「変わらないもの、変わりゆくもの シェルパたちの営み」@『WILDERNESS』
2本目のご紹介は、「変わらないもの、変わりゆくもの シェルパたちの営み」。『WILDERNESS』 (4/26発売・枻出版)に掲載してあります。
ネパールのクーンブ山域にある小さな集落、ティンポーという4200mの地で、春から秋のあいだ、バッティを営み、ヤクを放牧しているシェルパの家族についてです。
一昨年に出会い、昨年も会いに行きました。
私が書く仕事に就く決心をしたのには、ふたつのきっかけがあります。そのうちのひとつのキーワードが「シェルパ」です。
いままでシェルパについて書くことを封じてきたので、ライターになって20年の今回が初めてです。
昨年10月に私が彼らの家を去るとき、お母さんのミンマ・ディキが「ペーリー ベトンラ!」と繰り返していました。目に涙ためながら笑顔で。
「また会いましょう!」という意味です。
会えるかわからなくても、会いたい気持ちがあれば、「また会いましょう」と言いたくなります。
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