村越真さん(読図)+猪熊隆之さん(観天望気)のアタマの中を解剖@ランドネ
1/23発売の『ランドネ』に2本の記事。
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・「村越センセイの地図読みSTORY」
日本のオリエンテーリング競技の第一人者であり、現在はスポーツ心理学や認知学を専門とした静岡大学教授の村越真さんと箱根の明神ヶ岳を歩き、村越さんが地形図を読みながら、なにを考え、地形図や地形のどんな点に着眼し、歩を進めているのか、村越さんのアタマの中を書くことを試みました。
写真は、先を行く村越さんを追っているところです。
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・「猪熊センセイの山岳気象STORY」
山岳地域を専門とした気象予報士であり、ヤマテン代表の猪熊隆之 さんが冬の北横岳を登るとき、空模様や風、気温から何を感じて、どんな判断をしてくのか、猪熊さんのアタマの中を書くことを試みました。
想定した天気図は、日本列島が高気圧に覆われている→二つ玉低気圧→冬型へと流れるものです。登山は高気圧に覆われているところから始まります。
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今回の記事は、編集担当の佐藤泰那さんが、井上ひさしが伊能忠敬を描いた『四千万歩の男』からヒントを得て立案したものです。
井上ひさしみたいには書けなかったのですが……。
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青空の写真は、1/21朝に白馬村で撮ったものです。
朝、クルマを運転して山に向かう途中、窓からみる村の木という木がすべてキラキラ光っていました。
枝が氷に包まれていて、それがほんの少しとけ始めたのかぬるっとした質感で光っていたのです。
あんまりにきれいで、思わず1枚(写真に表せていないけれど)。
前日から高気圧が日本列島を覆っていて晴れ。
気温(最低/最高)は、20日が-6.1/2.3℃、21日が-6.7/5.8℃でした。
21日は八方尾根は風が強かったけれど、北面の沢に入ったら風はなかったです。
そんなことは覚えているのですが、このキラキラ、どんな経緯でできたのか、考えてみようと思います。
ものすごいキラキラでした。
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