夏富士登山
5時半起床、6時出発。山頂は9時前。
休日ほどではないにしても、また夜間ほどではないにしても、それなりに登山者は多い。
彼らをひとりひとり抜かしていくのは、なかなかストレスなモノだ。
一部渋滞のなか登ったわりには、予定より早く着いた。もっと時間がかかってしまうかと思ったのだ。
登りの途中で、かなっぷの同僚とその友人たちに会う。須走口から登り、昨晩は8合目で宿泊し、今日ご来光を見たあと富士宮側に下山してきたのだという。
お鉢巡りで再び、人ごみを歩くストレスを味わなければならないのかと考えると、パス。
浅間神社でお祈りをして、少し休んで下山。
登りで抜かしていった人たちが、高山病(の初期症状)に苦しみながら、まだ登り続けているのはわかるとしても、深夜騒がしく出発していった人たちまで、いまだ歩き続けており、私たちのようにそれほど急がずに登っている者たちが、抜かしてしまうというのは、どういうことなのだろうか、と思う。スタート時間は5時間近く違うというのに。
そして、とうとう、登りの時に会ったかなっぷの同僚たちを抜かすことにもなってしまった。
先ほど会ったとき、冗談で「抜かされないように気をつけます」と言っていた。山にあまり登ったことのない友人が加わっていたといえども、あの若さとこれだけ距離に差がついていたら、抜かすことなんてないだろうと思っていたけれど、あっけなかった。ひとりが頭が痛く、バテ気味だという。
いつも思うが、世の人たちの富士山の登り方は、なにかが間違っているのではないだろうか。
もっと楽に登れるはずである人たちまでもが、あえいでいる。
最初は飛ばさない、イーブンペース、睡眠不足はご法度など、原則はそれほど難しくないはずだ。
しかし、そのペース作りがやっぱり難しいのかもしれない。
「歩く」行為は、ほとんどの人にできる運動だから、山歩きには技術は不要と思われているのかもしれないが、それは大きな間違い。
ペース作りも、歩き方も、登山の技術、それも要となる技術だ。
それにおいて、こんなにも差が出てしまうのだ。
さいわい、日本にもいい山岳ガイドさんは沢山いるし、また富士山をガイディングしている方々のなかにも、素晴らしい力量を持った人たちがいるのだから、そういうプロフェッショナルにお世話になるのも、いいことだと思うのだが。
ところで、今回、ノルディックポールのレッスンを応用して、トレッキングポールを使ってみた。
効果があったと思う。ノルディックウォーキングのようにいつも使えるわけではないけれど、ポイントは同じだ。
しかし、有効利用しすぎたのか、手にマメができた。
私が使用しているレキは、リストバンドが比較的しっかり丁寧に作られていると思うが、それでもやっぱりノルディック調に利用すると、かなりテンションがかかり、手が擦れるのだ。
グローブが必要だったか。
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ペース作り、タクティクスができるかどうか、それが初心者と経験者の違いなのでしょうね。
なかなか文章だけでは示しにくい内容ですが、それにしてもハウツウ本は、それを軽視しすぎだとも思います。
もっと楽に楽しく、そして安全に登る方法があるのに、もったいないですね。
投稿: Sumiko | 2011年11月 5日 (土) 01:21
富士山の登り方…。同感です。
10年前、初めて登ったときは九合目でひどい高山病になり、
下山では何度も尻餅をつき、さんざんなデビューでした。
5年ほど前、ガイドさんと一緒に登ったときは、登りも下りも楽々、
翌日筋肉痛も出ないくらいでした。
歩くペースや休憩の取り方など、思っていたのと全然違いました。。
歩き方だけでなく、当日までの体調管理なども大切ですよね。
雑誌の富士山特集やハウツウ本にはいろいろ紹介されていても、
実際、ピンと来ないことも多いのかなぁ…と思います。
投稿: ニシ | 2011年11月 4日 (金) 21:05