『山と溪谷』2015年7月号/『沈黙の山嶺』訳者・秋元由紀さんインタビュー
明日6月15日発売の『山と溪谷』7月号に、『沈黙の山嶺』(ウェイド・デイヴィス著、秋元由紀訳)について、秋元さんのインタビューを載せました。
マロリーたちが登ったエベレストと、当時の第一次世界大戦について綿密な取材をしながら10年かけて著した書。
上下巻で合計800ページ(とここまで聞いてひるんではなりません。私の手元に簡易製本が届いて驚きました、ただの800ページではなく2段組み!)という大作を訳し上げた秋元さんが、なぜこの本に惚れこんで、白水社に持ち込み訳し出版までこぎつけたのか、彼女が語る本書の魅力について書きました。
キーワードは、「沈黙(サイレンス)」、「有機的ストーリー」、「失われた世代」でしょうか。
歴史を知るといのうは、どういうことなのか。
秋元さんにどんな人にこそ読んでほしいのかと尋ねると、「山に登るすべての人でしょう」と即答しています。
ぜひ、『山と溪谷』7月号のインタビューも、そして『沈黙の山嶺』も、お読みください。
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