雑誌の切り抜き
小説家の角田光代さんが『ホテル・ニューハンプシャー』について書いたもの、書評ではなく、見開き2ページのエッセイ。
翻訳家の小澤瑞穂さんが、ローラ・フィジィのアルバム『ビウィッチド』を紹介したもの。これを読んで、もちろん、ローラ・フィジィのCDを買って、夜な夜な聴き続けた。
作家の遠藤甲太さんが、登山家・渡辺斉さんについて書いたもの。これは、『岳人』1997年6月号。『岳人』が東京新聞出版局にあったころ、編集部でほかの記事を探すために合本を読み漁っていたときに見つけたものだ。
ほかにも数点あるが、このファイルの中味は、なかなか増えない。いい記事、感銘を受けた記事は多々あるはずなのだけれど、心底「好きだ」って思えて、繰り返し読みたくて、ふとしたときに文章の一節が心の中によみがえる記事というのは、そう多いわけではない、ということなのかもしれない。
ましてや、私の記事を切り抜いて、大切にとっておいてくれてる人なんて、いないだろうなあと、うなだれた。
この書評は、「情熱とはなんたるか」が書いてあるのだと思う。遠藤甲太さんが斉さんをインタビューした記事に続いて、山岳雑誌からふたつめ。
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