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2020年9月

2020年9月30日 (水)

近藤謙司さん@ランドネ

発売中の『ランドネ』11月号。
山に関わる仕事をする50人が登場です。
おふたりインタビューしました。

二人目は、国際山岳ガイドの近藤謙司さん。
好きなように思う存分書いてよいということだったので、そのように書かせていただきました。
謙司さんが、どんな山岳ガイドであるのか。
そして、いまの謙司さんが生まれたのには、どんな背景があるのか。山岳ガイド・近藤謙司が生まれたのには、ふたつの奇跡があったと、私は考えています。

人は誰でも唯一無二の存在であり、存在価値がある。
それにしても、謙司さんがいない世界があるとしたら、それは全く違う風景だと思うし、もし謙司さんがいない登山社会があったとしたら、それは今のようにはなっていなかったのではないかと考えます。
謙司さんがいたからこそ、私たちが見ることができた景色があるのだと、思うのです。

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2020年9月28日 (月)

森山憲一さん@ランドネ>バトルインタビューの末に

発売中の『ランドネ』11月号
山に関わる仕事をする50人が登場です。
おふたりインタビューしました。

一人目は、同い年で同業の森山憲一さん
森山さんはかつて、ヤマケイ→枻出版に勤務する版元編集者であり、かれこれ20年以上の付き合いになります。
私の担当編集者であり、そしていまは同業者。
その間、ホントいろんなコトがありました。書籍や雑誌ができる舞台裏を、読者の皆さんに話す必要はないと思いますが、いばらの道も、とんでもなく大変だったことも。
けれど今となっては、笑い飛ばせるコトばかりであり、しみじみ思いだすコトもあり、兎にも角にも、森山さんには感謝しています。
そして、これからも頑張ってもらわなければならんと思っています。もちろん、私も。

なお、「バトルインタビュー」と私は呼んでいましたが、今回は互いにインタビューし合い、森山さんは私のことを書いてくれました。
わかっていたことですが、双方に共通点があると思っています。小さなことから根幹に関わることまで。
そして、バトルインタビューでわかったことは、(今回については)インタビューの仕方が、ふたりは全く違ったことです。
森山さん、私をインタビューしている際に、ものすごくよくご自分のコトを話します。
「うん、うん」と聞きながら、森山さんをインタビューしている気にもなっていましたが、自分について話すことによって、自分を理解してもらい、インタビュイーの心を開くという作用もあるのかなって、あとあと思いました。

ふたりの記事の背景には、共通の仕事仲間である須藤ナオミさんの写真が。ナオミちゃん、ありがとうございます。

もうひとりの同い年ライターであるドビー山本(山本晃市)さんは、望月将悟さんについて書いています。
じつは、レイアウト見本ということで、森山さんの原稿を書く前に、ドビーさんの原稿を読んでいました。
ああ、こうやって書き手の思いを溢れさせてよいのかと、ホッとして、森山さんの原稿に取り組みました。
ドビーさんによる望月さんの記事、最後の3行がものすごくよいです。ぜひ、こちらも。

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2020年9月20日 (日)

アルピニズムを継ぐ人々-ラインホルト・メスナー@YAMAHACK

「アルピニズムを継ぐ人々」、第3回はラインホルト・メスナーです。
毎回、ハンコを使ったイラストを添えてくれるのは、あまのさくやさん。今回の原稿をどんな話で締めくくるか、彼女に話していなかったのですが、メスナーの首元には、チベット由来のメノウのネックレスを描いてくれました。写真などを集め、彼が好んで身に着けていることを知ったのだと思います。
原稿の最後に、後年のメスナーがチベットを旅している話を書くことは決めてあったので、あまのさんからハンコが出来上がったと連絡をもらったときは、嬉しかったです。
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四川省の西部を旅していると、たびたび、メスナーの話に出会いました。
リータンのゴンパではラマが、「メスナーがここに、これを見に来た」と雪男の毛皮(とされているもの)を奥から出してきて、話したことを憶えています。
峠を越えると一気に草原が広がり、リータンに入っていきます。標高4000m余りのとても美しい町。
ゴンパは、裏に山をかかえていて、まさにここにお寺を建てるでしょうというような納得いく場所でした。
ダライ・ラマ3世が建てたこのゴンパは、5世の代に大きくなります。またリータンは、7世や10世が生まれた土地。6世が「「私は遠くへは行かない、リタンを回って戻ってくるから」と言ったとされており、7世が誕生。
そんな神々しい土地でした。
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このリータンから、南下してダオチェンに入っていくと、6000m峰が多数あり、その山々を回るように峠越えをして歩くだけでも面白かったです(写真)。
このあたりには、幾つも、メスナーの足跡がありました。
最後に旅したのは、2003年。いまはどうなっているのかなあと、時々思います。
https://yamahack.com/book/m04_03
https://twitter.com/sakuhanjyo?s=20

Yahamack

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平出+中島ペア、ピオレドール受賞@ヤマケイと、ピオレドールイベントへ

同じく本日発売『山と溪谷』10月号トップニュース。
平出和也さんと中島健郎さんのピオレドール受賞について。
昨年夏ラカポシ南壁初登攀。登攀の内容は、中島さんがロクスノ85号に書いています。
今回は一人ずつの短いインタビューでしたが、それでもふたりに対して新鮮な発見が幾つもありました。
15年以上にもわたって、ふたりが変容していく様子を見せてもらい、繰り返し書かせてもらえることには、感謝しかありません。
まだまだ書かせてもらいたいこと、見せてもらいたいものがあります。
これまで築いてきた関係を大切に、書き手も精進します。
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さて、今回のピオレドール、チャムラン北西壁初登攀(マルク・ホレチュク+ズデニュク・ハーク)、テンギラギタウ西壁初登攀、リンクサール初登頂と、日本人と縁のある山が並びました。
チャムランは、今井健司さん、一村文隆さんの魂がある山。受賞のふたりは、平出+中島ペアもよく知るクライマーです。
テンギラギタウ西壁は、各国のクライマーが挑んだと思いますが、日本からも、花谷泰広さん+鈴木啓紀さん、そして高柳傑さんら。
リンクサールは1979年、なんと40年前に立正大学チームが初めて試登した山です。
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そして昨日、新しくオープンした石井スポーツ宇都宮駅前店のイベントへ行ってきました。
中島さんと、かつてカランカ北壁でピオレドールを受賞し、今回でピオレドールの審査員をつとめるのが2度目の天野和明さんのトークイベント。
ふたりそれぞれから、リアルな声を聞くことができ、とっても面白かったです。
ふたりとも、ふり幅のあるクライマーであり、山岳カメラマンであり、山岳ガイド。

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連載「平成を登った女性たち-山ガール」@ヤマケイ

9/15発売の『山と溪谷』10月号、隔月連載「平成を登った女性たち」は、山ガールです。
かなり苦手分野です。
山ガールブームがなんだったのか、どこにあったのか。
山ガールブームがどこからやってきて、登山の社会にどんなことをもたらしたのか。
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今回は、山ガールブームのアイコンと呼ばれる方々ではなく、裏方で活躍されていた方々ー編集者の小林百合子さん、佐藤泰那さん、LaLaさかいや店長を務めた山岸裕子さん、それから100名山ブームと山ガールブームをテレビから展開した佐藤耕至さんらに登場いただきました。
佐藤さんは、いぶし銀のヤマオトコ。田部井政伸・淳子夫妻を迎えて、安達太良山のロケをご一緒したとき、地下足袋でいらっしゃったことを憶えています。山ガールブームに関わりながら、そのギャップが鮮やかな編集者です。

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2020年9月14日 (月)

書評『剱岳ー線の記』@秋田魁新報

「秋田魁(さきがけ)新報」9/12の書評欄に、探検家・髙橋大輔さんの新著『剱岳—線の記』について書きました。
1907(明治40)年の測量隊が、「初登頂」と剱岳の頂きにたどり着いたとき、鉄剣と錫杖頭が発見されました。つまり、それ以前に剱岳の山頂に立った者がいたわけで、それはいったい、いつ誰が、どのようなルートでどうやって、なぜ剱岳山頂に納めたのか、髙橋さんは探ります。
その探る旅を描いたのが、本書です。
クライマーにとって、一生かかっても登りつくすことができないであろう、そして通い続けるであろう剱岳に、髙橋さんは別の視点で通い続けます。
書評の紙面は、webでは読むことができませんが、髙橋さんの著書を、是非どうぞ。

髙橋大輔さん
https://dt.exblog.jp/
https://www.facebook.com/tankenka
https://www.facebook.com/MILLET.jp/posts/3563298337034395

『剱岳-線の記』朝日新聞出版(1700円+税)
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22117

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