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2021年9月 6日 (月)

北アルプス・笠ヶ岳@わくわく山歩き

今日の毎日新聞朝刊「わくわく山歩き」は、北アルプス南部に位置する岐阜県の最高峰、笠ヶ岳です(長野県との境にある奥穂高岳の方が標高は高いですが、県境を除いたところの県内の山となると、笠ヶ岳)。
掲載の写真は、前回紹介した薬師岳と笠ヶ岳を眺めることができる天国のような場所から。
よかったら、キオスクやコンビニでお買い求めください。
webはコチラです(有料)。→コチラ

 

笠ヶ岳の山の姿について書きましたが、笠ヶ岳からの眺めも素晴らしいです。蒲田川の向こうにそびえる北穂高岳からは、初氷の便りもありました。季節が進んでいきます。

 

文中にある「プロフィル」。毎日新聞ではこのように表記すると、校正・校閲部からアカが入りました。
「プロフィール」「プロファイル」を使ってきたけれど、「プロフィル」は初めての経験です。

 

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2021年7月26日 (月)

これからの山小屋泊@ランドネ

『ランドネ』(7/20発売)の特集は、「これからの山小屋泊」。前を向いたタイトルです。
3本記事を書きました。
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ⅰ)
1年の歳月を経て、今年開山した富士山のこと。太子館と元祖七合目には、開山前後のお忙しい時に話を聞かせてもらいました。
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ⅱ)
team KOIで始めた山小屋訪問2年目の様子を書きました。
私たちの活動について、そして1年ぶりに訪れたオーレン小屋が、見違えるほど元気になり、前進していたことなど。
昨夏に下山した先代のおやじさんも、再び山に上がってくるようになったそうです。脈々と受け継がれるオーレン小屋の物語をぜひ読んでいただきたいです。
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ⅲ)
山小屋訪問の中心人物、医師の稲垣泰斗さんに監修してもらい、「これからの山で登山者ができること」。泰斗さんの助言により、シーン別のコロナ対策、これまでの知見を基にしたポイントを、わかりやすく紹介できたと思います。
どうぞ、参考にしてください。
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山小屋訪問から学ぶことは、たくさんあります。
本文に書いたことなので、詳しくここに書きませんが、山小屋の事業者とともに、医師を含むteam KOIのメンバーと、感染予防対策の落としどころを探る作業には、たくさんの発見があります。
かねてから、事業者、登山者、さらには山岳関係団体、地元住民、行政、学術などの専門家が力を合わせた取り組みこそが重要と考えていたので、小規模な取り組みであろうが、このような機会を与えてもらっていることに感謝しています。
それは、10年近く前に知った北海道の山守隊の活動も大きなヒントになっています。この春に山守隊の下條さんに、そんなことをお礼かねてお話しました。

 

私たちの訪問を受け入れてくださっている皆さん、あらためましてありがとうございます。

 

*ランドネ 
*太子館 
*元祖七合目 
*オーレン小屋  
*team KOI 
*稲垣泰斗  + 

 

 

2021年6月16日 (水)

『あの人の山道具』

本日発売の『あの人の山道具』(男の隠れ家別冊)で、ご紹介いただきました。
掲載誌が届きページをめくったら、15人全員友人先輩・今日も明日もご一緒する仕事仲間だったという……なんと。SNSでタグ付けしちゃいたくなるような。

 

ほかに、登山SHOPやブランドのスタッフ達の愛用品もありました。
よかったら、どうぞご覧ください。

 

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2021年4月16日 (金)

21年ぶりのインタビュー

昨日、21年ぶりに雨宮節さんをインタビューした。東京雲稜会であり、イエティ同人の雨宮さん。
雨宮さんにインタビューを、と思い立ったのは、『日本登山体系』を読み直していたときのことだった。
長い年月が経ち、こうやってまたご一緒できたことが、なによりも嬉しかった。
21年前、雨宮さんがチョ•オユーにスキーを持って向かうというその前に、インタビューした記事を今朝やっと見つけて、読み直しインタビューに臨んだ。

 

この日、雨宮さんのあとは、初対面の林恭子さんをインタビューした。

 

先月は、インタビューに限ればこれまた20年ぶりぐらいである、友人の柴崎佳苗さんと脇坂麻衣子さんを。
初回は佳苗ちゃんと麻衣ちゃんと3人で。各々の飲み物を持ってzoomの前に集合。まるで、飲み会のようだった。私達を知っている方々であれば、その様子が目に浮かび、笑うと思う。後日、ふたりそれぞれを再度インタビューした。

 

執筆先も内容もそれぞれだし、雨宮さん、林さん、佳苗ちゃんに麻衣ちゃん、年代も志した山もそれぞれだけれど、 4人が全く同じ話をしたことが印象的だった。
それは、富山の登山家である酒井秀光さんが、ある結婚式で述べた祝辞「幸せは求めるものではなく、感じるもの」にも、通ずること。
こんなことがあるから、この仕事がやめられない。

 

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2021年4月 1日 (木)

ヤマケイ新書『ドキュメント 山小屋とコロナ禍』 お詫びと訂正

先々月発売になった『ドキュメント 山小屋とコロナ禍』に、team KOIと私個人で50ページ以上書いております。
年明けに見本が届いてすぐに気づいたことですが、修正依頼をした箇所のなかに、正されていないところが多数ありました。
版元に問い合わせ、その経緯などは説明を受けましたが、まるまる1章修正がされていないこともあり、合計70ヶ所ほどに及びます。

3ヶ月もかかりましたが、本日、山と溪谷社のwebに「お詫びと訂正」が掲載されました。
http://www.yamakei.co.jp/products/2820510680.html

冒頭に「主な訂正箇所を、以下に列記します」とありますが、これ以外の間違いが重要ではないということは、まったくなく、どれも関係者および読者の皆さんにたいへん失礼なことです。
また、数が多く、とても読みづらいです。

書き手としても非常に悔しく、痛恨の書籍になりました。
関係の皆さんへのお詫びは、年明けから重ねておりますが、読者の皆さんにも大変心苦しく、お詫び申し上げます。


なお、上記の件が未解決だったため、本ブログでは本書の紹介をひかえておりました。
以下で、紹介しております。
facebook(本日から全体公開) →コチラ
team KOI note →コチラ

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2021年3月25日 (木)

川原真由美さん個展@title

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イラストレーターの川原真由美さんが、昨年上梓した『山とあめ玉と絵具箱』の原画を中心に個展を開催しています。
とっても素敵でした。


 


本著を手にしたとき、鮮やかな山吹色の表紙と淡いタッチの絵に惹かれて読み始めたのですが、なかなか体力あって硬質な文章。それは彼女の人生経験がなせることなのかな、と思いました。


 


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文中にも出てくるのですが、川原さんはRCCの中村勝郎さんの姪っ子さん。叔父のことは一介の山好きと認識していて、数年前に山を始めてから、「藤木久三さんって、あの叔父の友人の藤木さん?」って思ったぐらいのようです。


 


今回の展示は、裏銀座、常念山脈、高山植物、山をモチーフにした抽象的な絵など。
なかなか、生々しい絵もあり、それを『山とあめ玉と絵具箱』などというキュートなタイトルの書籍に収めた理由を聞き、共感しました。


 


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会場には、本棚もあって、ご自身が持ってきた本(ボックスの中→RCC会報の中村さんが描く概念図が美しかった)や、お気に入りの本を販売中です(ココ、本屋さんなので)。
販売の本が載っている棚は、なんとご自宅の本棚を外して持ってきて取り付けたと。なんて可愛らしい方なんだろう。


 


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私は、山村正光さんの『車窓の旅 中央線から見える山』を購入しました。
生前、山村さんをインタビューする機会に恵まれ、彼の著書は幾つか手元にあるのだけれど、文庫本化されこの表紙! 買わずにいられないでしょう。横位置の写真を縦に使うのも斬新な装丁。
どこから撮ったものか書いていないけれど、山村さんがいちばんお好きだった甲斐駒ヶ岳は、日野春からの眺め。


 


ところで、絵描きはこうやって原画を売り、一人の人の手元に届けるわけだけれど。
売文者は、一人の人のために文章を書き、届けることってあるのかなあ。それは、手紙なのか……とわけのわからないことを考えながら、帰ってきました。


 


4/5まで、東京・荻窪「title」
https://www.title-books.com/event/8679

2021年3月24日 (水)

『清冽 茨木のり子の肖像』(後藤正治著)@ランドネ

現在発売中の『ランドネ』5月号は、特集「バックパックを背負ってテントに泊る」です。
山の夜、テントの中のひとりの時間に読みたい本のコーナーに、『清冽 茨木のり子の肖像』(後藤正治著)について書きました。

ランドネ読者の平均値とあらゆるところでかけ離れている自覚があるため、あらかじめ「茨木のり子、堀文子、石垣りんあたりでいこうと思うのだが」と編集担当の佐藤泰那さんに話したところ、「茨木のり子と堀文子は私も山に持っていきます」と。

当たり前のことではありますが、私より前の世代から読み継がれている詩文は、世代を超えて伝わっていくのだなと、改めて思いました。

ほかに、
奇二正彦さんの『宇宙船とカヌー』(ケネス・ブラウワー著/芦沢高志訳)
池田圭さんの『河童の三平』(水木しげる著)
真田緑さんの『旅をする木』(星野道夫著)
があります。どれも、素晴らしいエッセイでした。

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2021年3月23日 (火)

頚城山塊・焼山@毎日新聞

3/22の「わくわく山歩き」@毎日新聞は、頚城山塊の焼山でした。
webでもご覧いただけます(有料)。
https://mainichi.jp/articles/20210322/ddm/013/070/029000c

焼山は、冬から春にかけて、スキーを使って登り滑ったことしかありません。
青葉の季節も気持ちよいだろうなあと想像しながらも、今回は、山スキーの話を書きました。

繰り返し焼山に一緒に登った友人が、私たちの山行を「嶽参り」と言った話も。

雪がつくと、麓の糸魚川市街から眺めてもひときわ存在感があり、静けさがあり独特の山容のこのあたりの山が大好きです。

ところで新聞記事なので、ある程度一般の方々向けに書くのですが。スキーを使った登山のこと、なんて表現するか。
・山スキー
・ツアースキー
・バックカントリースキー
など幾つかの言葉がありますが、どれを使うかとfacebookで友人達に尋ねたところ、同業のライター仲間が「スキーツーリング」と。
なるほど!ヨーロッパでよく使われる言葉ですが、彼が使うとしっくりきます。
私が使いこなせるかは、別の問題としても、ツーリングという言葉は一般の方でもイメージしやすいかもしれません。
スキーは走らせてナンボなので、「歩くスキー」という言葉には私自身は違和感があり、軽快さがイメージできるような言葉遣いがよいかもしれません。
前述のライター仲間も、私も、バックカントリースキーという言葉はなかなか使いません。その理由についても、少しお喋りしました。

この連載の大まかな年間予定を立てていますが、この先新型コロナウイルスの感染状況によっては山に行き辛い時期もあるだろうし、どんな山を取り上げるのがよいのか、どんなストーリーに仕立てたらよいのか、今日デスクと少し話をしました。

今日、コロナが原因となり孤立する女性が増えたこと、その支援の内容などが報道されました。
自分自身もけっして楽なわけではないけれど、こういう報道を読むとせつなくなります。
せめて、朝、新聞を広げた人が清々しい気持ちになれるよう、少しでも明るい気持ちになれるような記事を書きたいと思います。

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2021年3月15日 (月)

天岩戸神社に登山家が集う@『山と溪谷』4月号

『山と溪谷』4月号「天岩戸神社に登山家が集う」(P126~)

昨年、宮崎県高千穂町の天岩戸神社のご神体、天岩戸にしめ縄を張る神事が行われました。
集まったのは、竹内洋岳さん、天野和明さん、廣田勇介さん。
なぜ、天岩戸にしめ縄を張ることになったのか。また神話以来誰も立ち入ったことのない神域にどうやってしめ縄を張ったのか。
そこには、皆さんのこれまでの登山の経験と知見がありました。
そして、この神事はこのあとも続いていきます。
今回は、そんなお話です。

カラー4ページにわたって写真を提供してくれたのは、廣田さん。
トップに載せた天岩戸にしめ縄がかかった写真をはじめ、どれも廣田さんだからこそ撮影できたものばかりの貴重な写真です。
ぜひ、ご覧ください。

なお、竹内さんのプロフィールに誤りがあります。
誤)ハニーコーポレーション所属
正)ハニーコミュニケーションズ所属
お詫びして、訂正します。

写真は先日の戸隠山。
天岩戸をふさいだ岩の塊は、天照大神が天岩戸から姿を現したとき、手力男命によって遠く離れた戸隠へと放り投げられたと言われています。

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2021年3月12日 (金)

アルピニズムを継ぐ人々-横山勝丘さん+佐藤裕介さん

「アルピニズムを継ぐ人々」最終回は、横山勝丘さんと佐藤裕介さんです。

 

「アルピニズム」という言葉について考えたことはない、と明言した40代のクライマー。
といえども、ジャンボさんはかつて「30の質問」で、アルピニズムについて応えています。

 

2年前のフィッツ・トラバース後、ときどきは一緒に登ったり話したりするふたりでありますが、長時間にわたって対面して話したのは、初めてのようです(友人同士がインタビューや座談会のようには話しませんよね、普段は)。

 

記事には二人の言葉を書いていますが、話を聞き私自身が感じたこと考えたことは、ものすごく沢山あります。
ジャンボさんは、8年近く前のインタビューや座談の内容をよく覚えてくれていました。裕介さんをインタビューしたのは、初めてです。こうやって話を聞けたのは仕合せであり、時間の流れのなかで、大袈裟ではなくまさに人生を感じました。
そしてそれは、久しぶりに会ったふたりの顔つきにも表れていたなあって思います。

 

インタビューの間に、しばしばふたりの仲間達の名前が沢山上がりました。いまはこの世にいない友人達も。
彼らの名前をひとりひとり挙げることはひかえますが、同じ時を生き、共に山に登り、刺激を与えあい、まさに歓びも悔しさも共有した仲間達のことを、大切に語っていたのも印象的でした。

 

毎回ハンコを彫って似顔絵を添えてくれたのは、あまのさくやさん。彼女の作品が励みとなり、最終回にたどり着きました。
筆者ポートレートを撮ってくださったのは黒田誠さん。アルピニズム本場シャモニのビアホールにて。
ありがとうございました。

 

ぜひ、ご覧下さい。
https://yamahack.com/book/m04_07

 

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