Day4いよいよルートバーンへ!
クィーンズタウンのクライミングショップで教えてもらったクラッグの位置を、バスの窓から確認しようと思っていたのだけれど、よく見えずわからなかった。ワナカ周辺のクラッグについては、友人達からも聞いていたけれど、クィーンズタウン周辺にもいくつかあるようだ。
今回のテントむしの旅には、クライマーさんもおひとりいらっしゃるので、こんなことであればクライミングシューズとロープの1本でも持って来ればよかったかもしれない。
バスに揺られて、ルートバーンのトレイルヘッドへ。
その間に立ち寄ったドライブインにも、天気図が貼り出されていたけれど、新たな情報はなく、ましてや回復に向かうだのという私たちに都合のよい情報もなかった。
今日は川沿いの平たんな道を往く。
とにもかくにも、林床のシダやコケがきれいなことにびっくり。
主な樹木は、南極ブナと呼ばれるものだそう。
これは帰国後に、ブナを専門とした森林学者である友人、系ちゃんに教えてもらったのだけれど。
Nothofagus(南極ブナ)といって35種類ほどあり、NZのほか、オーストラリア、南米などに分布するそう。樹肌を見ると、ブナなかと思うのだけれど、我々が日本で目にしているブナとはちょっと違う。ルートバーンには3種類あると、看板に説明があった。
35種類の南極ブナのなかで、落葉するのは1種類だけで、それがミルフォードにあるとか?
後日ミルフォードへ行ったのだけれど、トレイルを歩いておらず、道端のわきの樹林もブナでしたが、種類までは区別できなかった。
途中から雨具完全防備となった私たちであるが、テント場についても回復する兆しはなく。
これまで天気に恵まれ続けてきたテントむしの旅、NZまで来て、一気に雨雨状態であった。
参加者の中には、雨の中でテントを設営することや、雨のテント生活が初めての人もいた。けれど、それも経験!なんとか乗り切ってくれたよう。
夜は、東屋で年越しそばを食べて、今年最後の日を終えた。
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