山岳ガイドたちの生き方
書く仕事において、インタビューはつねに行われている行為ですが、その内容をダイレクトに記事にする場合(インタビュー記事)と、間接的に活かさせてもらう場合があります。
いずれにしても、人と話すこと、人の話を聞くことは、私の仕事において、とても重要な行為です。
そして私はやっぱり、山に関連することを書きながらも、そこに人の生き様を感じるわけで、インタビューが好きですし、人も描きたいと思っています。
さて、拙ブログに、山岳ガイドやクライマーなどの名前を検索して訪問いただく方も多いですが、GORE-TEX®のサイトに掲載させていただいているインタビューなど、リンク切れのものがありました。たいへん失礼しました。
なかでも、2012年から1年ちょっとかけて山岳ガイドの方々をインタビューした記事については、ここに整理しました。
また過去のエントリーについても、各々リンクを貼りなおしましたので、ご覧いただければ幸いです。
インタビュー時からずいぶん時が経ちましたので、その後のガイドの皆さんにも変化、変容があるはずです。
ますますご自身の個性を表現し、ぶれない実のある生き方をしている方、仕事で会うことは少ないけれど、遊びの場で会うと、ほんとうにいつもユニークで自由で楽しそうな方、ガイド業以外にも、職業上の2軸を作り、登山社会全体に関わっていこうとしている方、国際山岳ガイドになり仕事場を海外へ広げていっている方、山岳ガイドの社会全体をけん引する存在になっている方など。
どなたも、力強い生き方をされていて、手前味噌ながら、ほんとうに素晴らしい方々にお会いできたと思っています。
そして、山岳ガイドという仕事は、とても難しくたいへんな職業ではありますが、登山と深く関わっていくじつに魅力的で奥行きのある仕事だと、あらためて感じました。
*山岳ガイドたちの生き方*
黒田誠さん
「徹底した職人の根底にあるのは山への憧憬」
佐々木大輔さん
「多くの人と楽しみを共有したい。日本のガイド社会を成長させていきたい」
江本 悠滋さん
「職業としての山岳ガイドはなにか、考える」
加藤美樹さん
「努力の塊はしなやかに、たゆまず道を歩む」
花谷泰広さん
「”分厚い登山経験”の中から人間性を高める」
角谷道弘さん
「もしも、人生最高の瞬間を共有できたら」
松原慎一郎さん
「ものづくりの自由とスキーの自由 ふたつを融合させるガイディングを」
菊池泰子さん
「山と対峙する覚悟。生涯、山岳ガイドであり続けたい」
林智加子さん
「自分を活かせる仕事が、登山ガイドだった」
加藤直之さん
「本質を見つめ続け、人間同士が交わえるガイドをしたい」
なお、フェイスブックのページには、初出の『山と溪谷』やGORE-TEX®のサイトには掲載していない、インタビュー時の笑顔の皆さんの写真も載せてあります。
ずいぶん多くの方々から、ガイドさん達のお名前を検索してご訪問いただいていたのに、再掲が遅れて、ご迷惑をおかけいたしました。
またご訪問いただければ、嬉しいです。
投稿: 柏澄子 | 2016年5月10日 (火) 16:11
再掲 まとめ ありがとうございました。再読しやすくなりました。
投稿: たま | 2016年5月10日 (火) 15:27