19days to 彼女たちの山_内野麻衣子さん+渡邉佳苗さん
【19days to 彼女たちの山】
テーマ別に書いた第2章には、「大学山岳部」があります。「わざわざ大学山岳部を取材?」って思う方もいるかもしれませんが、大学山岳部というのは色んな意味でひとつの文化だと思っています(話すと長くなるので割愛💦)。
.
今回、平成期に大学山岳部で過ごした女性たち40人がアンケートにご協力くださいました。ありがとうございます。
私自身、昭和の終わりに大学山岳部に入り、平成初期に卒業しました。アンケートの声は、「わかる、わかる」って首がちぎれそうなぐらいうなづいて共感するものもあれば、そんなことを考え感じていたのかと、切なくなるものもありました。
.
写真は、内野(現:𦚰坂)麻衣子さん(学習院山岳部主将)と、渡邉(現:柴崎)佳苗さん(早稲田大学山岳部主将)。
同じ時期に大学山岳部で過ごしたふたりは、大親友でありソウルメイト。
私が、ふたりと初めて会ったのは、四半世紀ほどは前。彼女たちが学生の頃です。以来、ずっとお付き合いが続いています。
麻衣ちゃんは、山岳雑誌や書籍の編集者だった時代もあり、そんなお付き合いもあり。佳苗ちゃんとも色々あったなー。MJリンクのサポーターに誘ったら、快く引き受けてくれて。赤岳鉱泉手前の台地で佳苗ちゃんチームが休んでいるところで、田部井さんが「いい人を紹介してくれて、ありがとう」と耳打ちしてくれました。
.
今回の取材は、最初は3人でzoom。まるで飲み会のように和気あいあい進みました。その後にもう一度一人ずつ取材をお願いしました。
あらためて二人の話を聞き、私は彼女たちと友人であることをとても誇りに思いました。
わずか20歳ほどのときに、とても聡明な判断と行動をします。部員たちを率いる中で(学習院は女性部員だけになり、早稲田は佳苗ちゃんのほかは全員男性)、強がらず、自分を大きく見せず、ありのままを受け入れ、そして立派にリーダーシップをとっていきます。
.
SNS投稿には、「どんな写真を載せてもいいよー」と言ってくれた太っ腹で寛容なふたり。当時も今もめんこいふたりを見てください。
.
『彼女たちの山 平成の時代、女性はどう山を登ったか』(山と溪谷社 3/14発売)
→コチラをご覧ください。
« 20Days to 彼女たちの山_柿崎サラさん | トップページ | 18days to t彼女たちの山_高井野乃子さん »
« 20Days to 彼女たちの山_柿崎サラさん | トップページ | 18days to t彼女たちの山_高井野乃子さん »
コメント