子どもとアウトドアを楽しむお父さん向け雑誌『fam』(三才ブックス 1000円+税)に、「"知っていることがいちばん大事" 大切な人を守るための応急処置の基礎知識」を書いた。
子どもを持った経験もなければ、とーさんになったコトもない。果たしてそんなで記事書けるのか? と思いましたが、優秀なフリーの編集者さんに助けられた。
監修はWMAJ(ウィルダネス メディカル アソシエーツ ジャパン)代表理事の横堀勇さん。
WMAJの本部は、アメリカにあるWMA(ウィルダネス メディカル アソシエーツ)。一般市民からアウトドアガイド、軍隊など政府間組織など様々な人たちに野外における救急法および災害時における救急法を講習している団体。
そのプログラムは、野外医療や救急医療を専門とする医師たちによってつくられている。またWMAやWMAJでリードインストラクターになるには、トレーニングを積むのはもちろんのこと、その前提として医療従事者、アウトドアガイド、教育者としての3つのキャリアが必要。
今回、監修してくださった横堀さんも、カナダでパラメディックの経験を、カナダと日本で山岳ガイド、教育者としてのキャリアを積んできた方だ。
このようなキャリアを持つ方に監修してもらえることは貴重。
今回の記事は、野外救急法あるいは、救急法というものについてこれまで接してこなかった方でもわかるような内容を心がけており、通常WMAJで講習している野外・災害時救急法の内容を大幅に省略した記事となる。
WMAJでは、人間の生命がなぜ維持さるかというメカニズムから習い、傷病者の「観察」と「評価」を重々身に着け、そこから応急処置に入る。
この過程を理解するには、一定以上の時間をかけて受講しないと難しい。
それでも編集者と監修者の手腕もあり、アウトドアを愛好する人たちが必要とするトピックをなるべくわかりやすく取り上げるようにした。
キャンプ場で起こり得る傷病について、お父さん(親御さん、大人)がどうやって子どもたちを守ったらよいか、守れるか、対応できるか記事にしてある。
秋のアウトドア・ホリデーにお役立てください!
« 長崎県勤労者山岳連盟50周年 |
トップページ
| Air port MTGs »
« 長崎県勤労者山岳連盟50周年 |
トップページ
| Air port MTGs »
コメント