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2019年11月21日 (木)

竹内洋岳さん、アンカーとスポンサー契約記者会見

昨日は、プロ登山家竹内洋岳さんが、アンカージャパンの記者会見に登壇。スポンサー契約を締結。
今後、ヒマラヤという過酷な条件下でのアンカー製品使用のフィードバック、新製品開発へのアドバイスを担うなどの話がありました。
そして、「プロ登山家」として今後も歩んでいく所存を、私たちに示してくれた機会でもありました。

 

写真の最後の1枚は、同日夜、御徒町で行われた花谷泰広さん企画の会に竹内さんが登壇したもの。20年近く毎年途切れることなくインタビューし続けた先にある、慣れ親しんだ声。何度聞いても、彼の話は心にすっと入ってきて、そして心地よいのです。
そんな竹内さんの魅力については、近いうちに幾つか書かせてもらう予定です。

 

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2019年11月 6日 (水)

荒木健太郎さんインタビュー/雲を愛することが防災につながる

気象庁気象研究所研究官であり、雲研究者の荒木健太郎さんをインタビューしました。
『アウトドアで防災BOOK』(枻出版)に収録したものに加筆し、webにあります。

雲に関心をもつ、空を見上げることを、ひいては防災につなげたいというストーリー。
印象的だったのは、荒木さんが、雲を研究対象としてではなく、ほんとうに好きになった過程。山の世界でも、自分自身が本当に好きで登り続けている方は、面白い仕事をするなあと思います。
それと、シチズンサイエンス周辺の話。若い頃から自分の専門性を一般社会に還元することを考え続けてきた方。

インタビュー中に話が挙がった、2015年9月の鬼怒川決壊や2013年2月の関東の大雪のとき、自分がどこで何をしていたのか思い出した。
防災というのは、リキが入って敷居が高い。けれど、他人事ではない(というのを、台風15号で私も経験した)。
荒木さんのアイディアは、空を見上げる、空模様に興味をもつ、それはとても面白いこと、そしてやがて理解が深まり、防災・減災につなげて欲しいと。

インタビューは、8月末に筑波の研究所にて。研究室の窓から、筑波山が見え、空が大きく広がっていました。
荒木さんが気象監修した映画、『天気の子』に出てきたような雲もありました。

インタビュー記事は、コチラでご覧いただけます。

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2019年10月24日 (木)

白馬岳@わくわく山歩き

9/30の「わくわく山歩き」@毎日新聞は、白馬岳でした。
web版(有料)はこちら→ https://mainichi.jp/articles/20190930/ddm/014/070/018000c

白馬岳、白馬との関わり合いは、数知れず。
初めて登った北アルプスの山、高校1年生のとき。
稜線のテンバで台風をやり過ごすハメになり、気合入れて張り綱張ったけれど、夜、小屋の方に避難してほしいと言われ、気づくと周囲のテントはすべて撤収されていたこと。
春に夏に秋に、北から南から縦走したこと。
残雪の主稜、スキー。
テレビ撮影だったけれど、その後大切な友人になる萩原智子さん達と登ったときのこと。

今回は、栗原すずちゃんが作った「白馬岳新聞」の話を書いた。
誰に教わったのか、「白馬岳」の読み方、「ハクバダケ」とルビがふってある。
そして最後の「すずちゃんの登山アドバイス」が、まっこと感心する。

すずのお父さんとも、何度も登った。
ある年の9月、1週間ぐらい剱周辺でクライミングしたあと、仙人などを経由して、清水尾根を登ったこともあった。
二人とも若かったせいか、それほど長いとは感じず、疲れもせず大池へ向かった。

秋の白馬岳では、既に冬支度が始まっています。
この先、なかなか簡単には登らせてもらえなくなるけれど、白馬村から見上げる白馬三山のどんな姿が好きかも、書きました。
何度か眺めたことがある瞬間、とても硬質に輝くそのときどきのことは、とてもよく覚えています。

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ヅメさんの歌-テーブル登山

友人と、ヅメさんの歌を聴きに、山籟@裏高尾へ。
松籟のなか高校生活を送った身としては、「山籟」という店名に親しみあり。

「水割りと地図」をライブで聴くのは初めて。
「テーブル登山」という歌詞が気になったので、ライブ後、本人に尋ねてみた。
「机上登山」という言葉は、昔からある。机の上に地形図を広げ、登山を計画したり、夢描いたり、妄想したり。
故・西丸震哉さんは、明野にある緑に囲まれた家に住んでいた。著書『机上登山』を基にインタビューに伺ったことがある。
本著のなかに南会津の「黒谷川源流、丸山岳」があり、地形図を見るに、この源流に広がる土地は、秘境の別天地であり、昔の上高地のようなのではないか、というストーリー。
これを読んで、敷島さんと文ちゃんと、黒谷川を遡行した。リトル上高地のようなところに出て、そこで一晩を越した。別天地だった。

ヅメさんは、「机上登山」という言葉を知っていたわけではないけれど、同じことを「テーブル登山」とあらわしたのだ。
もちろん、彼が作った言葉。うーん、なかなかのセンスです。

ライブ後の宴では、久しぶりの色んな方々とたくさん話もできた。
北海道のエゾシカを使ったというジビエ料理はとても美味しく、一升瓶に入った日本のワイン(赤も白)は、しぼちゃんがお酌してくれるがままに、どんどん飲んだ。日本のグラッパというのもあって、いずれもとっても美味しかった!

高尾駅北口から小仏に向かうバスに乗って、蛇滝口バス停下車。高尾山の帰りに立ち寄れる素敵なカフェ「山籟」。
Instagram @sanrai.uratakao

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「覚えておきたい、ファーストエイドのこと」@『アウトドアひとり旅ガイドブック』

コラボしていました……!

『アウトドアひとり旅ガイドブック』の「覚えておきたい、ファーストエイドのこと」。
執筆は編集部ですが、ウィルダネス メディカル アソシエイツ ジャパン(WMAJ)と一緒に、記事作成に協力しました。

野外におけるファーストエイドは、災害時にも使えます。
救急車がすぐに来ない、医療機関に搬送するまでに劣悪な環境で過ごすことになるかもしれない、充分な資機材がないなどの条件が共通するから。
だから、WMAJでは「野外災害救急法」と呼んでいます。

もちろん登山をする人にも有用であり、登山技術・知識のひとつです。
今週は、台風15号の被害が残る千葉県の実家へ通っています。
台風後、数日間続いた停電のなかで、幼馴染やその家族たち(高齢の親御さんもいるし、乳幼児を抱えていることもある)がどうやって過ごしたか聞き、「野外災害救急法」というのは、誰もが知っていてよいものだ、と改めて思いました。

なかなか敷居が高いと思うかもしれませんが、以下には
・2時間コース(モンベル)
・2日間コース
・「誰でも使える緊急通報シート」のダウンロード
などの情報もあります。ぜひ、チェックを!
http://www.wildmed.jp/
https://www.facebook.com/WMA.JAPAN/

また、この記事について書かれているWMAJのfacebook投稿も、記事と併せてご一読いただくと、理解が深まると思います。
ぜひご覧ください。→コチラ
なお、写真は、WMAJのfacebookより戴きました。

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2019年6月26日 (水)

旅に連れて行きたい本3冊@『ランドネ』

現在発売中の『ランドネ』(枻出版)に、一人旅に携えたい本を3冊紹介しました。

 

『風の瞑想ヒマラヤ』(根深誠)
書くことを生業にする意味と覚悟、書くという行為について、最初に教えてもらった根深誠さんの著作。
旅先で友人を見送るのは難しい……そんなとき、いつもこの本のあるシーンを思い出します。
雑誌には、入手しやすく旅に携帯しやすい中公文庫の書影を載せましたが、立風書房の単行本(↓)を見つけることができたら、ぜひ手に取ってみてください。故・田村義也氏の装丁が味わい深いです。

*「旅立ちの見送り」

 

『日の名残り』(カズオ・イシグロ)
私にとってカズオ・イシグロの一冊目、15年以上前にチョ・オユーABCで読みました。
ラサを出るとき、親しくなった中国人の友人が、「記念になにか欲しい」と言い出し、汗まみれになった毛糸の帽子を指すので、それだけでは忍びないと思い、日本語は読まないだろうに、この本を差し出しました。
良質な小説が、旅には必要だと思います。
私がなぜ、カズオ・イシグロを好きか、書いてみました。

 

『ゴリラの森に暮らす』(山極寿一)
山極寿一・京都大学学長が40代で書いた本です。
山極さんの生き方や研究者としての姿勢に大いに感化され、それは旅へのインスピレーションにもなりました。
ご本人に失礼承知で、率直なこと、書かせてもらいました。
最近は電子書籍で持ち歩く人も増え、それは便利だけれど、最大の弱みは旅先で友人と本の交換ができないこと、旅先に本を置いてくることができないこと。ちょっと、楽しみが減ります。

 

ランドネの読者の平均年齢は34歳、男女比は4:6程度だそうですが、今回の文章、それ以外の方々にも読んでもらいたいです。
50代男性とか、10代女性とか、どなたにでも。

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続きを読む "旅に連れて行きたい本3冊@『ランドネ』" »

2019年6月 9日 (日)

甲斐駒ヶ岳@毎日新聞

本日の「わくわく山歩き」@毎日新聞は、甲斐駒ヶ岳です。
よかったら、ご覧ください。

6/5-6と、梅雨入り前の最後の晴れの日に、黒戸尾根を登ってきました。久しぶりに山頂まで。
3週間前と比すると、ツツジやオウレンが終わりかけ、ミネザクラやコイワカガミが綺麗でした。
9合目近くに差しかかると、なんとなく夏山の匂いがしてきて、つぎの季節が始まる予感がしました。
色んな心持ちのときがありますが、黒戸尾根は、いつ登っても、心が鎮まります。

この連載、自分とその山の関わりあいも含めたエッセイを書いていますが、甲斐駒ヶ岳については、黒戸尾根の清々しさを書きたいと思いました。

今日も先ほど、笹子トンネルを抜けました。松本行きのあずさ。もちろんD席です。
梅雨空、ざんねんながら、甲斐駒ヶ岳の姿はありません。

cf*小屋番の夏ひる飯

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2019年5月17日 (金)

会津駒ケ岳@5/13毎日新聞

5月13日の「わくわく山歩き」@毎日新聞は、会津駒ケ岳でした。
webでもご覧いただけます(有料)。
https://mainichi.jp/articles/20190513/ddm/014/070/019000c

 

繰り返し登りたいと思う山に出会えるというのは、「仕合せ」です。何度も通って、少しずつ見えてくるものがあり、それがしあわせです。

 

新聞は、多くの方々が読んでいるので、思いがけないところから、「読んでます」と声をかけてもらいます。
親戚や13年前に亡くなった山仲間の義父母さま、ありがたいことだな、と思います。

 

ところで、来月の会津駒ケ岳ガイドツアー、山小屋の事情などあり急きょ日程を変更しました。そのため、満員御礼から残席多に。
6/29-30 滝野登山口→会津駒ケ岳(駒の小屋素泊まり)→縦走してキリンテへ下山。残雪と新緑が山に躍動感をもたらせてくれる、美しい季節です。
ご興味のある方、ご一報を!

 

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2019年3月30日 (土)

『みんなの山道具』

現在発売中の『みんなの山道具』(枻出版)。
自分自身の道具部屋の紹介と、夏のテント泊縦走で使う装備紹介などについて、書きました。
装備は、「山業界の達人たちがソロ装備を」という設定ですが、単独で山を登る機会はそう多くはないので、昨夏の仙塩尾根縦走ガイドのときのものを基準にしてあります。
装備を前面に打ち出した本に対して、失礼承知で言えば、装備ばかりを強調する風潮は好みません。記事に書きましたが、「〇〇のシュラフでは寒くて眠れなかったから、◇◇にしてみようと思う」と言われると、ときどき違和感があります。装備だけで解決できることではないので。


ほかのページに掲載されている方々の道具部屋をみてびっくり。とてもキレイでオシャレでした。
私の部屋は、まったくお恥ずかしい散らかり具合ですが、20年以上前に知り合った友人の小竹将通くんが作ってくれた部屋です。
マサとどんな会話をして作ったかなども、書きました。ありがとう。

 

写真は、道具部屋の入口に飾ってある水谷章人さんの作品です。
取材では、水谷さんの脚モチをしていたというカメラマンさんが撮ってくださいました。
https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/peaks-b-482478/

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2019年3月16日 (土)

フィッツロイ報告会へ

今井晋さん舟生大悟さんが、札幌で「Patagonia遠征報告」をやるというので、マイルもあったし、弾丸行ってきた。

昨年12月のFitz Roy Supercanaletaほか3本のクライミングについて、写真を交えたトーク。
脂がのっていてイケイケの33歳・大悟くんと、酸いも甘いも嚙み分けたベテラン47歳・晋さん。

 

この遠征がどうやって始まったか、それぞれから聞いていた話と、この日のふたりの話が符合し、とてもよかった。大の大人たちがこうやって自分をプッシュするから、カッコいいんだなあって思う。
ふたりのホームでの開催でもあり、会場は和気藹々としていて温かい雰囲気だった。

 

ほんとうに、 行ってよかった。

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