早見紀章さん→銀座のバー
銀座のキャノンギャラリーで開催されている早見紀章さんの写真展「Brilliant Voyage 光彩紀行」へ行ってきた。
早見さんが大学時代に所属していた山岳部の先輩だという、私にとっては仕事の先輩の方から教えてもらった写真展だった。
早見さんは若手ながら、来年のキャノンカレンダーに採用されていた。
ちなみに、今年は、山岳写真家の渡辺幸雄さんだったので、2年連続、山や自然に関連した人となる。
タイトル通り、光に着眼した、ちょっと不思議な個性的な作品だった。
林明輝さんに師事していたとプロフィールにあり、納得もしたし、またしかし、林さんからは独立して確立された早見さん自身の個性も感じた。
その後は、1ヶ月以上前からの約束へ。
ヒトミさんとは「山」を通じて知り合ったけれど、実は彼女の旦那さまは、古くからのシリアスなクライマーであるし、同じ業界で働いている人であるし、なんとなく親近感を持っていたのだ。
そしたところ、この春、共通の友人の偲ぶ会で初顔合わせとなったのだった。
待ち合わせはもちろん、銀座のバー「ルパン」。
最初からバーで待ち合わせなのかしら?と思ったけれど、最近もルパンで飲んでいるというヒトミさんの判断なので間違いないはず。
私自身はなんと、大学を卒業してすぐの頃、このルパンでしばしば飲んでいた。
職場が有楽町だったこともあったけれど、同期のソンちゃんやタケオ、マリちゃんと一緒にガード下の焼き鳥屋で飲んだ後に、ふらふらと立ち寄っていたのだった。
たしか、ソンちゃんがこの店を知っていたのがきっかけだったけれど、それにしても生意気な若者だったと思う。
こういう店は、ちゃんと稼げるようになってから来るべきところだ。
果たして、ちゃんとルパンに辿り着けるだろうか。心配でネットで検索したほどだった。
ガード下からくねくねと道を曲がりながら辿り着いていたここは、実はとてもシンプルに行ける場所だった。
隠れ家のように分かり難い場所にあるのかと思いきや、そんなことはまったくなかった。
当時、すでに店に出てはいなかった、高﨑雪子氏は、私がルパンに行かなくなった間に亡くなり、バーテンダーをしていた弟の武氏も他界していたことを知った。
けれど、太宰治の写真をはじめ、店の雰囲気は昔のままだった。
ここで私たちは4杯位飲んでから、つぎの店へ。
ヒトミさんが通うというバーは、「山の神」という意味の外国語が店名だった。
そして、よくよくわかった。彼女はバーとお酒が大好きな人だったのだと。
バーテンダーによって、ジントニックの味がいかに変わるか、こんなシンプルな飲み物の味がこうも変わるのか、ということも教えてもらった。
偶然にもDさんも合流して、酒好きが3人そろい、夜遅くまでおしゃべりが続いたのだった。

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