野村良太さん、植村直己冒険賞受賞記者会見
先日、2022「植村直己冒険賞」記者会見がありました。
受賞は、野村良太さんの「北海道分水嶺積雪期単独縦断」(2022/2/26~4/29)
着想は『北の分水嶺を歩く』(工藤英一著)。
これまで、単独・パーティ問わず成功したものはなかった。
山小屋4ヶ所に食糧デポ。前年に続き2度目のトライ。
ライターは基本、おっかけなので、会いたい人、書きたい人がいれば出向きます。野村さんのことは、2021年のトライのころから読んでいたけれど、お会いしたのは初めてでした。
スピーチも質疑応答も明瞭で、聡明な人という印象。
それは、ご自身の意思や行動がシンプルでぶれないことにも由来しているのかも。
偉大な登山家、冒険家は皆賢いと思いますが、野村さんもとてもポテンシャルの高い方でした。身体ががっちりしていて大きいのも、ひとつの資質。
普段このような場であまり質問しないけれど、今日は口火を切ってみました。
1)63日間、670㎞を歩く中で、山域ごとの自然の移り変わり、季節の移り変わりをどのように感じていたか。
→これぞ長い縦走の醍醐味だと思いますので。
2)途中、車道に下りる箇所があるけれど、いかにモチベーションを保ち続けたか。
会えてよかったです。
追記*
受賞前夜に、日本山岳会北海道支部主催の野村さんの講演会@札幌がありました。
録画がYouTubeに載りましたので、ぜひぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=1jvHW68EVWk
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