インスタライブ from 白馬山荘、北穂高岳山頂
仕事仲間の佐藤泰那さんが、「もっと気軽に山の上から中継をつないでみたい」と。
その心は、山に登らず街や麓で仕事をしている日に、山の上の空気を皆に届けたいというようなものだったのかなあと思っています。
まずは、やってみよう!と、10月に2回つないでみました。
10月14日 白馬山荘前から
登山ガイドの渡辺佐智さんと。
一緒に登山をしていた、平日女子スキー部の友人達(朝日小屋管理人・清水ゆかりさん、ことりうむ主宰/登山ガイド・酒井敬子さん、冒険小屋主宰/登山ガイド・高月弘子さん、体力娘部員のふっしー)や、白馬山荘副支配人の奥田裕之さんもご登場くださいました。
小屋閉め間近のころで、この日の宿泊は私たち以外に数人。
初日は、蓮華温泉から白馬大池を経由しては白馬山荘へ。
翌日は、三国境を越えて北アルプス主稜線を北上したのち、鉱山道から蓮華温泉へ。
振り返ると、この時が私にとっては、このシーズン最後の北アルプスの秋。
まさに錦色に染まる山肌を縫うように歩く2日間は、とっても幸せでした。
景色も最高だし、いつもの気の置けない仲間たちと歩けたことも最高でした。
インスタライブをした時間帯は、外が霧に覆われ真っ白になっていたため、山荘のフロントからお話しました。
花も凍るような日でした。
アーカイブはコチラ。
10月19日 北穂高岳山頂から
前々日に降雪があり、積雪期のルートである北穂沢を選んで登った、その翌日にインスタライブを。
小さな取材は何度も、その間に2シーズン、小屋明けから小屋閉めまで毎月通って取材し、連載をした北穂高小屋にあがってきました。
ほかならぬ「今年の」北穂高小屋に、最後の最後であがり、当主の小山義秀さんや支配人の足立敏文さん、そして従業員の皆さんに会ってきました。
長年かけて作った関係は、なにものにもかえがたいものであり、ほんとうに感謝しています。
その関係は変わっていないようであり、実は少しずつ変容しています。意図したものではなく。
インスタライブは、北穂高小屋オフィシャルのものではなく、私から。
周囲の様子など。
展望を映したかったのですが、うまくでいなかったうえに鏡写しになるために、違和感ありありです。
(近々、この2回の反省会をします)
私は、この翌日に、主に無雪期に使う南稜から下山。
上りも下りも、足立さん曰く「どっちを使っても難しいコンディションだったね」と。
初冬のとてもデリケートな状態でした。
北穂高小屋は、24日泊まで営業後、数日間かけて小屋閉め作業をし、皆さん下山しました。
また、来シーズンに。
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