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2017年11月 2日 (木)

Fred Beckeyの死

アメリカのクライマー、Fred Beckeyが亡くなった。
クライミングメディア一斉に配信し、著名なクライマー達がfacebookに追悼の意を書いた。
けれどほかの仕事に没頭していて、私はそれにはまったく気づかなかった。
 
31日の深夜、成都の友人からの連絡で知った。
彼は、Fredの写真や動画を、いま整理しているところだと言っていた。
写真の多くは、私も見せてもらっていたから、新しいものはなかったけれど、送ってくれた動画は初めて見るものがほとんどだった。
フレッド・ベッキーのことを知ったのは、成都の親しい友人兄弟から教えてもらったのが最初。
高齢になっても、毎年のように四川の山に登りにきており、そのたびに、友人兄弟の旅行会社を使っていたので、色んなエピソードも聞かせてもらった。
四川の山に傾倒しているクライマーかと思いきや、帰国後調べてみたら、まさにアメリカの登攀史の生き字引、彼こそが歴史そのものというような経歴の人だった。
 
いつかフレッドに会ってみたい。それは、彼の生きてきた道のりを聞くだけでなく、生涯登り続けるその姿を見てみたかったのもある。
成都ではいつも入れ違いで会えなかった。
でも、会うのは成都でなくてもよいのかもしれない、と思い始めた。
彼の真骨頂はやはり、北米大陸にあるのだし。
シアトルなど彼の自宅近くでインタビューすることはできないのだろうかと色いろ考えていた矢先、ある知りあいのクライマーが、「じゃ、僕が通訳しますよ」とかって出てくれた。
 
けれど、いつでも会えると思うのは大きな間違いであり、会いたい人にはそう思ったときに会いに行くべきなのだと、あらためて思った。
 
生き字引という言葉は、なんかしっくりこない。
歴史そのもの、彼を知るということは、アメリカの登山史を知ることなのではないかと思う。
 
生涯クライマーであり続けたフレッドを偲んで、読むのはやっぱり『100 Favorite Norht Ameriacn Climbs』。
このなかから、私もいつか目指せるルートが出てくるかな。
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