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2017年11月 1日 (水)

渋谷の雑踏にて二題

打ち合わせに向かおうと、地下鉄の渋谷駅から地上にあがる階段を上がっていると、友人のクライマーの姿を見つけた。私は上って、彼は下っているところ。声をかけると、「あれー、すっごい偶然」と。今日彼が渋谷で仕事をすることは知っていたけれど、駅だけで幾つもあり、ものすごい人込み。まさか会うことなんて考えもしていなかった。
でも、大都市である東京で、こういう偶然ってときどきある。
「ちょうど連絡しようと思っていたんですよ」、と次の仕事の打ち合わせを、軽く立ち話。
 
数年前のことになるが、棺を前にして、「彼女、俺のコトなんて言っていた?」と聞かれ、「そうだねえ、ゴミ出しの日にゴミを出さないと言っていたよ」と、なんと身も蓋もないことが思い浮かんで、そう言ってしまった。ほんとうはもっとあったのに、まったく気がきかない自分が嫌になった。
 
 
そんなことを、彼に会う度に思い出す。
 
その後、今日の打ち合わせの相手であるもうひとりのクライマーと待ち合わせているカフェへ向かった。
ひとしきり、仕事の話が終わった頃、彼の妻が2月に生まれた娘を連れて現れた。
夫婦ともども友人。そうなると、話はもっとフランクになる。「柏さん、いったい元気だったの」とダイレクトに聞かれたり。
 
さすがカメラマン、私が彼らの娘を抱く姿を、たとえiPhoneであっても上手く撮ってくれる。
昨晩、写真をLINEで送ってくれ、たまげた。ホント、上手い。
さっそく友達に見せたが、どうみても、おばさんが甥や姪を抱くというよりも、もはや孫を抱く姿に、我ながら見えてきた。
そういえば、友人のカメラマンも、「スミコおばちゃんに抱っこしてもらいな~」と言っていたし、それを私もフツーに聞いていた。もうちょっと若ければ、「お姉さんでしょ」とツッコむかもしれないけれど。
そんな歳なんだと思ったり。でも、孫には早いな。孫と姪のあいだ。

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