山岳ガイド菊池泰子さんインタビュー 長編アップ
『山と溪谷』7月号に掲載した菊池泰子さんのインタビューの長編版を、GORE-TEX®のwebサイト「アスリートボイス」に書きました。
「生涯、ガイドであり続けたい」という言葉は、重みがあります。ヨーロッパの古きよきガイド達から聞く言葉と同じような感覚をもちました。
クライミングロープを引いてガイドすることに、性差を感じるかという問いに、具体的な答えをくださいました。ほかにも沢山、いろんな努力、工夫をして性差を埋めているのだと思います。
今後、クライミングガイドを目指す女性達にとって、先達であり力強い存在です。
雑誌掲載したときのブログにも書いたのですが、文章に出来なかった言葉が沢山あります。
彼女とはこのインタビューが初対面だったし、またインタビューする限り過去について触れないわけにはいかないので、私は編集者たちよりも早く札幌へ入り、一緒に山に登ってもらいました。泰子さんのガイドで、春の白井岳を登り、滑ってきました。まだ、季節は浅く、稜線では冷たく強い風に吹かれました。視界も悪く、このまま稜線を歩いても面白くないだろう、ということで、斜面に入り滑っては登り返しをしながら、移動。隣の山へは稜線伝いではなく、尾根から登り直しました。
それでも、谷に入ると風は止み、日差しに暖かさを感じたのを覚えています。
ものすごく山が好きで、自然が好きで、クライミングもスキーも好きで、ずっと山のなかで人生を送りたいと思っている人なんだろうなあと思いました。
そして、そこには信念があります。
これから、どんな境地を切り開いていくのでしょうか。
このインタビューを通じてやっと会えたと思ったけれど、一度会えると簡単なもので、すぐに雪の八甲田でばったり。
次は、夏の北海道大縦走をご一緒したいです。
インタビューは、ココから。
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