山家竹内洋岳さんが、アンカージャパンの記者会見に登壇。スポンサー契約を締結。
今後、ヒマラヤという過酷な条件下でのアンカー製品使用のフィードバック、新製品開発へのアドバイスを担うなどの話がありました。
そして、「プロ登山家」として今後も歩んでいく所存を、私たちに示してくれた機会でもありました。

 

写真の最後の1枚は、同日夜、御徒町で行われた花谷泰広さん企画の会に竹内さんが登壇したもの。20年近く毎年途切れることなくインタビューし続けた先にある、慣れ親しんだ声。何度聞いても、彼の話は心にすっと入ってきて、そして心地よいのです。
そんな竹内さんの魅力については、近いうちに幾つか書かせてもらう予定です。

 

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2019年11月 9日 (土)

白馬山案内人組合創立100周年記念「山フェスタ」

10月6日、白馬山案内人組合創立100周年記念「山フェスタ」にて、山岳写真家菊池哲男さんが語る白馬の魅力、聞き手役で登壇しました。
登山者とはまた違った濃密な時間を山のなかで持ち続けてきたのだなあと、感慨深い話でした。
前日の「ハクバ」なのか「シロウマ」なのかのシンポジウム、写真家・中田寛也さんとライダーの皆さんのトークセッション、そして、唐松沢が氷河であることが確認された報告など、興味深い話が続々でした。

美味しい、地元の食べ物ブースやご縁あるメーカーさんたちのブースも並んでいて、賑やかでした。
入り口では3人の「明治・大正」「昭和初期」「令和元年」の登山者の姿が。

白馬山案内人組合創立は1919年、大正8年のこと。
そもそもスキーは競技やゲレンデだけでなく、登山の手段のひとつであり、山を楽しむひとつのツールでもある。
そのスキーとクライミングと山歩きと……あらゆる登山をオールラウンドに実践し、ガイドしてきた先達の血は、現役ガイドの皆さんにも受け継がれていると思います。
また、ガイド業だでなく、遭難救助、登山道整備なども代々受け継がれてきた、重要な仕事であることも、よくわかりました。
人の住む処と山が至近であり、そして幅広い登山が実践できる、貴重な場所。

100周年、おめでとうございます。

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2019年9月 7日 (土)

森林インストラクター養成講座

今年の「森林インストラクター養成講座」、佳境です。8月のの講義、私の担当は従来通り「山の安全」。
いつもより20代が多く、質問時間も活発でした。思わず笑っちゃう質問もあったけれど。
講座開始前に、寄ってきた人物にびっくり。某名門大学山岳部OB、私からしたら大先輩。

 

写真は、私の講義のひとつ前に行なわれた「ネイチャークラフト」のときの作品。楽しそう。

 

受講生たちは、野外活動概論、キャンプ技術、ネイチャークラフト、野外ゲーム、山の安全、救急・応急手当、自然保護、民俗学、話法、企画の立て方などの講義を机上、野外で学び、秋に4科目の一次試験へと。

 

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2018年6月25日 (月)

「ライフスタイルとしての山登りのすすめ」(花谷泰広)

10日ほど前のこと。

patagoniaアンバサダーが順繰りに繰り広げるスピーカーシリーズ、花谷泰広さんの「ライフスタイルとしての山登りのすすめ」へ行ってきた。


ヒマラヤキャンプ、七丈小屋経営、これらをツールとして今後、どのような「山」を登っていきたいか、という話。ここ数年ずっとぶれることなく、彼が突き進んでいる道について。

ポジティブな性格ゆえ、いつも明るく、順風満帆に見えるかもしれないが、本人は必死なのだと思う。あるいは、死にもの狂いとでも、言うか。


ヒマラヤキャンプの写真に、冬虫夏草採りが通ったカルカに向かう道中のものがあった。潤う緑の向こうに白いヒマルチュリとピーク29が連なる景色。メンバー達がヒマラヤの氷雪嶺を眺めている後姿が、シルエットになって写っていた。

BCを撤収し、アプローチする氷河を変えて、ハイキャンプに向かう途中の写真だそう。


この日は、ヒマラヤキャンプの次なるステージとして、老若男女誰もに向けたものを示していたが、その話の通り、一番若い聴衆はみどりちゃんだった。友人のお子さんで、小学生。

春にネパールのトレイルを歩いたばかりだから、「ネパール、おもしろかった?」と聞いたら、シェルパ語で1から10まで数えてくれた。お父さんが「ネパール語じゃなくてシェルパ語覚えちゃったんだ」と笑っていたけれど、シェルパ語は彼女になにか響くものがあったのかなあ、と想像。


色んな人に色んなインスピ―レーションがわきおこり、色んなきっかけになるのかなあと、そんな夜。

めったに弱音ははかないし、言い訳は絶対にしない。行動者は、いつでも潔い。


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2018年5月29日 (火)

森林インストラクター養成講習スタート

今年も、(一社)森林レクリエーション協会の仕事が始まった。
秋までかけて、森林インストラクターを志している方々に向けて、「山の安全」という内容で講習などを行なう。

高校山岳部顧問を務めている男性が、休憩時間に質問があると声をかけてきた。質問には答えたが、高校生を山に引率するというのが、どれだけ大変な任務かと考えると、自分自身も高校山岳部で先生に彼方此方連れて行ってもらった身としては、応援せずにはいられない気持ちになった。

かつてガイドに来てくださった方も受講していた。勉強をしていらっしゃるのだと。

今年は、私のコマのあとに、橋谷晃さんの「企画の立て方」という講習があり、久しぶりにお会いできた。
かつて一緒に本を書いたり、何度かインタビューさせてもらったけれど、ここ数年はご無沙汰していた。

「田部井さんのお別れ会のとき、見かけたけれど、あの日はたいへんだったものね。話しかけずに帰ってきたよ」とおっしゃっていた。
ひとしきり、田部井さんの話をしたあと、「実は僕、会ったことがなかったんだよ」と。
NHK教育テレビの登山関連の番組では、田部井さんが講師のときも、橋谷さんになっても、テキストは私が書いていたが、まるでバトンを受け取るかのように橋谷さんに引き継がれていったので、てっきり面識があるのだと思っていた。
ついで、ほかの方の話もしながら、「こんな狭い業界だから、いつか会えると思っていると会いそこねちゃうね。柏さんはちゃんと会いたい人には、会いに行った方がいいよ」と助言くださった。

会いたいとか、ここに書いた記事は、じつは心の底ではこの方に読んでもらいたかったんだ、だから手紙を書いてみようとか、そんなことを考えながら実行していないことは幾つかある。

2018年1月10日 (水)

トレイルランニングレースの救護体制についてスピーチ

先日、日本トレイルランナーズ協会主催の「トレイルランニングフォーラム2018」へ、午後だけ参加した。
会場で会う人会う人に、「どうしたの~?」「なんの取材~?」と言われたけれど、私自身に垣根はない、おなじフィールドを楽しむ者同士。
 
2本のシンポジウムの合間にあった、稲垣泰斗さん(救急救命医)によるショートスピーチ「トレイルランニングレースの救護体制について知っておきたいこと」が、とても印象的だった。
・そもそもトレイルランニングは安全ではない
・レースの救護体制は脆弱
・参加ランナーもレースの安全を確立する役を担っている
・傷病者発生の際には、最低限の正しい評価と情報伝達ができるようであってほしい
ことを、前提として話していた。
そして、レースを作る時点から「救護の視点」を組み込むことが重要であるとも。
 
ある意味、当然の内容にも感じるけれど、これまでの経験から痛感していることだと思うし、またレース現場でどのような体制を組んでいるか具体的な紹介もあり、興味深かった。
トレイルランナーや登山者が自分たちで山に行くときに使える手法もたくさんあった。
 
泰斗さんは、ウィルダネス メディカル アソシエーツ ジャパン(WMAJ)の医療アドバイザーを務めるなど、野外医療に詳しく、関心も強い方。改めてプロフィールを拝見したが、医療アドバイザー、救護班として関わったトレイルランニングのレースの数は、とても数えきれなかった。
 
スピーチ後、複数の方々が彼のところに集まり質問しているなかで、「自分たちが企画しているレースにも救護班として来てくれないか」という話が何度かあった。そのたびに、泰斗さんは、「まずは地域の病院や消防にかけあって、トレイルランニングや山が好きな医師を探してみては」、と答えていた。なるほど、彼らが日本全国のこと全部はできないし、こういった動きを広げていくという意味でも、それはいい答えだなあと思って、横で聞いていました。
 
写真は、奥山賢治さんからいただきました。
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