北穂高岳と北穂高小屋@毎日新聞
本日の「わくわく山歩き」@毎日新聞は、北穂高岳です。
よかったら、コンビニ、キオスクでぜひ。
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たまらなく好きな山・北穂高岳と、古巣である北穂高小屋について書きました。
北穂に通った時間のなかで、眺めたたくさんの景色のことも。
雪が詰まった北穂沢、夏道が開くと南稜、同行を得たときは東稜から(その方が早いし、写真)から通うことが多かったです。
最後に書いた、北穂高小屋二代目主人・小山義秀さんの言葉は、随分前のものだけれど、北穂で過ごした時間と、彼方此方から北穂を眺めたときの思いと共に、ずっと私の心の中にあります。
義秀さんの言葉、ぜひ読んでいただきたいです。
また、記事に書いた「なべさん(渡辺幸雄さん)の岩」がどこにあるか、横尾谷を歩きながら、見つけていただけると嬉しいです。
なんと、若い頃に書いた拙い文章が、webに残っていました。
支配人の足立敏文さんに、滝谷で遊んでもらったときの話。
コチラ→ *文字化けがあったら、リロードしてみてください。
20年近く前になりますが、北穂高小屋と私は、あくまで取材を受ける側とする側という関係でした。
小屋開けから小屋締めまで2年間通い、それこそ命にかかわる濃密な時間を共有しながらも、私は敢えて距離を保っていました。
取材相手に近づきすぎてはいけない。
連載が終わってから、私はオカシイほど、北穂に登るタイミングを逸しました。どう付き合っていいのかわからなくなった。
それでもことあるごとに登っていたあるとき、義秀さんに「理由がなくても登るのが山でしょ」と、足立さんに「少なくとも年1回は来るように」と言われ、泣きそうになりました。
山と小屋に会いたいときに、会いにいっていいのかなって素直に思えるようになったのは、連載が終わって10年ほど経ってから。
そんな長い時間、思いやりを与え続けてくれた北穂高小屋に心のそこから感謝しています。
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