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2018年5月 6日 (日)

「山への情熱 音楽への愛」

「山への情熱 音楽への愛」は、花岡ユリ子さんが毎日のように綴っているブログのタイトル。
まさに文字通り、山への情熱を持ち続け、音楽を愛し続けているこの方と、お会いする機会があった。
花岡さんとは、ずっと前に、ある山岳ガイドさんのパーティでご挨拶した程度で、話をしたことがなかった。
 
しかし、とっても大切な接点があることも、なんとなくわかっていた。
山の仲間に音楽好きはいる。ジャンル問わず、いろんな音楽好きの友人がいる。
 音楽の仲間に、山が好きな人も、少しはいる。昔のオケの仲間が、私のキナバルツアーに参加してくれたこともあった。スキー好きもいるし、オケの夏合宿ではいつも、遠い山並みを眺めては、山の話をしたりもした。
 
けれど、花岡さんほど、山と音楽の趣味が合致する方は、そうそういらっしゃらない。
北穂高小屋のよっちゃん以来の出会いだ。
 
登山は、若い頃に始めたのを、50歳を機に再開。山岳ガイドの方々についていらっしゃるが、その出会いがまた素晴らしく、そして山岳ガイドとの付き合い方、ガイドと登る楽しみや醍醐味のようなものを教えていただいた。
 
音楽については、私がむかし在籍したアマオケは、花岡さんとも深いご縁があったのだ。
ある習志野の中学校オケがムジークフェラインザールで演奏する機会を得たときのことを、私は話でしか知らない。当時のウィーンフィルのフルート主席奏者は、トリップさんだった。トリップさんがバス停で、私たちのオケのフルート奏者の先輩の三つ編みを、ちょこんと引っ張ったことは、忘れられないストーリーとして、語り継がれていた。
 
そのとき、花岡さんはお腹に赤ちゃんがいて、ウィーン遠征には行けなかったのだという。
数年前、初めてウィーンへ行き、音楽の名所を各地観光したことや、なによりもムジークフェラインザールでウィーンフィルの演奏を聴いたこと、お仲間の方々が演奏した話は、興奮するような内容だった。
若い頃、行くことができなくても、何年もの歳月を経て、チャンスは巡ってくるのだなあと思った。
 
私が、当時のメンバーからの室内楽の誘いに、なかなか重い腰が上がらない話をすると、笑っていた。
アマチュアなんだから、もっと気を楽にして楽しめばよいのだけれど。
アマオケにいた当時は、ものすごい練習量だった。私は必死についていった記憶があった。演奏レベルを維持するには、人の何倍も練習しなければならなかった。
仲間のなかには、その後プロになった者も多い。そういった彼らと演奏するのに、気軽には向かえないのだ。
けれど、よくよく考えたら、必死に練習していたのは、私だけではないのかもしれない。自分だけが下手くそで、必死だったように思い込んでいるのかもしれない、と、花岡さんの笑顔を見て、思った。
 
「私も、ヨーロッパツアーは、聴く係よ。みんなは演奏しに行くんだけれどね」とも言って、また笑っていた。
私も、仲間の演奏を聴くのは、ものすごく好きなので、花岡さんのお気持ちもわかる。
 
ポジティブで明るくて、オープンマインド。
そんな方は、息長く、山も音楽も楽しめるのだなあ。
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