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2017年12月 7日 (木)

「15年目、4度目の夏」シスパーレ北東壁初登攀-平出和也+中島健郎

『ROCK&SNOW』078号に「15年目、4度目の夏」と題し、平出和也さんと中島健郎さんのシスパーレ北東壁初登攀について書きました。
 
この夏、日本人クライマー達が残したカラコルムでの一連の登攀についてまとめた企画のなかにあり、ベアトリス東壁やK7西峰南西稜初登について、当人たちが書いた力強い文章を読むと、自分の力不足を感じます。
15年前に、平出さんがたたみ一畳分の手作り地図を携えてカラコルムを旅したときから、このストーリーは始まっており、この歳月にあった出来事を織り込みながら書きました。
 
なお、写真クレジットについて「中島健郎」とありますが、ふたりが撮影したもので「シスパーレ登山隊2017」になります。お詫びして訂正いたします。
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2017年11月 2日 (木)

Fred Beckeyの死

アメリカのクライマー、Fred Beckeyが亡くなった。
クライミングメディア一斉に配信し、著名なクライマー達がfacebookに追悼の意を書いた。
けれどほかの仕事に没頭していて、私はそれにはまったく気づかなかった。
 
31日の深夜、成都の友人からの連絡で知った。
彼は、Fredの写真や動画を、いま整理しているところだと言っていた。
写真の多くは、私も見せてもらっていたから、新しいものはなかったけれど、送ってくれた動画は初めて見るものがほとんどだった。
フレッド・ベッキーのことを知ったのは、成都の親しい友人兄弟から教えてもらったのが最初。
高齢になっても、毎年のように四川の山に登りにきており、そのたびに、友人兄弟の旅行会社を使っていたので、色んなエピソードも聞かせてもらった。
四川の山に傾倒しているクライマーかと思いきや、帰国後調べてみたら、まさにアメリカの登攀史の生き字引、彼こそが歴史そのものというような経歴の人だった。
 
いつかフレッドに会ってみたい。それは、彼の生きてきた道のりを聞くだけでなく、生涯登り続けるその姿を見てみたかったのもある。
成都ではいつも入れ違いで会えなかった。
でも、会うのは成都でなくてもよいのかもしれない、と思い始めた。
彼の真骨頂はやはり、北米大陸にあるのだし。
シアトルなど彼の自宅近くでインタビューすることはできないのだろうかと色いろ考えていた矢先、ある知りあいのクライマーが、「じゃ、僕が通訳しますよ」とかって出てくれた。
 
けれど、いつでも会えると思うのは大きな間違いであり、会いたい人にはそう思ったときに会いに行くべきなのだと、あらためて思った。
 
生き字引という言葉は、なんかしっくりこない。
歴史そのもの、彼を知るということは、アメリカの登山史を知ることなのではないかと思う。
 
生涯クライマーであり続けたフレッドを偲んで、読むのはやっぱり『100 Favorite Norht Ameriacn Climbs』。
このなかから、私もいつか目指せるルートが出てくるかな。
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2017年10月28日 (土)

クライミングジムの雰囲気

グータッチとかハイタッチとか苦手だし、週末に行くとトラックの渋滞にあって駐車場に入るのも難しい。このあいだなんて、後ろのトラックの兄ちゃんがわざわざ下りてきて、あーせい、こーせい、あーやってこの渋滞を抜け出せなど教えてくれたけれど。
けれど、ルートの設定が面白くて、やっぱりまた、行っちゃう。
 
昨晩行ったジムは、今月二度目だけど、それは多分10年ぶりぐらいのところ。レトロな雰囲気がちょっと安心して、そして常連のお兄さんが、5手目からどうにも壁から剥がれていく私に、優しくアドバイス。
 
自宅近くのジムは昼と夜では雰囲気がちがって、やっぱり昼間の方が行きやすい。
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2017年10月25日 (水)

取材ノート

山など野外で取材する場合は、コクヨの測量野帳を使う。登山者で利用している人も多いと思うが、表紙がしっかりしているので、立ったママでもどこでもメモできる点も便利。SKECTCH BOOKという方眼のものが、いかようにメモしても方眼がジャマにならないので好き。
 
街での取材や打ち合わせで使うノートは、とくに決めていないけれど、一冊にしている。複数の仕事が並行して進んでいるが、どんな内容の取材も打ち合わせも、すべて同じ一冊に書く。アタマから順にメモしていく。だから、Aの取材の次にページにBの打ち合わせが入り、その次にまたAの取材に戻ったりもする。
けれど、ページのアタマに、メモする内容を書くのであまり混乱しない。たとえば、「ヤマケイ/船窪小屋」とか色ペンを使って大きくタイトルのように書く。ときには付箋もつけてインディックスのようにするので、複数の内容が一冊に収まっていても、なにがどこにあるかは、だいたいわかる。
一冊にしておいた方が、整理しやすい点もあるし、どんな時もその一冊をもっていけばよいという点も簡単でよい。
 
長い取材や、ひとつの取材について大人数の方にインタビューする場合は、専用の一冊を作ることもある。それ以外にも、ちょっと気が向いたときや、とくに理由がなくとも、専用を作ることもある。
 
去年使っていた”須弥山”取材の一冊。レナン・オズタークのイラストを表紙に貼ってみた。もちろん、レナンたちが登ったメルーが描かれているもの。
ちょうど半分ぐらい使用したまま、机のいちばん上の引き出しに眠っていたが、今月からまったく別の山の取材に使っている。
Mr. Meruと私が呼んでいたクライマーは、12
年目4度目の登山で登頂する。
いま取材中のべつのクライマーに2月の雪山で会ったとき、今回の計画を聞き、「彼は12年目4度目だったけれど、10年目の4度目になりそうだね」って話したら、笑っていた。
裏表紙に、もうひとつの山の写真でも貼ろうかな、この取材手帳。
 
思いがけず時間ができて、もう少しじっくり取材したり、読んだり、書いたりできることは、ほんとうによかった。
けれど、今週は1度ぐらい山に行きたい。晴れの日をつかめるか。平日休みの人をつかめれば秋のクライミング、いなければちょっと雪の載った高い山へ。
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