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2017年4月17日 (月)

DVD『UTMF2016』を観る ~サンゲ・シェルパ

たへんたいへん遅ればせながら、『UTMF2016』のDVDを観た。
昨年9月に開催されてもので、私は現地へ行き、Advenutre Divasで招聘したサンゲ・シェルパ(ネパール出身、フランス在住)を取材したり、レースの翌々日には東京で、サンゲを招いて公開インタビューのようなトークライブを開催した。
ジャケットデザインにあるように、雨、雨、雨のレースだった。
その全容や選手たちの頑張り、スタッフ達の苦悩など、あらためて見渡せるような映像だった。
そして、サンゲが、レースを心底楽しんでいる様子や、エイドステーションの度に郷土料理を味わっている姿も沢山映し出され、ホントにサンゲは朗らかだなあと思った。
それは彼の気質であり、彼のレーサーとしての強さでもあった。
 
DVDには、東京・さかいやで開催したサンゲのトークライブの様子も収められていた。
レース中に折れたポールで、サンゲが横笛を作り、ネパール国民の愛唱歌「レッサムフィリリ」を吹いている。
シェルパは横笛が好きで、たけで手作りしたり、いつも愉し気に吹いている。サンゲにきくと、彼自身は放牧に出かけた時によく吹いていたと話していた。
「レッサムフィリリ」は、ネパール人によくよく親しまれている歌である。ネパールは多民族国家であり、歌詞は公用語であるネワール語のほか、色んな民族の歌詞が沢山ある(私もとても全部は聴いたことがない!)。
どの歌詞も、ネパールという土地、自分たちの民族、家族、愛する人たちを思い歌ったものだ。
 
そんな「レッサムフィリリ」の曲を載せて、スタッフの方々がUTMF1週間後にコース整備をしていた様子が、DVDの最後におさめられていた。
雨水が引くと、コースがどれほど大変なことになっていたのか改めてわかることもあったし、選手とスタッフ皆さんの思いが詰まっていて、そんな心情が「レッサムフィリリ」の音色に、なんだかぴったりだった。
 
*トークライブで、サンゲが奏でてくれたのは、次の2曲。
・「レッサムフィリリ」

・曲名不明
どんな曲なのかサンゲに尋ねると、「少し哀しい曲」と。
遠くに働きに出たお父さんが、残してきた家族のことを思って歌ったもの。「モンスーンになったけれど、屋根から雨漏りはないか」とか、そんな(かなり具体的な)歌詞があるそうだ。
シェルパは、ヒマラヤの黄金時代を支えたころからずっと、いわゆる出稼ぎ民族だった、そして今でも(と思う)。他国、他のカルチャー、他民族のところへいって働き、生きてくというたくましさや幅をもった民族。だから、この歌もシェルパの歌なのかと思ったけれど、ネパリだそう。
こんな選曲も、彼らしい。
 
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