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2012年4月

2012年4月30日 (月)

Active Shell

カンヅメ2日目、無事終了。
我ながら、生産性は高いと思う……たぶん。

GORE-TEX®
Active Shellが届いた。
非常に高い透湿性を備え、非常にしなやかでやわらかく、肌触りもよい快適なシェル。
雨具と呼ぶものではないけれど、一定レベルの防水性もある。
昨年アウトドアや登山に関連するフリーランスライターやエディターたちが集まったミーティングのときに、説明を聞き、私も時々、テストシェルを使っていた。
生地の風合いは、ほんとうにしなやかで、まったくストレスがない。
透湿性が高いことも実感していたが、どこまで高いのかできればその限界を知りたい(どんな商品にも限界はあるので)と思っていた。

今回は、マムートのShira Jacket Women
低山、高山、いろんな季節、いろんなアクティビティ、場面で使いつくしてみよう。
ヨーロッパでいい勢いで売れているということは、各方面から聞いたので、できれば私も、湿度の違う国(日本ではないところ)でも使ってみたい。

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2012年4月29日 (日)

GWカンヅメ週間の始まり

GWカンヅメ週間のはじまり。
GW
中にやるべき仕事は、

1)現在作成中の冊子について、下版の目途をたてる
2)現在執筆中の自著について、次なるフェイズへ進む、つまり原稿整理と取材依頼
3)秋から連載開始のインタビューについて整理する
4)夏中に仕込まなければならない、プロモーションについて各方面に依頼
5)『山』5月号については、3ページは入稿する
6)雑誌4ページ分の原稿を書く

これぐらいだな、たぶん。
籠りっきりになりそうなので、途中、いかに体を動かしていくかが課題。

さいわい、出版社からの電話は止まったし、家の周りは心なしか静かだし(みんな出かけた様子)、仕事がしやすい環境だ。
ちょっと大通りに出ると、観光客によるクルマ渋滞が始まっているので、間違ってもクルマは使ってはいけない、すべて自転車で済ませたほうがよさそうだ。

2012年4月28日 (土)

蔦谷書店@代官山

代官山での仕事の空き時間に、蔦谷書店へ。
前回も立ち寄ったのだけれど、こうやってじっくり寄るのは初めて。
なんら、本好きに裏切りのない本屋だと思う。
それは在庫数でも品ぞろえでもなく、やっぱり見せ方というか、提案の仕方というか、世界の創り方なのだと思うのだが。
書棚に囲まれた空間に入っていくと、ワクワクしてくるのだ。

ああ、危険な世界。今日もまた散財してしまった。
ずっしりと重たい紙袋が、レジにて手渡された。
しかし、本の重みというのを、私は好きだ。

見落としているかもしれないが、登山の雑誌がなく、また登山に関連した書籍がごく僅かしかなかったのは、山書のクオリティが低く、美しくないからだろうか。
これは、真剣に考えたい。

仕事仲間であり友人でもある写真家の一井りょうさんの棚があった。
りょうさんの写真が大きな額縁に入れて飾られていて、『THE VEINS』が平積みしてあった。
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夫と合流後、隣のAloha Tableでランチを食べ、映画館へ。
先日、モンベル大雪ひがしかわ店で宍戸開さんにお会いしたので、出演の映画『テルマエ・ロマエ』を。

夜は、近所の焼き鳥屋へ。
同世代の方がやっているのだけれど、素材が新鮮で焼きも美味しく、しかも安い。大人気の店。
GW
初日ということで、めちゃくちゃ混んでいて、店が盛り上がってきた。
皿洗いぐらい手伝ってきたかった気分。

2012年4月27日 (金)

会議の日

夕方、ミーティングへ。
新発売の商品について、どのようにプロモーションしていったらよいか、アイディア出し。
それから、6月から始まるイベントの告知方法などについて。
さらには、秋から始まるインタビュー連載の詳細について。

ここ数年、書く仕事以外に、登山ガイド、講演などの仕事が増えたが、ここにきて、なにか(イベントやプロモーションなど)をコーディネーションする仕事というのも出てきた。
これまで書く仕事のなかで培ってきたことが活かせるのであれば、これもまた楽しく、勉強になる仕事だ。

夜、「山ガール管理栄養士」さんであるタニカワ久美子さんという方のクラスに参加した。有楽町にあるケンウッドのショールームで開催されたもの。
前半で、運動がいかにストレスを緩和させるか、体重増加のほとんどの原因はストレスにある、というようは話を聞いた。
後半は、彼女の友人というバレリーナ―でありヨギーである方のデモストレーションと、タニカワさんお勧めの東京近郊の山について。
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その後、有楽町の書店へ行き、もうひと仕事。

今晩は、西片さんの定年退職のお疲れ様会だったが、仕事があり出席できなかった。
彼女は、前職のときのボスだ。
私が退職する少し前に退職し、その後再び戻ってきた。
一度退職した職場に戻り、活躍し、定年まで働くというのはほんとうにすごいことだと思う。

夜遅く、仕事帰りの夫と有楽町で合流し、夕食。
超超久しぶりに、中園亭へ。
四川なまりの中国語を久しぶりに聞いた。

2012年4月26日 (木)

編集の会議

昼から、JACで編集会議。
次号の打ち合わせと、今後の作業内容や分担、その他について。
紙面の充実もさることながら、まずは作業する環境を整えることが先決のようだ。
予定の2時間を大幅にオーバーして終了。

その足で、Y編集部へ。
前任の編集長がいるので、諸々相談。

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2012年4月25日 (水)

旭岳を滑る

今日こそ旭岳へ。
下からクルマを走らせていくと、湖のあたりからきれいに全容が見えた。
昨日までの天気とは大違い。あとは風さえ止んでくれれば。

朝イチのロープウェイに乗ろうと準備をしていると、隣に車を停めた女性が話しかけてきた。
ひとりで車で旅しながら、山登りをしようということらしい。
しかし、どうも話がかみ合わなく、足元もウエアも心配になるようなものだった。
のちのち、私たちがロープウェイの山頂駅まで降りてきたときに、全身びしょ濡れになり、トレッキングブーツの靴ひもも全てほどけた格好で歩いてきたので、少々驚いた。
いったい、どういうことだったのだろうか。

強風のため、ロープウェイの運航開始が遅れたけれど、無事に出発。
こりゃ、風が強いなと山頂付近の雲の流れや雪煙を見ながら思った。
シール歩行を続けて、やがてそろそろ板を脱ごうかなと思うようなあたりに到着。
先行していたかなっぷは板を履いたまま登り続けていたけれど、私は脱ぐことにした。けれど、この強風ではとても背負うことはできない。
これでは、山頂まで板を上げられないな、今回も北面を滑るのは諦めざるを得ない、と思いながら、板を持ってともかく登った。
適当なところにデポしようと思っていたのだ。

しかし、かなっぷが上から下りてきて、「もう降りよう」と言う。
アイゼンはもっているけれど、ピッケルはないし、これ以上登らなくてもいいだろうというほど風は吹いていた。
夏道を横断して、南側の斜面に入りたいのだけれど、この風の中、板をはいたりするのもツライ。
もうちょっとだけ歩いて標高を下げ、雪がつながっているところから斜面に入った。

けっこう岩が出ていて気をつけなければと思いながらゆっくり滑っていたのだけれど、転倒。
運悪く岩の上に雪が薄く載っているだけだった。スピードが出ていなかったからなんともないだろうと思ったけれど、あとで見るとまるでザクロのようなアザ(ザクロのような色と大きさに腫れあがった)ができた。

途中からは滑りやすくなり、風も弱まってきて広い斜面はとても楽しいものだった。

下山後、湧駒荘へ。
昼ごはんを食べて、温泉へ。
スノーボーダー竹内智香さんの実家であるこの宿は、なんと5つも源泉をもつ。以前泊まったときに、とても気持ちよかったのを思い出し、寄ってみた。
日帰り入浴で入れるのは、ふたつだけだけれど、天井が高くてとても気持ちよい浴室なのだ。

夕方旭川空港に到着し、ちょっと早いフライトで(安いチケットなので)、帰宅。

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2012年4月24日 (火)

モンベル大雪ひがしかわ店

今日は山に上がれるかなと思ったけれど、朝から雨。クロカンのコースに出る気も起きない。
旭岳という山は登らせてくれない山というか、私が短期間で来ることが多いのがいけないのだけれど、山頂に立ったのは数えるほどだ。
視界が悪く、時折雨も降るので、ロープウェイでコースを流すのみ。

その後、東川町の家具屋さんを2軒回った。
とくに下調べもなく、地図を見て立ち寄った2軒だったけれど、ここに寄れてよかったと思った。
ひとつは、基さんの創るT.MOTOI。モダンなデザインだった。2軒目は、宮地さんの創る工房宮地。チューリップチェアがものすごく気にいった。椅子は背もたれで座るものだというのだ。背もたれも座る部分も全て木材。

夕方、モンベル大雪ひがしかわ店の内覧会へ。
東川産の木材をふんだんに使った店内は、とても明るくて気持ちがよかった。
地元のクライマーや東川町の人たちなど大勢来店していた。
今日はどの店(家具屋さん、酒屋さん、喫茶店、肉屋さんなど)に入っても、「モンベルがオープンするのは知っている?」と聞かれた。
この街で(あるいは旭川市で)、大きな話題のようだった。

後日、同業界のある方が、このように山の近くにある小さな街にアウトドアショップを作っているのはいまのところモンベルしかないけれど、いいことだとおっしゃっていた。
その方は、「よくアメリカとかには国立公園の入り口にあるでしょう」と。

モンベル大雪ひがしかわ店は、東川町の目抜き通り、ど真ん中にある。旭川空港でレンタカーを借りて旭岳に向かう人たちは、必ず通過する位置であり、そして三段山に行くにも通ることができるような位置であり、さらにいうと富良野に行くにはちょっと通らないけれどでも立ち寄ってもいいかな、という位置であったりする。

夜、H部長の誕生日会があるといので、おじゃまする。
来年には定年を迎えるのだそう。
誕生日会には、東川町の観光協会の大塚さんと河辺さんもいらっしゃった。
そこで話を聞き、ほんとうにビックリ!

昨日も走らせてもらった、旭岳山麓のクロカンコースを整備しているのは、いつもお世話になっている宿の春菜さんであるが、ナント、春菜さんと一緒に大塚さんも整備をしてくださっているのだそう。いったい、春菜さんが留守だというに誰がコースを踏んでくれているのかなあ?と思っていたのだ。
大好きなコースを整備している方にお会いできて、光栄。
河辺さんは、街に詳しい方だそう。
東川町の中心地は旭岳に来るたびに何度も何度も通過しているけれど、街のことはほとんど知らなかった。
木工家具屋さんが多いこと、椅子の街といわれ、赤ちゃんが誕生すると「君の椅子」といって、木材の椅子がひとつプレゼントされることぐらいしか知らなかった。

けれど注意深く見ていると、丁寧に作られた木工家具(椅子やベンチ、棚など)は、公共施設などでふんだんに使われている。
それに、さらに今回知ったことだけれど、東川町は、①上水道がない、②国道がない、③鉄道がない街だそう。
全町民の使う水を、地下水でまかなっている。

美味しい豆腐屋さん(平田とうふ店)や美味しいハム屋さん(あおい杜)も発見できた。
次回は河辺さんに更なる街情報をいただきたい。

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2012年4月23日 (月)

旭岳クロスカントリースキー

羽田や成田が近い我が家からは、北アルプスへ行くよりも旭岳の方が近い感覚があったりする。旭川空港に降りて、レンタカーに乗ればすぐに山麓に着くからだ。
難点はひとつ。天気がすぐれないからといって直前に行き先を変えることができない(エアチケット購入済みであり、大概変更には結構な金額のかかるチケットだったりするから)。

今回はあいにくの巡りあわせになりそうだったけれど、出発。
初めて、成田空港を使ってみた。朝の便でも混まずに滑走路で待たされることなく飛んだ。
旭川空港で、偶然にもH部長にお会いする。
天気が天気なので、明後日にオープンのモンベル大雪あさひかわ店に寄ってから、旭岳方面へ向かった。
常宿夫妻は、この時期恒例の山菜取りの旅に出てしまったようで、今回はご縁もあってラビスタ大雪山へ投宿。

かなっぷは宿で無料のクロカンレンタルがあり、喜んでいた。
私は昨晩慌ててメンテナンスしたいつもの板でコースへ。
旭岳山麓には3つのクロカンコースがある。せっかくなので、それらすべてをつないで大きく一周してみることにした。
距離にして10数キロ。たぶん15キロはないはずだ。

久し振りのクロカンだったけれど、この程度の距離であれば大して苦にも思わず、走れるようになった。
上の湿原に上がるには急な坂も続いたが、なんとか登れた。
かなっぷにも、「まえはバタバタしていただけだったけれど、今では板が走るようになった。上達したのでは」と言われた。
ほんとうに少しずつだし歩みは遅いのだけれど、それでも上達を感じることができたときは、ものすごく嬉しい。
これはクライミングにも、勉強にも通ずること。

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2012年4月22日 (日)

山岳部OB会総会

母校大学山岳部OB会の総会。
一昨年度、部員ゼロになって休部になったけれど、昨年は部員が公式では5人いて、活動を再開した。
といっても、まだまだよちよち歩き。
今日は、昨年度に引き続き主将をする能代谷くんと副将になったナオミチがやってきた。
不思議なものだ。ちょっと前までまだ高校生のような顔をしていたナオミチが、2年生になって後輩をえて(たぶん、入部してくれるらしい)、副将になった途端、引き締まった表情をしていた。

よく友人とも話をするのだけれど、大学時代の化け方はすごい。
若くて伸びしろがあって、いくらでも化けられる時期なのだ。
弱弱しかった部員が、ものすごく強い山ヤになったり。4年後のことなんて、誰にもわからない。

飲み会は2時間で引き上げて、帰宅。
原稿書きと、明日のパッキングとスキー板のワクシング。

2012年4月21日 (土)

『もっと行きたい! 東京近郊ゆる登山』

ちょっと前にいただき、時間ができたら紹介しようと思っていたご本。
ライターであり編集者でもある西野淑子さんの『もっと行きたい! 東京近郊ゆる登山』
先日ある集まりでお会いした方が、「今度の西野さんの本がどれぐらい売れるか、それが山ガールブームがどれほど続いているかのバロメーターになるんじゃないですか」と言っていた。
そうか、それはすごいことだなあ。自著が、ブームのバロメーターとなるなんて!とひたすらうなずいた次第。

写真は前回の著書に続き、和氣淳さん。それとケイン石森さんも加わっていた。
石森さん、最近山や編集部ではなく街ばかりで会っているけれど、いつものような物語があるような写真を撮っていた。
和氣さんには、以前MJリンクに取材に来ていただいたことがある。とってもいい雰囲気の写真を撮る方だなあと思っていたが、今回も期待通り。

前著の『東京近郊ゆる登山』と比すると、一歩先をいったガイドブックというよりも、山歩きを続けていて、もっとこんなところも登りたくなるんじゃないかしらっていう紹介かな。
こんな山もあるよ、こっちもあるよという気持ちがこもっているのではないかと、と勝手に解釈。
個人的には、F山岳会の月例登山の参考にもさせていただこう。

コラムにあった、ザックの外側はスッキリとに、大賛成。
西野さんは、「ザックの外側にコップやペットボトル、脱いだ上着などつけていませんか?」「木などに引っかかると、とても危険ですよ」と。
最近は、ペットボトルを入れるネットがついたザックも多く見るけれど、あれはアメリカのバックパッカー仕様のようなものだろうか(と思っている)。
フィールドによって違うかもしれないけれど、日本のトレイルは細いところもあるし、ペットボトルを入れるのは、賛成できないな。
理由はいろいろありすぎるのだけれど。
コップは口につけるものだけれど、汚れちゃう。

2012年4月20日 (金)

あっという間の返信

これから数ヶ月、本腰を入れて原稿書きにいそしまなければならないのだけれど、ほかの仕事も多くて、なかなか進まない。
しかし、忙しい人ほど、仕事が沢山ある人ほど、すぐに返事をくれて、フットワークが軽くて、問題解決能力が高いのだと、当たり前のことをまたまた思ったのであった。

秋から始めるインタビュー連載のために、あちこちメールを送ったところ、海外組は山から下りてきたらただちにメール返信くれて、国内組はものの見事、全員が電話で返事をくれた。
ちょっと電話をかければ、2wayで話ができて、あっという間にモノゴトが進むのだ。
こういうところが、フットワークの軽さというか。そういえば、そのうちの一人は、先月は奥大日岳の雪洞のなかから携帯メールをくれたのだった。

ありがたいことにトントン拍子で話が進み、そのテンポたるやこちらの予測以上だったため、ふたたび調整が必要になってきた。
「しょっちゅう山のなかだから」「海外滞在期間も長い人たちだから」「夏の繁忙期なんて下界にいないだろうから」と早めにアポ入れ始めたけれど、これだったら夏から連載開始できそうな勢いだ。

山岳ガイド、登山家、クライマーなど、山に関わるいろんな人たちをインタビューしてきたけれど、みんなつねに成長し、いままでの自分のカラを破り、前に進んでいる。
そのなかに悩みや困難な壁がなかったわけではないのだろうけれど、たゆむことも怠ることもない。
どんどん成長していく彼らをみるにつけ、書き手は書き手として成長しないと、彼らにおいていかれる。
彼らに話を聞くことができなくなるばかりか、話を聞いても表現する能力がおいつかなくなるのだ。
彼らを表現するにふさわしい成長を、私は私でとげないとならない。

と、いくつかのとても肝のすわったメールを読みながら、思った。

2012年4月19日 (木)

『山歩きはなぜ体にいいのか』3刷!

先日ご紹介したワンゲルガイドブックス『屋久島』『東京周辺の山』に引き続き、『南アルプス 』『八ヶ岳 ( 』にも、「ケガや病気、ピンチのときに」の原稿が収録された。

このシリーズは、あと数冊続くそう。



そして、拙著『山歩きはなぜ体にいいのか―大切な仲間に教えたくなる山の効用が3刷になった。
売れる本なんて書いたためしのない私の著作のなかにあって、3刷は記念すべきコト。
皆さん、ありがとうございました。

本著を書いた当時のブログにも記したはずだけれど、この本はほんとうにほんとうに担当編集者にお世話になって書いた本であり、決して私一人では書けなかった本だ。
ということは、どの本でも同じではあるけれど、とくに本著は編集者あってのものであり、またいかにお世話になったか、当時のことをよく覚えているのだ。

忘れもしない、担当の阪辻秀生さんは、当時ヤマケイに転職してきたばかりだった。ひょっとしたら入社後、最初の1冊ぐらいかもしれない。
だというのに私は、忙しさにかまけ、パンクしそうなスケジュールの毎日のなか、原稿を後回しにし続けていた。
周囲の編集者には、「大丈夫だよ、柏さん、書くのは(書くのだけは)早いから」と言われたとか、言われないとか。さぞかしハラハラしただろう。

けれど、ハラハラのそぶりはまったく見せず、実に根気強く、仕事をしてくださった。
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枚も原稿を書いていないというのに、私の講演会にも来てくださった(というか、様子を見に来たのかもしれない、そりゃそうだ)。
編集者の役目は、夜のトレイルを歩くヘッドランプであり、灯台の明かりであるのかもしれないけれど、このときは、まるでホワイトアウトのなか、きっちりベアリングし、コンパスと地形図を合わせながら誘導してくれるようだった。
私は、ただただ原稿書きマシーンとなり、言われるがままに書き進めたように思う。

さらには、アライの大型ザックに本著を大量につめて、私の講演会に駆けつけてくれたこともあった。会場で販売してくれたのだ。

阪辻さん、あらためてありがとうございました。
内容は、タイトルの通り。ぜひ本屋で手に取ってみてください。

現在、本著の重版について担当してくださっている編集者曰く、社会がもう少し動きそうなので、それによってこの本ももっと売れるはずだと……ホントだろうか?

2012年4月18日 (水)

日本山岳会YOUTH CLUB発足の会

日本山岳会のYOUTH CLUB発足の会があり、Hitsuji2匹がそろってお呼ばれ。参加してきた。
日本山岳会は、100年以上の歴史がある老舗山岳会であり、そして多くの日本を代表する登山家を排出してきた。
こういった重厚な歴史ばかりの印象がある会であるが、ここ数年、若手の育成、若い人を山の世界に引き込むことに注力している。

もともと、学生部(大学山岳部の横のつながりとなるような集まり)や青年部などの若い人たちのグループはあった。
そういう素地から生まれたのが、YOUTH CLUBといってよいようだ。

そして、Hitsuji Projectも夏から、このYOUTH CLUBの活動の一環しとて、日本山岳会とのコラボ企画を行なう。
思えば、Hitsuji-Mことまさみんは、まさに学生部と大学山岳部で育ったようなものだし、私も当時学生部には入っていなかったけれど、大学山岳部での経験が自分の核にある。

今日の会の冒頭では、Patagoniaアンバサダーの横山ジャンボさんがフィッツロイの報告をしてくれた。
遅刻した私は、ほんとうに最後の最後しか聞けず、ものすごく残念。
平出和也さんや谷口けいさんも来てくれていて、若手たちにメッセージを送っていた。
こういう、リアルなクライマー達が話すことが、学生や若いメンバー達をどれだけ勇気づけ、インスピレーションを与えるのかと思うと、その力は計り知れない。

げんに、夏にザンスカールの未踏峰を目指すといっている学生は、かつてジャンボさんと話をしたことがあり、そのときのジャンボさんの言葉が彼を大きく勇気づけ、それで心が決まったというようなことを言っていた。
今日は、ザ・ノース・フェイスのOverseas Expedition Foundの記者発表があった日であるが、この基金を受けたふたつのチームが、この発足の会にもやってきていたのだ。
ふたつとも、大学山岳部が主体となったチームだからだ。
ひとつは、先のザンスカールにある6000m級の未踏峰。もうひとつは、カリマンタン島にある未踏の大岩壁バトゥダヤ
リーダーの小阪くんの話によると、バトゥダヤという名前は、「パワーストーン」を意味するそう。バトゥは岩、ダヤは力、だそう。

話を聞くに、きっとこれから困難も試行錯誤も、道迷いも沢山あるだろうなあと思いながらも、楽しそうな顔をしている彼らがうらやましくもなった。
そういった未知の世界に仲間たちと進んでいけることがどれだけ楽しいか。

会のあと、昨晩に引き続き、まさみんと夕ご飯を食べながら話し合い。
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リンクの事務作業にテコ入れをするために、今朝も吉田さんと電話で打ち合わせをしたが、その方向性の確認。

2012年4月17日 (火)

Helinoxのポール

インタビュー取材の依頼を8本も送り、単行本のラフデザインを書いたりしていたら、あっという間に夕方になってしまった。
原稿書きがちっとも進んでいない。

Hitsuji
会議の前に、石井スポーツのICI登山本店(神田)に立ち寄った。
トレッキングポールを新調したかったからだ。
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年ぐらい使ったレキのポールはとても気に入っているのだけれど、結合部分の本体側が割れてしまった。
レキは大好きなので、またレキにしようと物色して、それからいろいろ考えて…やっぱり決心つかず、間瀬さんにSOS
神田店では、書籍も担当していらっしゃるベテランスタッフだ。

道具にいちばん詳しいのは、道具の専門家であるのは、やっぱりメーカーの人であり、店頭のスタッフだと思っている。
ライターもガイドも道具に詳しく、専門とあるべきであるが、そんな私たちも、やっぱりメーカーや店、あるいは展示会で情報を仕入れるのだ。
とくに店のスタッフのありがたい点は、複数メーカーの商品を展示会や店頭で見比べている、その蓄積があることだ。

レキのポールは、部品交換することにより使えそうだけれど、やっぱり新しいモノも使ってみようと思い(と、間瀬さんにも上手に勧められ)、結局買ったのは、Helinox(ヘリノックス)135SA
韓国のアルミメーカーであるDAC社がオリジナル開発した商品だそう。DACといえば、世界中のテントポールを作っている会社。
もともとカーボンを使う気はないので(スキーポールはカーボンだけれど)、DACの高品質なアルミを使っていると言われれば、興味大になった。
縦にレバーロックする点や、下段のロックが2段階になっている点など気に入った。

帰宅後、夫に「レキじゃないのを買ってきたよ」と言うと、「ヘリノックスにしたの?」と早速くいついてきた。それほどヘリノックスに関心があったのだったら、前もって教えてくれとは思ったが、早速、ヘリノックスのうんちくを語りだした。輸入元であるシナノの展示会でチェック済み+大注目していたという。
使用しているアルミがいかに高品質であるか、縦型のレバーロック部分のアルミを細かく加工してあるため、故障が少なく耐久性がある点などなど、語りだした。


ところで、今晩は、Hitsuji Project(恩田真砂美+柏澄子ユニット)の会議でもあった。
まさみんとは、石井スポーツの店内で偶然あって、一緒に店へ。
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月の平日夜にふたつのイベントを企画しており、それについて会場となる店と打ち合わせをし、その後ふたりで内容を詰めた。
ひとつめのイベントについては、近日中にHitsuji Projectのブログにて発表します。今までのHitsujiの活動とはちょっと趣が違うモノであるけれど、これも私たちがやりたかった企画。
ふたつめのイベントについては、山岳雑誌などで告知される予定です。

さらに、夏にスタートさせる新シリーズなどについても打ち合わせ。

プライベートの話もあれこれして、この一年かけて選択したことについて、まさみんに「それは正しい選択だったよ」と言われたことは、心強かった。
なかなか理解してもらい難い選択でもあるかもしれないけれど、あるいは孤独な選択ではあったけれど、あっという間に理解してくれたのは、同じベースをもっているからなのか、センスが似ているからなのかわからないが、理解者がいることはほんとうにありがたく、救われる。

2012年4月16日 (月)

ブリューノさんインタビュー

午後から、打ち合わせへ。
ひとつは、秋から始まる連載インタビューについて。
もうひとつは、この夏と冬に実施予定のイベントについて。
イベントは、Hitsuji Project(恩田真砂美+柏澄子)でお引き受けしているもの。
いったい、どんな展開になっていくのか、ふたりとも楽しみにしている。

夕方から、来日中のブリューノ・シューザックさんをインタビュー。フランスの山岳ガイドであり、ENSAの教官である方。
今回の来日では、プライベートで富士山を登って滑ったり、八ケ岳などでアイスクライミングをしたのち、白馬と谷川岳周辺で、ガイド向け+一般向けの講習会を行なったそう。
急なことで、なかなか準備不足も否めなかったのだけれど、昨晩、設楽くんからもらったメールで救われ、インタビューのイメージを作れた。
スキーの名手である設楽くんは、週末の講習@谷川岳に参加していたのだ。
それを知り、無理承知で、私からメールを送っておいたら、講習の内容やどんな点に刺激を受けたかなど、携帯のキーを手打ちしながら、夜遅くに返信してくれた。
ハードな講習で疲れ切って、眠かっただろうに、ありがとう。

インタビューは、シャモニに長く住んでいる山岳ガイドの齋藤さんに通訳していただきながら進めた。
フランス語は、私はまったくわからないので、ご苦労をおかけしてしまった。

ブリューノさんは、細身の長身で、きっとスキーがものすごく上手で、とてつもなく早いスピードでハイクアップしていくのだろうなあ……ということが見て取れるような立ち姿であり、レベル1のときにお世話になったマークをほうふつさせた。
一流のガイドというのは、とにもかくにも、山のなかでの行動が合理的であり安全であり、そして早い。

夜、日本山岳会の会報「山」の校了作業。
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時頃終了し、神長さんと別れて、帰宅。

2012年4月14日 (土)

志津ちゃん+ヤンくんの結婚パーティ

午前中、ゲラ読みをして、午後から市ヶ谷へ。

私の山友達第一号(つまり、高校山岳部同期)であり、親友の真里が遠くからわざわざ会いに来てくれたからだ。
この一年を「悪夢」という名前で片付けてしまうような無責任なことは、自分の人生なのでしたくはないけれど、それでもまるで悪い夢でもみていたような日々を過ごしていた私を、支えてくれた友人のひとり。心配して会いに来てくれたに違いない。
スタバでコーヒーを飲みながら、いろんな話。
真里の最近の仕事の話や、長女の恵里ちゃんが東京で一人暮らしを始める話など。
まったく歳月がたつのは早い。

夜は、山登りやガイドの仲間であり、私にとってはヨガの先生でもある志津ちゃんの結婚パーティへ。
「一生のうちで一番輝くのは結婚のときだよね」とか「ホント志津ちゃん、きれー」とか、そんな声ばかりあちこちで聞こえた。
ガイド仲間の数人に会ったり、ヨガの先生達に会ったり、みんなと楽しい話もできた。
志津ちゃんの美しい写真は撮りそこねたので、彼女の親友である詔子さんのブログをご覧ください。

ココには、詔子さんが絵本の読み聞かせをして、志津ちゃんとヤンくんにお祝いのメッセージを送っているところの写真を載せておきます。
思えば、私が詔子さんと出会えて、彼女のヨガクラスに通ったり、一緒にヨガリトリート(またの名をヨガ合宿)を開催したりできたのは、志津ちゃんのおかげなのだ。
志津ちゃんに紹介してもらって、詔子さんのクラスに顔を出すようになった。
今日は久しぶりに、詔子さんのダンナであるハニワさんともお話ができて楽しかった。

会場では、ヤンくんと志津ちゃんのそれぞれの生い立ちのスライドショーがあった。
志津ちゃんについては、お母様が作ったそうで、志津ちゃんがたくさんの愛情を受けて育ったのだと感じたし、お母様のメッセージにあったように、彼女は、大きな翼をつけてスイスへと、これからの人生へと旅立っていくのだろうなあと思った。
志津ちゃんの翼は大きくてしなやかに強いから、大丈夫だな。

ちょっとさみしくなるけれど、またスイスで会えたら楽しいだろうなあ。

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2012年4月13日 (金)

Adventure Divas「テントむしプロジェクト屋内講習」

夜は、A&F新宿本店となりにあるA&Fのルームにて、Adventure Divasの「テントむし山旅プロジェクト屋内講習」だった。

テントむしプロジェクトのナビゲーターである北村ポーリンさん、小原ハリーさん、櫻井教美さんと私の4人がそろって、皆さんをお迎え。
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人もの方々が集まってくださり、驚きの嬉しさ。

私がいったい、テントむしの山歩きはどんなものなのか、どんな風に山を歩いて、テントで過ごすのか、写真をお見せしながら説明。
その後、ポーリンと私が交代交代で、それからハリーさんやA&Fの金原さん(写真)も加わってくださり、装備の説明。

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時半から21時までブレイクもなくぶっ続けでやったにも関わらず、終了後も皆さん、1時間以上も残って、テント1泊2日の荷物をためしに背負ってみたり、金原さんやA&F新宿本店店長の平戸さん(トレッキングマスター)や、グレゴリーの佐々木さん(なんと同窓生であり、やっとお会いできた!)らにグレゴリーザックのフィッティングをやってもらったり、サイズを測ってもらったり、盛り上がっていた。

それにしても、ポーリンさんは、さすが!彼女が話し始めると、みんなの顔が明るくなって、場が和むのだ。これは、ポーリンマジック。
来月のボッカトレーニングも、ポーリンマジックがかかれば、ぜったい楽しくなるはず。
ボッカトレーニングというと、暗いイメージがあるけれど、Adventure Divasのボッカトレーニングは、絶対そんなコトにはなりません!
明るく楽しく、みんなで励まし合いながら、がんばってボッカして、トレーニングしましょう。
ということで、ぜひ来月の大倉尾根に、皆さん、お越しください!

講習が終わり、後片付けをしてA&Fを出たのは22時半近く。
それから、近くのネパールカレー屋さんに入ったら、なんとルンビニ出身のネパール人オーナーが、つい数ヶ月前に私たちがランチを食べに来たことを覚えてくれていた。
びっくり。

写真は、ハリーさん持参のSOTOのコンロなどやポーリン'sテントむし山旅装備、受付準備中のポーリンさんと教美さん、ザックの説明をする金原さん。
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2012年4月12日 (木)

大倉尾根→鍋割山稜

来月のAdventure Divasテントむしプロジェクト@大倉尾根」のための下見。
丹沢は、一昨年冬に登山ガイドの試験や講習のために通ったけれど、大倉尾根に登るのは、おそらく四半世紀ぶり。
これ、決して大げさではなく!

「バカ尾根」などの呼び名もあり、ひたすら登りが続くような印象を持っていたけれど、こうやって改めて登ると、ところどころ道のりが緩やかになったり、展望があったりして、登りやすい尾根だと感じた。
標高差がそれなりにあるので、やっぱりこれはボッカに適した尾根なんだなあ、山の先輩達はこうやってトレーニングに適した場所を見つけ、日ごろ通っては、大きな休みのときに遠くの大きな山に出かけていたんだなあ、とその工夫のしどころに改めて思った。
いい尾根じゃないか。

鍋割山稜は気持ちよい稜線で、やがて鍋割山荘へ。
ここの有名な鍋焼きうどんを初体験。
その後、後沢乗越へ向けて下る。
ここについては、地形図から想像するよりもリスキーだった。
急な下りになることはわかっていたが、登山道の浸食がはげしく、切れ落ちている個所もある。
後沢乗越付近は、ミスが許されない。

それから二股へ下って、大倉に向けて西山林道を歩く。
「あれは、長いよねえ」などよく言われるけれど、途中、おちゃめなカエル(写真)に出会ったりしたので、気もまぎれた。
このカエルは、アタマに葉っぱを乗っけて、保護色で、気づかれていないふりしているけれど……なんだか時々葉っぱがうっとおしそうで面白かった。

登り始めは初夏のような陽気だったけれど、稜線上はガスがかかり肌寒かった。
汗を流すことと、冷えた体を温めることを目的に、鶴巻温泉に寄ってから家路に。

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2012年4月11日 (水)

ミーティング続き

朝イチから、Adventure Divasのミーティング。
今年から始まっている「テントむしプロジェクト」について、関係するスタッフ4人の考えの擦りあわせのようなもの。
それぞれが違うバックグラウンドで山を覚え、経験してきたために、普段当たり前のようにやっていることがほかの人にとっては当たり前ではなかったり、それはもちろんいろいろある。
しかし、根幹の部分で共感でき、互いを尊重でき、目的が一緒であれば、こういう違うバックグランドの者同士のプロジェクトが面白かったりするのだ。

夜、JACの理事会へ。
ご無沙汰していた方々にもお会いして、ご挨拶。

その後、前編集長とゲラの確認と校了までの作業内容の確認。
深夜帰宅し、仕事机に向かう。

2012年4月10日 (火)

新著の打ち合わせに

午前中はジムに行くつもりが、急な電話やゲラの出稿やらいろんなことが重なり、おじゃんに。
午後から、渋谷のOさんのところへ。前半1時間は私のための個人レッスン。その後、仕事の打ち合わせ。

彼女の一言が印象的だった。
私の作った企画書を読んで、「女性登山って、やっぱりブームなんでしょうか?」と。
彼女の感覚では、ブームという言葉と、登山本来が持っている性質がそぐわないというような印象があるようだった。
興味深い話だった。

夕方、今度こそジムに寄ろうと思ったものの、携帯電話にいくつも急ぎの案件が入ってきて、これまたおじゃんに。
こんな調子では、ちっともジムに行けない。
ちゃんと時間を作り出さなければならない。

あんまりに効率悪く進んでいく作業に、すでにちょっと嫌気がさしてしまったが、ここは本気でレバレッジ。
そうしなければ、続けられない。

2012年4月 9日 (月)

浅間尾根へ

今日は再びF山岳会の先輩方と山へ。
来月予定している浅間嶺。リーダーのIさんと、山行委員会のリーダーであるKさん、それと5月はサブリーダーの当番になっている私の3人だ。
F
山岳会は、会の性質上のこともあるのだけれど、必ず毎回担当のリーダー+サブリーダーを中心に下見をすることが約束事となっている。
下見は、正直時間的にたいへんなことであるが、それでも必要なことであるし、またじつは、私のようなものにとってはとても楽しい時間であったりもする。
会の先輩達と少人数で山に行き、いろんなお話ができたりするからだ。

浅間尾根は数馬と本宿を結ぶ交易路だったというが、その面影が随所に見られた。
上空の風は強そうだったけれど、奥多摩の低山では、とても歩きやすい天気で、ほんとうに暖かく、ほのぼのとした山歩きになった。

下山後、払沢の滝を見学して、お汁粉を食べて(先輩達はソフトクリーム)、東京に戻る。

その後、東京駅近くの本屋へ寄ってから、ジャンダルムの2階へ。
久し振りにやってきた。初めてケイさんをインタビューしたのは、ココだったな。
そして、ジャンダルムの服部ご夫妻にほんとうによくしていただいた。

今日は、母校山岳部の先輩、隣りの部であるWV部の先輩、それから山岳部ではなかったらしいが(今晩初めて知った)、在学中からクライミングにのめり込み、その記録がクライミングジャーナルにいつも載っていた先輩、そして私の大好きな山の先輩~彼のように山を登り続けられたらどんなに素晴らしいだろう、こういう方こそ本当に登山が好きな方なんだよな、と思わせるような先輩らと酒のみ。
話題は、マナリと妙高、八方のスキー、バンガロール、クライミングジャーナル、ウィルダネス・ファーストエイド、桜など。
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2012年4月 8日 (日)

鐘撞堂山へ

F山岳会の月例山行で、秩父の鐘撞堂山へ。
小さな山ながら、たくさん春の花が咲いていて、とても心が和んだ。
木に花をつける、春の花は、私は大好きだ。

山頂でのお昼ごはん。
私の隣りは、Yさん。彼女はいつも出汁巻き卵を持ってきてくれる。
今日はほかにおひたしが2種類。
お握りしか持ってこなかった私は、お言葉に甘えてあれもこれもいただく。
五目寿司のお稲荷さんは山椒の葉っぱが載っていて、とても薫りがよかった。

そういえば、往路の電車の中で読んでいたのは、安房直子の短編集。
なかでも、山椒の木に住んでいる女の子のことを書いた「さんしょっ子」が印象的だったのだ。
安房直子の文章は、優しくて、そして凛としていて清潔で、どこかせつない。大好きだ。

今日は、最初から山椒に縁のある日だったのかもしれない。

山から下りてきて、お寺を二つ廻った。
そのひとつの天井には、百人一首が描かれていた。

帰宅後、眠くて眠くてたまらなく、昼寝。
そして、明日のハイキングの準備。
といっても、持ち物はそのまま、お弁当と地形図を入れ替えればよいだけ。

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2012年4月 7日 (土)

会議2件

午前中は、所属山岳会の会議。
そのあと、いつものようにYさんとHさんと一緒にカモシカに立ち寄ってから、ランチ。

一度地元に戻ってジムでトレーニング。

夕方に再び都心へ戻る。
放送作家のOさんと、テレビ番組プロデューサーのTさんと喫茶店へ行き、打ち合わせ。
その後、3人で居酒屋へ。
夜遅く遅くまで飲みながら、お二人の仕事の話をたくさん聞かせてもらう。
オリジナリティある創造性ある仕事をしてきた方々の話というのは、とてもおもしろく、刺激的。

終電で帰宅後、急いでパッキング。

2012年4月 6日 (金)

外で仕事

毎月あるマンション共有部(外側の廊下とかエントランスなど)の掃除の日。
大型の掃除機のような機械がやってきて、マル一日かけて掃除をするのだが、その機械のバッテリィとか水を出すタンクとかが、真の悪いことに私の仕事部屋のほぼ正面、距離にして5mぐらいのところに設置される。

こんな日は終日騒音が鳴り響き、仕事にならない。
掃除の日はあらかじめ告知されるのだけれど、そんな貼り紙をろくに見ない私は、朝、ゴーンンという音が鳴り響き、はじめて気づくのだ。

今日は、ゲラやら原稿書きのための資料やら、それからノートパソコンも持って、駅前へ避難。
ドトールでゲラを読んだあと、ジムへ。
その後は、自宅近くの公園脇にあるミスドに戻ってきて、原稿書きと、入稿のための原稿整理。

ほとんど入ったことがない店だけれど、天井からガラス張りになっていて、いまはちょうど、桜の眺めがよいので、選んでみた(写真)。

しかし、ここも結構賑やかであることがわかり、2時間ほどで退散。
最後に落ち着いたのは、公園にある木製の机と椅子。ちょっと肌寒かったけれど、風がないのがよかった。

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2012年4月 4日 (水)

編集長引き継ぎの会

夜、編集長交代のための顔合わせ会。
つまり、これまで7年にもわたって編集長を務めた神長さんをねぎらう会であり、新編集長となる私が皆さんにご挨拶する会。
この先どうなってしまうのか想像もつかないというか、どうやって毎月の発行物を出していく時間を作り出すかが、大きな課題。
すでに本職だけで時間はいくらあっても足りない状況であり、またもっと自分自身が勉強したいことや経験したいことが山ほどあるため。

ここはひとつ、“テコ入れ”をしてシステム構築しない限り、この仕事はできないだろう。
ひとりでやる仕事ではないので、周囲の方々とどのように連携するか、留守が多いため外出先(ときには山のなか)にいても、いかに仕事を滞らせないようにするか、課題はたくさん。

救われることは、あと1年は神長さんが一緒にやってくださるということと、前々編集長のころから編集チームの一員であるNさんが、このままチームに残ってくださるようだということ、それとほかにも協力的な方々が沢山いらっしゃるということだ。

周囲の大勢から大反対が相次いだ今回の仕事であるが(引き受けるべきではないというアドバイスはほんとうに沢山いただきました)、どこまで何ができるか、ひとつのトライ。

2012年4月 3日 (火)

テントむしプロジェクトMTG

午前中はスカイプで、Adventure Divasのスタッフ達とミーティング。
スカイプは、複数人で話ができる点が便利。
Adventure Divas
の企画には、今年から参加させてもらうことになった。
まだまだ、考え方など擦りあわせなければいけない点は多々あるが、けれど率直に話し合いができる点がとても嬉しい。

以下、4月と5月のイベントについては、参加者募集中です。
“テントむし”になろうっていうプロジェクト。
テントむしというカワイイ名前は、スタッフのひとりハリーさんがつけてくれた。
テントやコンロ、寝袋など山での“生活道具”の一切合切を背負って、山を旅しようというもの。
大型ザックやテントなどの装備は、レンタルもあります!(数とサイズに限りあり、有料)

テントに泊まって山のなかで寝てみたいっていう人、もっと長く山を歩いて山のなかにいたいっていう人、山で朝や夜を迎えたいっていう人、ぜひご参加を!

テントむし山旅プロジェクト2012③ 屋内講習会
2012
413日(金曜日) 18302100 @ A&Fカントリー新宿本店


テントむし山旅プロジェクト2012④ in 丹沢大倉尾根
2012
526日(土曜日) ボッカの聖地“バカ尾根”で、ボッカです!



夕方からはとってもとっても楽しみにしていたミーティングだったのだけれど、この嵐により中止。
というよりも、我が家から新宿へ向かう電車は2路線とも早々に、「運転見合わせ」になってしまったため、皆さんが気を使ってくださった。
ミーティングは土曜日に延期。

2012年4月 2日 (月)

ワンゲルガイドブックス『屋久島』、『東京周辺の山』

友人が泊りに来たときに寝てもらうのは、和室であるが、そこは雪シーズン中はワクシングルームともなる。
その間に誰かが泊りに来た場合は、慌ててワックステーブルもアイロンも、なにもかも片付けて、念入りに掃除機をかけるのだ。
そしてこの部屋は、中途半端に装備部屋となっていた。

夫も私も登山をするし、職種は違えど二人とも同業なので、装備やウエアの量は少ない方ではないと思う。
こんな中途半端な状態にしておくのはかえってよくないと、思い切って、装備部屋色を強めることにした。
というよりも、以前ザックを収納していたところがどうにもこうにもキャパオーバーしたうえに、居間に登山靴やスキー靴を並べる習慣は止めたほうがよいだろうという結論によるものだ。
スチールラックは、あの銀の色が苦手だけれど、落ち着いたブラウン色を見つけたので、早速購入。
和室の壁面いっぱいに作り、登山靴とスキー靴、ザック類、ジャケット類、ボルダリングマットを収納する棚とした。
ストックを引っかけるところなども設置。
これで我が家のシステム崩壊(の一部)を修復することができた。

ところで、山と溪谷社刊のワンゲルガイドブックス『屋久島』『東京周辺の山』 に、以前書いた「ケガや病気、ピンチのときに」の原稿が収録された。
このあと増刊される書籍にも収録されるとのこと。
今月の『岳人』に、石井スポーツ神田登山本店勤務の山書マスター間瀬さんも書いていたが、従来のコースガイドブックと性質が異なり、読み物(山域にまつわる歴史的文章など含む)が多く、その点が面白い。

2012年4月 1日 (日)

初心者のために、安全登山ノート

今年もスタートです。
スケジュール的にどうかなあ……というのはありましたが、強力なパートナーを得て、また作ります。
今朝、パートナーさんからも快諾お返事メールをいただき、ホッとしているところ。

以下の写真にあるのは、昨年バージョン。
別冊『岳人』夏山の付録につけた『初心者のための安全登山ノート』です。
イラストを描いてくださったのは、赤塚朋子さん。
初めて登山をする人を対象とした読み物なので、『岳人』や『夏山』の読者さんには当てはまらないかもしれない。
だから、周囲にこれから山を始めようという人がいたり、山を始めたばかりのお仲間がいたら、ぜひ手渡ししてほしいと、冊子の「はじめに」に書きました。

昨年6月に田部井淳子さんや金邦夫さん一緒に出演させてもらった東京新聞フォーラム「夏山登山の魅力と安心登山」でも、この冊子を配布してくださった。
手前味噌ながら、好評を得たそうで、増刷もしてくれたけれど、今では版元にはないそう。
ですので、もしまだ皆さんの手元にこの冊子が眠っていたら、よかったらぜひ山登りの後輩の方にお渡しください。

今年のバージョンは、新しいトピックを入れたり、情報をアップデートしたりします。
昨年同様、初心者向けだからという理由にならない理由でレベルを落としたりはしません。
登山について自分で考え、判断するための材料提供をしたいと思います。

相変わらずタイトスケジュールで進めることになりますが、今日から本格始動。

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