『清冽 茨木のり子の肖像』(後藤正治著)@ランドネ
現在発売中の『ランドネ』5月号は、特集「バックパックを背負ってテントに泊る」です。
山の夜、テントの中のひとりの時間に読みたい本のコーナーに、『清冽 茨木のり子の肖像』(後藤正治著)について書きました。
ランドネ読者の平均値とあらゆるところでかけ離れている自覚があるため、あらかじめ「茨木のり子、堀文子、石垣りんあたりでいこうと思うのだが」と編集担当の佐藤泰那さんに話したところ、「茨木のり子と堀文子は私も山に持っていきます」と。
当たり前のことではありますが、私より前の世代から読み継がれている詩文は、世代を超えて伝わっていくのだなと、改めて思いました。
ほかに、
奇二正彦さんの『宇宙船とカヌー』(ケネス・ブラウワー著/芦沢高志訳)
池田圭さんの『河童の三平』(水木しげる著)
真田緑さんの『旅をする木』(星野道夫著)
があります。どれも、素晴らしいエッセイでした。
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