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2020年5月

2020年5月16日 (土)

平成を登った女性たち/田部井淳子さん@山と溪谷6月号

現在発売中の『山と溪谷』6月号「平成を登った女性たち」(隔月連載)は、田部井淳子さんについて書きました。
(なお、この記事はアマゾンプライムでも読むことができます)平成元年、田部井さんは50歳です。
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田部井さんを喪ったあとの吉田三菜子さん(秘書役)の一言が、天晴れです。
私自身はまだそんな気持ちになれてないどうしようもなく中途半端な人間なんだなと思いました。
だから、いまでも田部井さんの取材をしたりインタビューをされると、涙が止まらなくなるときがある。
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ただ最近思うのは、田部井さんが育ててくださった世界中に散らばっている私たちが、めぐり逢い、有機的な結びつきを作っていることです。それを天から眺めて、喜んでくれたり、笑い転げたりしていることと、思います。

田部井さんのリーダーシップを語りたく、昭和女子大理事長・総長の坂東眞理子さんと山田淳さんにインタビューしました。
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もっとも大切な女性をひとり、インタビューできないまま記事を書きました。書籍にするときに、お願いすることになっています。
後半に、夫・政伸さんの言葉を長く紹介しました。

 

今日は、田部井淳子さんがエベレストに登頂した日です。

 

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2020年5月13日 (水)

山小屋の厨房、朝の「上を向いて歩こう」

facebookの思い出機能に、友人のライブに行った話と、彼が歌う「上を向いて歩こう」のことが出てきた。

一緒にライブをする友人に音合わせに送った「上を向いて歩こう」の音源ファイル。
それを、同じ山小屋で働くもうひとりの友人が、朝の山小屋の仕事を終え、ほっと一息ついた朝の、時間と時間の隙間に聞いるのだと。
山小屋の朝は早起きだ。登山者が出発する前に起きて、朝食の準備を始め、登山者を送り出してから自分たちの朝食をとり、厨房で皿洗いをする。
つぎの仕事はたいがい、山小屋の掃除だけれど、その前にちょっとした静かな時間が訪れる。「〇時から仕事を始めようか」という呼びかけがあったり、誰がどこを掃除するかあみだくじが引かれたり。
つぎの仕事までの時間は、ふっとおとずれた時間と時間の隙間にある、ときが止まった瞬間のような、ほかの時間とは隔絶された静けさがある。

「柏さんも聴いて。絶対泣いちゃうよ」と、そんな朝の隙間時間に聞かせてくれた。
聴いてみると、泣けてくる声だったけれど、朝から泣いているという彼女のことの方が気になった。
「清志郎の声みたい」ともいうので、山小屋の手伝いを終えて下山してから、YouTubeで清志郎の歌う「上を向いて歩こう」がないか探してみたら、清志郎と甲本ヒロトが歌うそれがあった。清志郎も甲本も好きだけれど、こればっかりは友人の歌う「上を向いて歩こう」がいいな、って思った。

そんな話を、彼らと今日も朝早くから。
ちょうど今日は、山小屋に会いに行く約束の日だった。
会いに行けないことは、こんなにも淋しいんだなあと、朝からまたみんなでしんみり。

山は、清々しい場所であってほしい。

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