猪谷六合雄を思え
シーズン2日目は、テレマークスキー仲間のキーノさんとシタラくんも一緒。
偶然にもクロスカントリースキーヤーでもあるソウくんも来て、5人で滑った。
キーノさんは、いつも通りの美しい滑り。
シタラくんと滑る機会は少ないのだけれど、さすが元スキー雑誌出版社にいたから、というよりも大学時代に基礎スキーをとことんやった方だから、とてもうまい。
かなっぷの出る幕はなくなり、今日はシタラくんのカービングレッスンとなった。
けれど、まあ、よくできなかった、ワタシは。
道具はロシニョールのパウダーバードとT1レディ。
板は去年新調したものだけれど、去年は骨折などがあって滑走日数が極端に少なく、パウダーバードもホントわずかしか乗っていない。
さらには、いつものネガティブ心が入り、ちっとも上手に扱えずにいた。
パウダーバードは、ニセコでケイちゃんに借りたことがある(彼女の板でマル3日ほどトッチの深雪講習会に出た)。
そのとき、「いい感じできれいな弧が描けているよ」と言われていたのだけれど、本州に帰ってきてからちっとも滑れなくなって、暗くなっていたのだ。
けれど今日は、ストレスもなく、ネガティブにもならず、暗くもならず滑れてよかった。
課題は、ここ数年変わらず、ターンの前半の質をいかに高めるか、、、という私にとっては無理難題なコトである……。
行くべき道は険しく、これ以上とてもうまくなれるとは思えなかった。
昼ご飯を食べながら、「この先上達できるとは、ちっとも思えない」とぼやくと、かなっぷに「猪谷六合雄を思え」と言われた。
彼はいま、私の本棚から猪谷六合雄の本を取り出しては夢中になっているのだ。
さらには、「三浦敬三さんも、死ぬまで上達したいと思い続けた人だった」とも畳み掛けるように言った。
道は果てしないけれど、猪谷六合雄も三浦敬三も、私の尊敬する人物なのだから、元気を出して滑るか。
寒くて寒くて、たまらなかった。

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