« 2019年8月 | トップページ | 2019年10月 »

2019年9月

2019年9月 7日 (土)

ガイドツアー/大日縦走

先の週末は、大日縦走でした。室堂から入り、称名滝に下山。
ガイドツアー参加者3人に、なんと大日小屋と所縁深いスペシャル参加者も。

 

学生の頃、剱沢で夏の定着合宿をしたときは、休養日は奥大日岳往復でした。けれどその先は歩いたことがない。剱岳が少しずつ角度を変えながらずっと姿を見せ、称名廊下が見下ろせ、天狗平からガキ田、弥陀ヶ原へと続く溶岩台地が広がり、彼方には北アルプスの秀峰たち。そんな眺めが、地形図から容易に想像できるこの稜線、歩かずにはいられません。
展望がある日で、よかった。

 

私を含む5人の、この稜線を歩きたいという動機はそれぞれだけれど、楽しいチームになりました。

 

憧れの大日小屋でも、たいへんお世話になりました。従業員の仁平さんと小屋の主人でありギタービルダーの杉田健司さんのギターの音が甘く切なかったです。杉田さんが歌ったギターパンダの歌詞や、まるで厨房の扉を舞台袖に見立てたような登場には、笑ったけれど、それすらせつなくなるような音楽でした。

 

下山後のドライブは、杉田さんのギターを使っている伍々慧を聴きながら。

 

70758270_10218064726463386_4240191688288

 

69815414_10218064726223380_5841282095246

 

70325122_10218064726703392_3809490014203

 

69899928_10218064728743443_4205822835999

 

69844381_10218064729343458_7962480951416

 

Img_0972

旅に連れて行きたい本@アウトドアひとり旅BOOK(枻出版)

『アウトドアひとり旅BOOK』(枻出版)の「旅のおともに連れていきたい本」に、3冊紹介しました。『ランドネ』既出記事の再掲載。
・風の瞑想ヒマラヤ(根深誠、中公文庫)
・ゴリラの森に暮らす(山極寿一、NTT出版)
・日の名残り(カズオイシグロ、早川書房)

 

旅の本質が描かれている『風の瞑想ヒマラヤ』を読んで、何を心得たか、最後の2行に書いてみました。
山極寿一さんの何を尊敬しているのか、書いてみました。
大ファンのカズオ・イシグロの小説への思いを、ノーベル賞受賞プレスリリースを越える意気込みで、書いてみました。

 

ほか、3人の方々が愛読書を紹介しています。
お隣ページの神田めぐみさん(イラストレーター)が、辺見庸の『もの食う人々』を紹介。彼女の文章によると、初版は25年前だそう。初版で買い、面白くて面白くて読み進めたこと、思い出しました。

 

69408936_10218055847601420_2562512436666

徳本峠@毎日新聞

本日の「わくわく山歩き」@毎日新聞は、徳本峠です。
web版はこちら→ https://mainichi.jp/articles/20190902/ddm/014/070/014000c

 

初めて徳本峠に登ったのは、幼馴染のさっちゃんと、晩秋の頃でした。
島々から上高地へと峠越えするのも、上高地から入ってゆったり登るのも、また普段は通り過ぎてしまいがちな上高地のアチコチ(穂高神社、ビジターセンター、上高地温泉、大正池周辺の散策)などと組み合わせるのも、あるいは蝶ヶ岳へと中村新道を登るのも、みないいコースです。
涼しくなるこれからの季節は歩きやすく、そして秋の色づきも美しいです。

 

69640654_10218044391795032_3733713313494

山岳医療パトロール@黒戸尾根

8/17~18に、日本登山医学会メンバーとして、黒戸尾根の山岳医療パトロールに参加。
今年から、非医療従事者や非会員も参加しています。
一昨年、このパトロールが始動したときに同行取材して以来、一緒に動きました。パトにご協力くださっている七丈小屋を手伝っているときに、パトの方々と一緒になることも多く、近くで活動を見ていましたが。
実際の活動を通して、登山者たちと話すことによって、得るものは多く、勉強になりました。

 

ご関心ある方、ぜひHPをご覧ください。
https://jsmmedme.org/

 

*今回は、早朝始動だったので、朝はお弁当に。8合目で優しい酢飯のお稲荷さんをいただきました。お弁当包み紙はお持ち帰り。

 

68815009_10217934591050082_6638303222224

 

68641204_10217934591330089_1930529740184

 

69386695_10217934591210086_3689703672670

 

68742382_10217934594610171_3734851265079

 

「今年のエベレスト事情からみるこれからのヒマラヤ登山」@『山と溪谷』9月号

8/15発売『山と溪谷』9月号には、6ページにわたって「今年のエベレスト事情からみるこれからのヒマラヤ登山」を書きました。

 

頂稜にびっしりと登山者が詰まり列をなした5月22日の写真、目にした方も多いと思います。たしかにこれが8848mの超高所「デスゾーン」だと思うと、強烈ですが、当たらずとも遠からずなことは、これまでもありました。なにゆえ、今年こんな状態になったのかも、簡単に説明しました。
またこの状況は、今後大きく変わることはないだろうと考えるし、同じようなことはほかの8000m峰やヒマラヤの山々にも見られます。

 

先日の山の日、天気がよい山域が多かったため、メジャールートは混んでいたと言われました。けれど、日付や時間をちょっとずらしたり、なにかに示されたコースではなく、自分でラインを考えたり、少し外していけば、それほど混雑を感じず、快適に登山ができます。
人が多いというだけで、リスクは増す。それは、連休も富士山も、エベレストも同じようなことなのではないかと思います。

 

短時間で書き上げることになり、クリアにできなかった面も多々ありますが、信頼する担当編集者のおかげで、なんとか誌面になりました。
ご覧ください。

 

68882533_10217903455391710_5380046716969

北アルプス1泊2日山旅@『PEAKS』

8/15発売の『PEAKS』9月号は、日本各地の1泊2日の山旅コースご案内。私に出されたお題は北アルプスだったので、こんな眺めの2本を書きました。
今月号の「Because it is there」は、真打登場ですね。
そして『PEAKS』は、迷うことなく毎号、「道なき道のケルン」から読みます。今回の書き出しは、「甲論乙駁。喧々囂々。」

 

 

68857120_10217903363349409_4769377129974

 

68440854_10217903246146479_1817129649948

ロンドン・ジャングル@Tara Books

インド・Tara Booksの『ロンドン・ジャングル』(バッジュ・シャーム)、日本語訳刊行(三輪舎)。
『つなみ』に続いてスラニー・京子さんが手がけたもの。以前京子さんが、「この本こそ訳したかった」と話していたが、内容は想像以上のものだった。

 

表紙の絵は、ロンドンのビックベンとバッジュ・シャームが住む村のニワトリを重ね合わせたようなイメージのゴンド画。
ゴンド人で絵描きである彼が、ロンドンへ行く話。ゴンド人という確かなフレームをもって、ロンドンをみたそのひとつひとつが描かれていて、本質的な旅に迫るような内容でもあった。

 

先日、野外医療の仕事仲間たちと酒を酌み交わしたとき、私たちが敬愛するDr.DJ(野外医療の世界的第一人者)の話になった。DJは、「野外医療」というフレームをもって、世界を周っている人。
自分のフレームがあるとき、世界がこんなにもクリアに見えるんだって、思わせるような本だったし、人間の可能性や聡明さが表れていた。
繰り返し読みたい、宝物の本。

 

68557212_10217900903367911_5011558941247

森林インストラクター養成講座

今年の「森林インストラクター養成講座」、佳境です。8月のの講義、私の担当は従来通り「山の安全」。
いつもより20代が多く、質問時間も活発でした。思わず笑っちゃう質問もあったけれど。
講座開始前に、寄ってきた人物にびっくり。某名門大学山岳部OB、私からしたら大先輩。

 

写真は、私の講義のひとつ前に行なわれた「ネイチャークラフト」のときの作品。楽しそう。

 

受講生たちは、野外活動概論、キャンプ技術、ネイチャークラフト、野外ゲーム、山の安全、救急・応急手当、自然保護、民俗学、話法、企画の立て方などの講義を机上、野外で学び、秋に4科目の一次試験へと。

 

68274623_10217900735443713_2016664153959

« 2019年8月 | トップページ | 2019年10月 »

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Information

  • ✾登山ガイドについて✾
    現在、MJリンクのサポーターなどで活動しておりますが、このほかに個人ガイドをご希望の方は、下記「メール送信」をクリックの上、お問い合わせください。2019年6~11月のガイドカレンダーをお送りします。ほか、オーダーメイドも承っておりますので行き先や内容など、ご相談ください。

Magazines