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2017年11月15日 (水)

森嶋一也写真展 "moroccan FOLKLORE"

友人に誘われて、森嶋一也さんの写真展「moroccan FOLKLORE」に行ってきた。
編集者である友人がかつて、国内外の取材旅行を共にした仕事仲間だそう。
「クライマーのような、硬派な人物を、彼に撮らせらた面白いよ、きっと」と。
 
南青山にある花屋さんの二階。会ったこともない撮りて手が、この部屋のどこかに、姿はないけれど確かに存在するような、そんな錯覚におちいって作品を眺めていた。
写真を見入っているときは、その姿は出てこないけれど、写真を離れ部屋の中を歩いているときに、壁際にいるような。
そこに作品が存在すれば、その撮り手の存在が、押し付けではないけれど、確かに存在する。写真家ってすごいなって思った。
私の書いたものの脇に、私の存在がほのかにあるだろうか……というと、ないように思う。
 
言葉を尽くしても伝えられないこと、表現できないことはあるし、言葉を尽くせば尽くすほど、それは薄っぺらく感じてしまうこともある。これは自分が書く文章について。
けれど、写真はありのままを写す。ありのままだけれど、そこに撮り手のセンスが加わる。
 
森嶋さんが写す人物は、なんだかちょっとトボケた表情をしたり、明後日の方向を向いていたり、ぽろっと見せちゃった顔をしていたり、正面切っていない。正面ではない、その人のなにかを写している。
 
そんなことを考えながら、花屋さんを出て、街を歩いていると、向こうからそのご本人が歩いてきた。これはこれはと、ふたたび花屋さんに戻る。
なんともふにゃふにゃっとしたような方で、写真展の部屋でみていた幻とは違う。
でも、同じかもしれない。
 
森嶋さんのwebサイトに載っているプロフィールが面白い。
「1964年2月8日、京都市伏見区に生まれる」、そうか水瓶座かあ。
「12歳初めて女の子からチョコレートを貰う」、12歳なんだあ。
その後、写真家になる道のりが続くなか、途中で一文。
「いったいどれぐらいの数の、人や風景を撮らせてもらったのだろうか。」、この一文だけトーンがちがう。
Fb_dsc0015
 
 

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