稜線の風と破断面
一昨日夜のこと。
「明日、アーリーモーニングやるね」と、夕食の鍋を囲みながら、スマホで情報キャッチ。
八方のスキー場が、朝6時40分からリフトを動かすというのだ。
それならば早く寝なければ、とそそくさと寝床へ。
明けた早朝はまだ寒くて、白馬三山がピンク色に染まるのを眺めながら、クルマを名木山の駐車場へ走らせた。
今日午後、村外からクルマで戻ってくると、山は見渡せたが、稜線の風が強そうだった。雪煙が上がっているところもあったし、上空の雲の流れも速い。
天気図が示していることではあるが、こうやって実際にみると、その程度がわかる。
いつもの窓から山々を眺めると、大きな破断面があることに気づいた。麓から稜線近くの破断面が確認できるのだから、範囲が大きいだけでなく、高さもあるのだろう。大きな山に大規模な雪崩のあと。
「いつ雪崩たのかなあ?」とつぶやくと、横で「朝からあったよ」と。
写真の1枚でも撮っておくべきだったとは、あとで気づいたこと。
こんな風に麓に暮らして、山の天気の移り変わりを五感で知ることができるのは、ほんとうにいいな。
東京の自宅に戻ると、とたんと山と距離ができてしまう。
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