アルピニズムを継ぐ人々-横山勝丘さん+佐藤裕介さん
「アルピニズムを継ぐ人々」最終回は、横山勝丘さんと佐藤裕介さんです。
「アルピニズム」という言葉について考えたことはない、と明言した40代のクライマー。
といえども、ジャンボさんはかつて「30の質問」で、アルピニズムについて応えています。
2年前のフィッツ・トラバース後、ときどきは一緒に登ったり話したりするふたりでありますが、長時間にわたって対面して話したのは、初めてのようです(友人同士がインタビューや座談会のようには話しませんよね、普段は)。
記事には二人の言葉を書いていますが、話を聞き私自身が感じたこと考えたことは、ものすごく沢山あります。
ジャンボさんは、8年近く前のインタビューや座談の内容をよく覚えてくれていました。裕介さんをインタビューしたのは、初めてです。こうやって話を聞けたのは仕合せであり、時間の流れのなかで、大袈裟ではなくまさに人生を感じました。
そしてそれは、久しぶりに会ったふたりの顔つきにも表れていたなあって思います。
インタビューの間に、しばしばふたりの仲間達の名前が沢山上がりました。いまはこの世にいない友人達も。
彼らの名前をひとりひとり挙げることはひかえますが、同じ時を生き、共に山に登り、刺激を与えあい、まさに歓びも悔しさも共有した仲間達のことを、大切に語っていたのも印象的でした。
毎回ハンコを彫って似顔絵を添えてくれたのは、あまのさくやさん。彼女の作品が励みとなり、最終回にたどり着きました。
筆者ポートレートを撮ってくださったのは黒田誠さん。アルピニズム本場シャモニのビアホールにて。
ありがとうございました。
ぜひ、ご覧下さい。
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