9/30~10/6 登山家さんインタビュー、「おれたちに出来ること」、Mountain Academy@谷川岳
9/30(月)
Mountain Academy for Beginners
夜、原宿にあるThe North Faceのストアmarchにて、Mountain Academy for Beginnersのワークショップ(事前講習)を行なった。
ノースのワークショップでは、いつもこんな風に、marchの2階の片隅を使わせてもらっている。
こじんまりとしていてラフな感じで、参加者との距離が近いのが、いいところ。
今日は、本番には参加できないという女性が2名も参加してくれた!
みんなで地形図を見ながら、谷川岳周辺の概念図を書いたり、ファーストエイドキットやエマージェンシーキットの中身について考えたりした。
高校、大学のころは、山に行くたびに概念図を書いていた。単純に計画書に書き込む欄があり、そこにコースを図解していたというのもあるのだけれど、これを書くことによって、さらにその上で山を歩き続けると、その山域の概念がつかめる。
先日、ある事故の話を聞いていた時に、それは概念がつかめていなかったこともミスを誘因したのではないかと考えたことがあった。山の概念をつかむにはいろんな方法があり、段階を経るのだと思うけれど、概念図を書くのも、一法。
10/2(水)
登山家さんインタビュー
長年インタビューし続けてきている登山家さんのオフィスへ。
インタビュー2時間。
帰りに、インドなどの良質なスカーフを売っている店を見つけ、思わず入ってしまった。帰宅後、今日の登山家さんに報告すると、「璞も、入ったよ。その店」と。やっぱりね。
10/3(木)
MTG→写真展「おれたちに出来ること」→原画展「山から盗んだ色と形と物語」
品川でハードなミーティングをして(終始笑いが絶えなく、皆さん夢中になってくださったのだけれど、私としてはハード)、その後は東京界隈へ。
八重洲ブックセンターへ行き、写真展「おれたちに出来ること」を拝見。
最初から決めていた八方尾根の作品をひとつ、そしてその場で決めた、ヴァルディーズの作品をひとつ、購入。
入口に売っていた樋貝吉郎さんの写真集と夏にインタビューした杉村航さんのカレンダーも購入。大人買いだ。
超憧れの写真家さんがいたけれど、大ファン過ぎて話しかけられなかった。この歳になって、いったい私はなんなんだ?と、自分に飽きれる。
帰宅後、「写真集にサインをもらって来ればよかったのに」と、夫は軽々言った。
その後、京橋のモンベルへ。成瀬洋平さんの原画展「山から盗んだ色と形と物語」を拝見。
「白い谷」は、幻想的な絵でありながら、リアルな心情が描かれているようで、素敵だった。
10/4(金)
荒井商店へ
仕事が終わり、夜、御成門の荒井商店に集合。
南米料理のこの店は、まさみんがいたく気に入ってくれて、時々来る。
今日は、Hitsuji ProjectのMTGにはならず、互いの疲れをいやし、労をねぎらい、そしてそれぞれの個人的プロジェクトについて、報告し合った。
10/5(土)
伊豆ヶ岳→子の権現、ともこさんの講演会
雨、雨、雨のなか、FRCCの下見で伊豆ヶ岳から子の権現まで歩いてきた。
このあたりで企画を立てようと考えたときに、友人が勧めてくれたコース。
しかし、FRCCCで歩くには距離がちょっと長く、道もそれほど歩きやすいわけではないので、本番はルート変更が必要になりそう。
とにもかくにも、雨、雨、雨。わかっていたけれど、雨、雨、雨。
傘に偶然くっついた葉っぱが、顔のよう。
ずぶぬれになった姿そのままで、池袋へ直行。
鈴木ともこさんの講演会だ。
会場に入ると、仕事仲間が何人もいて、それから友里さんが「私も山の帰り―」と嬉しそうにザックを指さしていた。
第一部は「、「みんなの山~山登りへ行こう!~」。彼女の問いかけは、「登山者は増えたほうがよいと思いますか?」だった。第二部は、「山と一緒に楽しもう~上高地と松本~」。ともこさんが語る上高地と松本の魅力。
2時間以上にわたる講演を、きっちりやり遂げ、私達を楽しませてくれるのだから、ともこさんはやっぱりエンターテナーだわ。
彼女らしい感覚を見せ、笑いもあり、そして彼女が思い続けている大切なメッセージもあり、、、。
700人の応募があり、500人強が当選したというが、帰りの人の波は、池袋駅まで続いた。皆が口ぐちに、ともこさんの話を膨らませて自分たちの山の話をしていたり、ともこさんの話をしていたのが、印象的だった。
10/6(日)
Mountain Academy for Beginners@谷川岳
新幹線がトンネルと抜けたときには青空が広がっていたのだけれど、だんだんと雲が多くなり、山頂についた時には展望がなかった。下りは雨。
参加者の皆さんは、滑りやすい岩場を、これでもかってほど歩く、、、という経験になった。
for Beginnersというタイトルであるけれど(実際に3度目の登山の方などもいらっしゃったけれど)、皆さん身体能力が高く、そして学びの意識が強く、自分はこんな山に登りたいなどのビジョンもしっかりあって、こちらが驚かされること多々。
下山後は、ロープウェイ駅周辺でツェルトの使い方練習もやってみた。
紅葉もそこそこ進んでいた。10月の割には気温が下がらなかったので、雨でもそれほど寒さは感じず。
次回は12/8、場所など詳細は、早々に告知いたします!
« 『山と溪谷』9月号 加藤直之さんインタビュー | トップページ | 10/7~13 玄さんと食事、女子ガイド集会、大月の山 »
« 『山と溪谷』9月号 加藤直之さんインタビュー | トップページ | 10/7~13 玄さんと食事、女子ガイド集会、大月の山 »
コメント