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2011年6月

2011年6月30日 (木)

志津ちゃんの『ソラト大人女子限定!今こそはじめる山のぼり』

おくればせながら、登山ガイド仲間であり、MJリンクのサポーターを一緒にやっている西村志津さんらが監修した本『ソラト大人女子限定!今こそはじめる山のぼり』のご紹介。
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リンクブログにも書いたのだけれど、とっても丁寧に作られている本である。

山のぼりの真面目な話から楽しいおしゃべりまで詰まっている本。
山のぼりの教科書というのは、大概同じようなコトが書かれていて、それは正論であるのだけれど、実際的でない場合もあったりする。
しかし、この本は初心者がわからないこと、困ることについて丁寧に対応しており、作り手が彼女らの悩みや実態をリアルに取材した結果なのだろうと思った。

ただいま、本屋さんで絶賛発売中!

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2011年6月29日 (水)

映画『ヒマラヤ 運命の山』試写会

『ヒマラヤ 運命の山』試写会へ。
最前列におすぎさん発見。プロフェッショナルのおすぎさんは、この映画をどう評するのだろう。

ラインホルト・メスナーが、弟ギュンターとナンガパルバットに登るまでの話、それとナンガで弟を喪って戻ってきたあとの話。
映画の中で(正確には日本語の字幕で)、ライホルトがナンガについて、運命でもなんでもない、と言うことを明言していた。
それなのになぜ、このような邦題がついたのだろうか、たしかにドイツ人はナンガのことを運命の山を喩えるけれど……。と疑問に思っていたら、ちゃんとドイツ語を聞いているとその理由がわかるそうだ、京子さんが教えてくれた。
ドイツ語……半分も聞き取れなかった。

しかしちょっと残念な点もある映画だった。
ソフトシェルやアイゼンバンドの素材が目に付いてしまう。
時代考証をして、もうちょっと当時の装備やウエアに近づけてもらえたらよかったのだけれど。

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2011年6月28日 (火)

AGオフィス訪問

大学講義のあと、今日ばかりは山岳部に寄らずに、ダッシュで都心へ。
アドベンチャー・ガイズのオフィスを訪ね、近藤謙司さんに会う。
エベレストから戻って、すぐに夏のヨーロッパアルプスへ向かう束の間、ほんとうに忙しいなか、たくさんの時間を割いてもらった。

こうやって謙司さんに会ってインタビューをするのは一体何度目なのか、とても数えきれない。

とっても生意気な言い方だってわかっているけれど、あえて言わせてもらえば、ホーバインクーロワールをがむしゃらに登った少年は、当時ジャパニーズポーターと呼ばれていたけれど、その後、山岳ガイドを生業として、着実に道を歩んできて、いまでは日本を代表する国際山岳ガイドのひとりとなっているのだと思う。
いつか、彼自身のストーリーを書いてみたい。

写真は、謙司さん達AGチームが、今年、エベレスト街道やエベレストBCで大震災の募金をしたときのもの。
募金者にはホワイトボードにメッセージを書いてもらい、ビデオを写したり(私もAGオフィスで募金させてもらい、ホワイトボードにメッセージを書いた)、日の丸に寄せ書きをしてもらったりしたそうだ。
この旗は、謙司さんとゲストの久美さんによってエベレスト山頂まで上がったそうだ。
よくよく見ると、なかなか貴重なサインが多数。各国のガイドやかのエリザベス・ホーリーさんまで!
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2011年6月27日 (月)

モンベルクラブ新宿西口店へ

遅ればせながら、新宿南口にオープンした、モンベルストアへ。
私のスキーの師匠であり、ジンパの仲間である石橋くんが店長をしている。
同じくスキーの師匠であり、旧知の仲の三嶋くんが仙台から帰ってきて、スタッフとして働いている。
サーフィンとスキーの仲間の新井さんは、お休みだった。

店づくりというのは、ちっとも簡単ではない。たいへんなことだ。
心の底から、健闘を祈るよっ!

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2011年6月26日 (日)

夏のさま、

肝心な時に頼りたい編集者は不在。デナリへ行ってしまった。
ひとりで取材へ向かう。

新幹線の中で読んだ彼の本には、紅茶が1杯50パイサだと書かれていた。ネパールがそんな時代。
そういえば、ちょっと前までパイサ通貨も持っていたけれど、いまではまったく使わない。
「カティ・パイサ」(いくらですか?)とネパール語で尋ねるときに、言葉として残っているぐらい。

在来線に乗ると、彼が本に描いていた故郷の景色が、車窓に広がった。
青々とした田んぼと里山、クヌギの森、枇杷の実がたくさんなっている木々。日本の原風景、子どもたちの夏休み風景が広がっていた。
まるで梅雨は明けたようで、一足早くここには夏がやってきていた。

インタビュー後、彼女と盛り上がった話は、近年のネパール、チベット、中国の関係について。
さすがの鋭い視点。確固たるスタンス。
先日私がネパールを訪れたときに感じたことを話すと、「バクタプールへ行ったか?」と聞かれた。
「行っていない」と答えると、バクタプールがどのように激変したか、かの地に住む人たちの生活がどう変わったか、彼らが抱えている諸問題について、私でもわかりやすいように平易な英語を使って説明してくれた。
まったく、私はとても重要なところに行きそびれたようだ。

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2011年6月25日 (土)

BDハーネス クーロワール

キャプションなど後送になっていたものを書き続ける。
先々のことを指示しながらマネジメントしてくれる編集者は、ほんとうにありがたい。
ずいぶんと楽をさせてもらっていると思う。

昼過ぎ、私のお役はごめんとなったようで、一休み。

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スポーツの通販で買ったブラックダイヤモンドのクーロワールがふたつ、届いた。
登山ガイドの範疇ではロープを使うことはないけれど、有事の際には繰り出す場合がある。
それを想定して、30m程度の短いロープを持っていくことがあるが、この場合、お客さまはハーネスもスリングも持っていない。
スリングで簡易ハーネスを作ってもよいが、付け心地が悪いし、それよりもこのクーロワールを使う方が、はるかに早く、快適だ。
軽いし、手のひらの乗るほどの大きさなので、苦にもならない。
そんなことを考え、SMサイズとMLサイズを二つ購入した。

月初めの甲斐駒ケ岳にも持っていく予定。

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2011年6月24日 (金)

『いのち五分五分 息子・山野井泰史と向き合って』

朝方入稿後、次々上がってくるゲラを見ながら、キャプションを入れるなど誌面を調整していく。

数日後に重要なインタビューが入り、それまでに読んでおきたい本が数冊ある。
けれど、いまは今朝届いた『いのち五分五分 息子・山野井泰史と向き合って』かな。
今朝、著者のお父さまからわざわざ電話をいただいた。奥付を見て、80歳近くなることを、改めて知った。

賛否両論ある本には、父から見た息子夫婦が正直に描かれていた。

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2011年6月23日 (木)

原稿書き

夫は海へ。
私は部屋で海を眺めながら原稿書き。

つくづく、ライターは職人だと自覚。編集者が切ってくれた美しいラフの通り、ともかく書き続ける。
与えられたミッションをこなし、要求されたものを書き続ける。

途中、原稿とは無関係な重要な電話が3本。それぞれ30分程度。ひとつはオーストラリアから。
通常、こんな重要な電話を3本もこなすとぐったり来るのだけれど、今日は何とか持ちこたえている。

昼ごはんのあと、近所の空き地でペパーミント発見。いただいて、お茶にする。

2011年6月22日 (水)

原稿書き後、夜、御宿へ避難

夏至の今日、夜まで自宅で原稿を書き続けたが、これから御宿へ避難することにした。
計画的ハンコ―。
連休の夫は、今日は自宅を掃除し続け、その後原稿書きでボロボロになった私をなんとか車に押し込み、運転してくれた。

温泉がやっている時間には到着は間に合わないので、太東のカレー屋さんで夕ご飯。
いつもいろんなプロサーファーの方が紹介しているところで、太東の駐車場の目の前、ポイントがよく見渡せるところにある。
安くて、美味しい。けれど一度も来たことがなかった。

夜、御宿のアパートに到着。
地震以来、来る回数が減ったこともあり、布団がカビっぽくなってしまった。
布団に入るのは止めて、タオルケットで寝ることにした。

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2011年6月21日 (火)

東京新聞フォーラム「夏山登山の魅力と安心登山」

山岳雑誌『岳人』を出版する東京新聞が行ったフォーラム「夏山登山の魅力と安心登山」に参加。
最初に田部井淳子さんの講演があり、その後、金邦夫さんと私が加わって座談会をやるという内容だ。

田部井さんとは、一緒にMJリンクの活動をしており、また金さんとも親しくさせてもらっているので、おなじみの顔ぶれというような雰囲気だった。
じつは、私は金さんの大ファンというか、山岳救助隊での彼の実績だけでなく、金さん個人の登山への姿勢や思いがとても好きで、彼のような山ヤは本当に素晴らしいといつも思っている。だから、金さんの話が私は大好きなのだ。

奥多摩の友人夫妻の家に行くとき、時々金さんも顔を出してくれることがある。
駅前で待っていてくれたり、友人宅の茶の間で、わけあってカムひとつひとつにパラグライダーの糸を付けていると、呆れた顔で覗き込みに来てくれたり……。
とっても温かな人である。

だから、みんな、金さんの言葉は心して聞いてほしい。
数々の悲惨な遭難現場に立ち会ってきて、そして登山が大好きで、だからこそ吐ける言葉だと、私は思う。

来場者に配布された「初心者のための安心登山ノート」は、今年の別冊夏山の付録(写真)であるが、私が執筆を担当した。
大急ぎで作ったものであるけれど、表紙を山ヤさんである赤松さんが担当してくださり、なんとか出来上がったものだ。

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2011年6月20日 (月)

ウィメンズ・マウンテンアカデミー机上講習会

とうとう、肩甲骨が固まり、手が上がらなくなり、腕が動かなくなった。
習慣にしていたカイロプラクティックもご無沙汰している。すぐに予約が入るところではないので、今回は、近所のカッピングへ行った。
カッピングの科学的根拠は知らないけれど、私にはものすごく効くのだ。
数年ぶりの来店を、施術師さんは覚えていてくれた。

しかし、恐るべしカッピング、どんな服を着ても、肩にあるアザが隠れない。今日も明日も人前に出るというのに。

夜は、ザ・ノース・フェイスのウィメンズ・マウンテンアカデミー机上講習会。
いつものプレスルームでやった。
ウィメンズ・マウンテンアカデミーは、年に数回行っているけれど、山に行く前にこうして必ずメンバーで集まって、コースを確認したり、その時のテーマとなることを学んだりするのだ。
今回は、テント山行なので、テントにまつわる装備を、テントのたて方について勉強してもらった。
テントは、わが身を守るシェルター。いい加減にたてちゃダメです。痛い目にあいます。

それにしてもいつものことながら、ウィメンズ・マウンテンアカデミーの皆さんは、ほのぼのとしたいい雰囲気の人たちで、向上心が高く、前向きに丁寧に一生懸命山登りに取り組んでおり、まったく頭が下がる。
初回の時からずっとリピートしてくれている人たちが核となって、マウンテンアカデミーならぬ、ノミデミーだったかそんな名称で居酒屋の個室を貸し切って、時々集まっているそうだ。
場所は居酒屋だけれど、飲んだくれたりはしない。互いの山の話をしたり、次に一緒に行くところについて真面目に計画を立てたり。
別に酒を飲むのが悪いという意味ではなくて(私もお酒が好きだし)、どうやら彼女たちの場合、酒を飲むのも忘れるぐらい熱心に山の話をしているようだ。
私たちが、登山中に示したいろんなことを踏まえて、丁寧に計画を立てて、いろんな山を登っている。

本当に頭が下がるし、こんないい雰囲気の会を、私も大切に大切にしていきたいと思う。

2011年6月19日 (日)

『ランドネ』に、愛用品ミゾーさんの品を

23日(?)に発売になる『ランドネ』に、思い出の品を載せてもらった。
ミゾーさんのところのチタン製クッカー(ひとり用食器)だ。
素敵な演出、写真で紹介してもらっている。

蓋に貼ってあるのは、白馬にあるショップ・ラッピーさんのものだ。
山岳部の後輩で大町在住のクリの家族と一緒に訪れたときに、ラッピーのスタッフの方が、クリの娘、すずにくれたのだ。
たしか2枚くれたはずで、すずが私にもくれたのだ。くれたというか……気づいたら、勝手に食器に貼ってあった。
食器にステッカーを貼られちゃうとちょっと不便したりもするのだけれど、姪っ子のようなすずがやったことなので、仕方がない。
そのままにしてある。

山の道具には品性というものがあると思う。
作り手の魂が映し出されているのだろうか、ミゾーさんの作品はアックスも食器も、それから小さないろんなものまで、すべてが美しい。
美しい理由は、それが機能的であるからであり、そして溝渕さんの品格が現れているのだと、いつも思っている。

だから、そんな愛用の品を雑誌で紹介してもらえて、とても嬉しい。

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2011年6月18日 (土)

ゴアテックス・アスリートボイス アップ

ゴアテックスのサイトにある「アスリートボイス」のインタビュー取材+執筆を担当している。
これは、とっても贅沢な仕事。
日本ゴア株式会社がスポンサードするトップアスリート(登山家、スキーヤー、トレイルランナーなど)にじきじきにお会いして、話を聞き、原稿にするというもの。
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月に平出くんや竹内さんにお会いしたのを皮切りに、3.11のあの日は、ちーちゃんの家でインタビュー中だった。ほか、後立山連峰を滑りに来ていた大輔さんに会いに行ったり。

下記、サイトに以下の方々のインタビューを掲載しました。
ぜひご覧ください。

写真・動画は、佐藤佳幸さんや黒田誠さんら。

トレイルランナー 鏑木毅 「長距離レースは旅のよう」

登山家 竹内洋岳 「3つの判断、チョ・オユーにて」

登山家 平出和也 「一畳の地図から始まった冒険」

ビッグマウンテン・スキーヤー/山岳ガイド 「山はワクワクドキドキする場所」

トレイルランナー 間瀬ちがや 「山が大好きな一男一女の母」

http://www.gore-tex.jp/community/athlete/index.html

ところでゴアのサイトにはこんな読み応えあり、実益ありのサイトもある。
北アルプス 黒田誠ガイドの『山へ行くなら』だ。
山への愛情が根底にある思慮深い言葉が並んでいるのだ。
私は以前からこのサイトのファンだったので、まさか同じページに自分も執筆することになるとは、思いもよらなかった。
http://www.gore-tex.jp/community/enjoy/index.html

2011年6月17日 (金)

撮影→MJリンクネパール打ち上げ

土砂降りの朝。都内公園での撮影はどうなることやらと思っていると、集合時間が昼過ぎに変更になった。
我が家から車ですぐなので、いつでも出発できるようにして、机仕事にいそしむ。

午後、わずかな晴れ間をぬって撮影。
橋谷さんのお手製料理もたくさんいただく。


撮影が長引き遅刻してしまったけれど、夜はMJリンクネパールの打ち上げ会。
九州や愛知、新潟、福島という遠方組も参加。
週末はみんなで丹沢に登るのだという。

丹沢へは行かない組数人と、お開き後、フレンチなバーへ。
旨いワインを開けてしまい、終電逃す。

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2011年6月16日 (木)

甲斐駒ケ岳下見Day2

朝ごはんをいただいてから、山小屋出発。
当日の様子をシュミレーションしながら歩く。
無雪期の甲斐駒ケ岳に登るのはおそらく20数年ぶり。
頂上直下を直登せずにまいていく夏道ルートは、予想よりもずっとリスクを減らすことができるとわかり、一安心。

途中、鳳凰三山、 八ヶ岳、北岳から赤石岳あたりまでの南アルプス、中央アルプスと眺望はばっちりだった。

下山後、温泉に入って、それからまたレンタカーを運転して(今度はゆっこちゃんが運転してくれた)、茅野駅へ。

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2011年6月15日 (水)

甲斐駒ケ岳下見Day1

ゆっこちゃんとふたりで甲斐駒ケ岳へ。
来月アタマに行なう、ザ・ノース・フェイスのウィメンズ・マウンテンアカデミーの下見。
初日の今日は、茅野駅でレンタカーを借りて戸台へ。
途中、地元野菜や伊那の名物寒天を売っているお店を発見。
美味しいパン屋さんも併設。
きっとみんな喜ぶはずだから、当日下山後に必ず寄ろうと思う。

戸台から専用バスに乗り換えて北沢峠へ。
今日バスが開通になったということで、信濃毎日の女性記者が取材にいらっしゃっていた。
ゆっこちゃんが、取材を受ける。
私たちが登る日は、北沢長兵衛さんの名前を冠した長兵衛祭だという。甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳の開山祭だ。
記者さんも取材に来るというので、また山で再会できるだろう。

北沢峠から仙水小屋まで歩いて、ビールで乾杯。
その後、ゆっこちゃん持参の三岳(芋焼酎)と私が持参したワインを開けて、夜が更けたた。110615kaikoma 110615kaikoma2 110615kaikoma3

2011年6月14日 (火)

大学へ

昨晩、頼りにしていた先輩から携帯メールが入った。やっぱり今日の仕事は抜け出せないと。
そりゃそうだ、40代後半働き盛り。忙しいに決まっている。孤立無援になるけれど、穏便にしかししっかりと自分の考えを伝えなければならない。

大学講義後、山岳部を担当してくださっている教授と面会。
その後、山岳部員とコーチのかなっぷと3人でミーティング。

2011年6月13日 (月)

『山と溪谷』7月号・『岳人』7月号

週末の日本登山医学会で行なわれたチャリティーバザーは、いくつもの登山のギア・ウエアのメーカーが参加してくれ、大きな収益を上げることができたそうだ。
仕事に追われ、時間に追われツライ日々が続いている中だったけれど、がんばってよかった。

今月発売の山岳雑誌2誌の紹介。

『山と溪谷』7月号
MJリンクネパールトレッキング紀行 

ヒツジプロジェクトのサバイバルナイト2報告 

ウィルダネス・ファーストエイド連載2回目
尊敬する鎌田慧さんの文章もアリ。


『岳人』7月号

Hitsuji-Mがサバイバルナイト2の報告記事を執筆

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2011年6月12日 (日)

日本登山医学会Day2

日本登山医学会2日目。

看護師の河野さんがこれまで登った4つのジャイアンツ(チョ・オユー、エベレスト、シシャパンマ、マナスル)それぞれのタクティクス、体調管理、体調について報告。とても具体的で実践的。富士山8合目付近での蘇生、山岳競技中の蘇生、2件の報告あり。 

ポスター発表は全く見る時間ナシ。残念。

以上、メモ書き。

朝、鹿屋体育大学の山本先生に話しかけられ、あるひとつのアイディア、計画が進むことになった。
彼は常に、登山者目線を忘れない実践的な研究をしており、登山に実際に役立つ研究結果を導く力のある方なので、今回の計画はとても楽しみ。
私が、がんばらなければならない。

2011年6月11日 (土)

日本登山医学会Day1

日本登山医学会初日。
ランチョンセミナーで行なわれた飯野先生の脱水症はとてもわかりやすく、勉強になった。
脱水症のメカニズム、そして高山病との関係も。
プレゼンテーションの勉強にもなった。

有田先生のセロトニンの話も興味深かった。まさみんに聞くと、彼はヨガの世界でも活躍しているそうだ。

睡眠時無呼吸症候群については、症状のある方は時々いらっしゃるし、高所にお連れする場合には細心の注意を払うべきテーマのひとつなので、改めて勉強になった。


震災後の医療活動の件。志津川病院と石巻赤十字病院のドクターが話してくれた。速やかに適切な医療行為を行なうためのシステム構築が、素晴らしかった。ゼロどころかマイナスのところから切り拓いていく行動力と決断力。クライマーに通じるセンス。

以上、1日目のメモ書き。

懇親会のあと、参宮橋の駅前で、クールビューティの女医さんとヒツジが2匹集合。
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リンクでの医療面のリスクマネジメント、海外ツアーについて改めて意見交換。

2011年6月10日 (金)

ザ・ノース・フェイスMarchストアイベント本日開催・UST中継!

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女性のためのアウトドアライフスタイルショップ「THE NORTH FACE 3(March)」は、アウトドアライフスタイルにまつわるモノやコトを通じて、日々生活していくための知恵や知識を、それぞれのジャンルに精通したゲストスピーカーをお招きし、ワークショップ形式でみなさんと学び合う機会を提供しています。

1回「base knowledge vol.1
今だからこそ考える、ミニマルに最低限必要なものを備えるための知恵。25Lのバックパックの中身とその使い方。

日時:2011610()19:00-21:00

会場:THE NORTH FACE 3(March)
150-0001東京都渋谷区神宮前6-10-8 NAビル
03-6418-4921

募集定員:30

参加費:1500円 当日会場にて受付けます。
(
参加費は東日本大震災義援金として日本赤十字社を通じて、全額寄付致します。)

申込方法:上記THE NORTH FACE 3(march)にお電話、もしくはファックスにて「6/10ワークショップ参加希望」の旨をお伝え下さい。

ゲストスピーカー:柏澄子(かしわすみこ)

アウトドアギアやウエアがなぜ、災害や日々の生活、そして旅!といった場面で力を発揮してくれるのか。
それは、その性能に理由があります。
アウトドアギアやウエアがもつ性能や使い方のいろはを伝授。
そしてそれらを、過酷な環境下ですごさなければならないときや、日々の生活でどのように役立てられるのか、お話します。

☆USTでも中継いたします。ツィートしてご参加ください☆

http://www.ustream.tv/channel/base-knowledge

Base Knowledge Vol.1 ありがとうございました!

ザ・ノース・フェイスのウィメンズ向けストアMarchにてBase Knowledgeというワークショップがシリーズで始まることになった。
アウトドアアクテビティの基礎の基礎の情報や知恵、考え方などを伝えていく場……と私は解釈している。
初回のテーマは「今だからこそ考える、ミニマルに最低限必要なものを備えるための知恵。25Lのバックパックの中身とその使い方。」
この講師として、私が招いてもらった。
自分の身を自分で守るためにバックパックの中に詰めるもの、それは登山のときに役立ち、そして有事の時にも役立つものがある。そしてそれが、ミニマルであればなおよい。
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後、日本人は自分たちのライフスタイルや今後の人生、日本という国のあり方について考えたと思う。
身近に命を喪う経験をした人も多い。命からがら逃げ切った人もいる。
軽々しくいうことはできないけれど、東京に住む私たちが考えられること、やれることをひとつひとつやっていこう、というメッセージも含まれていた。

そしてなんと、このイベントはU-Streamに配信されるという……私としてはなんとも困った状況になった。
人前で話をすることに緊張はしなくなったけれど、上手なわけではない。
けれど、ニールの絶妙な演出(ライティングや音楽の選び方など)と、小口さんのアイディア、瀬里さんの素晴らしきトークとゆっこちゃんの存在によって、なんとか成り立った。

次回は、8月中旬だそうです。テーマなど詳細は追ってMarchのブログやザ・ノース・フェイスのサイトで公開されるはず!
今度は、のんびり聞き手になって楽しむつもり。

写真は、通常販売用の棚になっているところに、今回の企画にあった商品を並べた様子や、音響などを準備している様子。本格的。

追記*
ユーストを見てくれた友人が、「災害時にただひとつ持ち出すとしたら、なに?」という質問をツィッターであげてくれた。
会場では誰が呟いたのかわからなかったし、漠とした質問内容に、「そんなの時と場合による」というような冷たい答えをしたけれど、アタマの中にあったのは「命式」。
これでしょ、これ持って逃げなければ、今後の人生、どうなるの?! とのちに質問した友人に言ったところ、「やっぱり」というような顔をしていた。
さては、それをはかせようとしたかな。

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2011年6月 9日 (木)

ノースにて打ち合わせ

明日のBase Knowledgeの打ち合わせのために、ザ・ノース・フェイスプレスルームへ。
ブレインの小口さん、アナウンサーのトレーニングも受けたことがあるというノース看板娘のひとり瀬里さん、ノースプレスと言えば彼女以外いないでしょっというゆっこちゃんと会う。
途中、明日の演出の一切をしてくださるというニールもやってきた。
彼が作ったフィルム『CAR DANCHI』(車団地)のDVDをいただく。カバーにある写真を見て大笑いしてしまった。
そうそう、カー団地だよ、こうやって車を駐車場に停めて、キノコのように雪をかぶって、雪かきしながら暮らして、登って滑るんだよ。

写真は明日の会場となるノースのウィメンズ向けストアMarchのウィンドウ。
いつも丁寧に模様替えをしているので、来店が楽しみな場所。110609_145706


2011年6月 8日 (水)

スタジオ撮影

今日は終日スタジオ撮影。地下3階のスタジオにこもる。

夜、最近のいろんな出来事について再考してみた。
責任をとるというのはどういうことなのだろうか。
楽をしている人こそ、責任の所在がわからない……というようなことをいう。

大学は学問を通じての人間形成の場であると、創立者の天野貞祐氏がいい、私の母校の、そして山岳部で活動する後輩たちの大学の建学理念だと、ずっと信じてきたのだけれど。
山岳部というのは確かに特殊な部である。リスクマネジメントが難しく、リスクがそのまま生死に直結することもあるからだ。
でも、それが登山であり、山岳部であるのだ。
山岳部の存在意義が失われるのであれば、部が存在していても意味がない。
また、部活動は学生たちのものである。OBOGが築いてきた延長線上にあり、大学側もそれに貢献してきたのはもちろんだけれど、部の主人公は部員なのだ。
あの若さで、日本の山、世界の山を登ることができるのが貴重な財産なんだよ、彼らの人生において。


仕事が猛烈に大変なときに参ったな、という本音のあるけれど、私は後輩たちを守りたいと思う。

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2011年6月 7日 (火)

火曜日は大学へ

最近の火曜日の行動はパターン化されている。
草加市にある獨協大学へ向かう途中、どこかでランチを食べる。
授業は1315~であるので、3045分前には大学に到着して、講師室へ寄ったり、エクステンションセンター(私が担当している授業(社会人向け公開講座)を受け持っているオフィス)に立ち寄る。
その後、5階の教室へ。受講生は7人であるが、大概ほとんどの方々がすでにお見えになっていて、机を並べて待っていてくださる。
受講生は男性だけであり、そのことに不慣れな私は、最初はどうなるかと思ったが、皆さん互いを尊重しながら、和気藹々とやってくれていることに感謝。

授業終了後は、同じ棟の1階で山岳部の主将である能代谷くんと待ち合わせ。
近くのテーブルについて、山岳部のことについてあれこれ話し合ったり、ほかの部員も一緒の場合は、中庭でテントのたて方やファーストエイドなどの実習をする。

去年、我が部は部員がゼロになり、知らないうちに「休部」扱いになっていた。
だから、秋に能代谷くんが入部しても、大学側に公認してもらっての活動ができずに来たのだ。
今年は6人ほどの部員が入り、一気ににぎやかになった。
やる気がある人のところには、やる気のある部員が集まるというのは、昔からの鉄則だ。

だから私も、なるべく授業のあとに、彼らのところに立ち寄るようにしている。

2011年6月 6日 (月)

阿佐ヶ谷通い

阿佐ヶ谷の木風舎に通って、登山ガイドの橋谷晃さんをインタビューするのも、今日が最終日になるか……?
モダン中華、南欧風パスタ、アメリカンなバーガーと私たちを楽しませてくれた阿佐ヶ谷ランチともお別れかな。

今日も朝から、編集者2名とライター役の私の3人で、橋谷さんのオフィスにおじゃまする。
阿佐ヶ谷ランチの時間以外は、終日部屋にこもって、インタビューをしたり、誌面について話し合う。

2011年6月 5日 (日)

MJリンク浅間山B日程

MJリンク浅間山第二弾。
今日のサポーターは、まさみん、菅ちゃん、それと助っ人の久美ちゃんはMJリンク初年度の谷川岳以来、私の4人。

昨日と同じコースを歩くわけだが、新しいメンバーと歩くと、それはそれは新鮮。
今日のわが班もまた、楽しく陽気なメンバーがそろった。
それぞれの仕事やライフスタイルもさまざま。それぞれの道のプロフェッショナルであったりすることが、サポーターとしても新鮮であり刺激的な時間を共有できる理由のひとつだと思う。

長い下りでは、仕事の話、子育ての話、結婚前のあれやこれやの話、いろんな話を聞きながら歩いた。
そしてなんと、今日のチームには、「初登山」の方がいらっしゃった。「初」といっても、娘さんが大学山岳部所属で道具を一式借りていらっしゃったし、小さいころから自然の中で元気に遊んでいらっしゃた方のようで、ほかの経験者の皆さんと何ら変わりなく、歩いていた。
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リンクやそのほかのガイドなどをしているとときどき、参加者の「初」に触れることがある。初雪山、初南アルプス、初テント、初縦走などなど。彼女らにとって「初」はたった一度しかないことなので、いい思い出、いい経験になってもらいたいと心するのだけれど、しかしなかなか役不足は否めない。迎える側も、精進し続けないとならないのだなあと思う。

下山後、サポーター4人で湯もちで有名な「ちもと」のカフェに寄った。
昨年、MJリンクで浅間山を登ったあとには、田部井さんも一緒に立ち寄ったのだけれど、その時はまだカフェはなかった。
モダンな造りのカフェで美味しいお茶をいただいて、湯もちを食して、反省会。

その後、新宿到着後には、まさみんと菅ちゃんと3人で、今後のことについて話し合い。
タイムリミットは、夜行バスで上越市に帰る菅ちゃんのバスが出るまで。
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月の八ヶ岳後、3人で企画した年間計画やステップアップ企画の見直し。
あれやこれや、意見を出し合う。こういうことをすると、意外な展開に話が進むのだと実感した。
私が述べたある意見は、私の本心というよりも(私がいちばん思っているコトというよりも)、話の流れでベターかと考えて意見したことだけれど、それについては反対意見が出た。
それはある意味もっともで、本来の私の考えに近いものだったりする。
なるほど、話し合いというのは、いろんな化学反応を起こすのだな。
そして、3人であれこれこねくり回した結果、年間計画は一度白紙に戻った。

やれやれ。いったい何をしているのかわからなくなってくるときもあるが、おそらく熟考、思索の時間が必要なのだと思う。
納得いく企画が作れないのであれば、白紙にするしかない。
いくつかの企画を残して、あとは再出発だ。

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2011年6月 4日 (土)

MJリンク浅間山 A日程

MJリンクの企画で、浅間山へ。
浅間山は昨年の2月以来、二度目の企画になった。
同じところを繰り返しやるのはどうか、という意見もでたのだけれど、MJリンクはいつもキャンセル待ちをいただいているので、同じところを繰り返して、キャンセル待ちの方々や、前回日程などの都合で行けなかった方々も誘うことができればいいなあと考えている。

また、実は浅間山は、私たちの企画にぴったりの山でもあるのだ。この企画では、5人ずつ4班に分かれ、各班にサポーターが1人ずつついて登る。各班ごとに地形図を読み、この先のルートがどうなっているのか考え、いろんな判断をしながら登って行く。そういうコトをやるのに、ぴったりの山なのだ。

この日、私の班には、リピーターの人やMJリンク参加初めての人などいろんな人がいた。
植物に詳しい方が、朴ノ木の花の匂いが漂っていることを教えてくれた。甘い匂いだった。

関西組が多く、関西弁でにぎわっていた。

そして、子育て中の人が数人いたのも印象的。
最近のMJリンクには、子育て中の方、子育て終了の方も多く参加してくれるようになった。
私たちの年齢が年齢なので、それは自然のことなのだけれど、当初よりもお子さんのいる女性の参加が増えたように思う。

2009
年に田部井さんに誘われて二人でMJリンクを始めた。
その時、私が彼女の呼びかけにのった理由は、女性にはいろんな人生のステージがあるけれど、それらを通じて好きなことを続けられる環境を作れたら、それは素晴らしいなあと考えていたからだった。
妊娠、出産、子育てでいっとき山が遠ざかることがあっても、また戻って来られる場所があったらいいと思うし、また子育て中でも無理なく続けられる機会があれば、もっとよいと思っていた。
だから、こんなふうにお子さんのいる女性の参加が増えるのは嬉しいことだった。


下山後、サポーター4人で反省会。
反省会後は、大久保さんと別れて、まさみん、菅ちゃんと3人で再び登山電車に乗って山に上がっていった。
明日の浅間山にそなえて、私たちは山麓で1泊。
明日手伝ってくれる久美ちゃんを、(反省会が長引いたために)かなり待たせてしまったけれど、4人そろって夕ご飯、温泉。

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2011年6月 3日 (金)

湯ノ丸山取材

編集者のオオヤさんとカメラマンのアライさん、そして橋谷さんと4人で、湯ノ丸山へ。
あんまりの疲労で……往復の新幹線とも爆睡してしまった。

今年は花の開花が遅く、レンゲツツジはまだまだ硬いつぼみだった。
しかし、湯の丸山山頂からの眺めは素晴らしかった。
今回のこの本に掲載する山すべてが見渡せることもわかった。

帰宅途中、編集者から電話。何度か仕事をご一緒したことのある、いつもの編集部所属の彼だ。
とても時間を作ることができず、、、というか秋までは休みのないほど仕事が埋まっており、お断りせざるを得なかった。
私もとても関心をもっているテーマで、これをルポルタージュできたら(人に嫌われるだろうけれど)、いいなあと思っていたテーマだけに、とても残念。
ほかのライターさんにやってもらうようにすると言っていた。
電話を切って、「その記事が楽しみだなあ」と思ったけれど、ライターたるや、他人が書く記事を楽しみにしていても仕方がないんじゃないかと、ちょっと反省。

今月の仕事を断るのは2度目だった。もうひとつは、クライミングと登山の王国UKへ行く取材だったし、とても残念だった。
もっと、書きたいテーマについて、いつでも身軽に動ける状況を作っておきたい。
以前は、もっと動けたのだけれどなあ、と思う。


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2011年6月 2日 (木)

明治通り→阿佐ヶ谷

午前中は、ザ・ノース・フェイスのプレスルームへ行き、オグチさん、ゆっこちゃん、セリさんと打ち合わせ。
色んなカルチャーに詳しいオグチさんによると、UStreamというのは、テレビ中継と大きく違って、もっと手作り感があるものなのだそうだ。テレビ番組でいえば、タモリ倶楽部ような。

えええっ! 本番は10日だけれど、私にタモリ倶楽部ができるのだろうか。存在感のあるゆっこちゃんと、流暢なトークができるセリさんがいるから大丈夫かな。
けれど、私たちはみんな女性なので、タモリ倶楽部というよりも、やっぱり猫が好きってところだろうか。


午後から、阿佐ヶ谷へ。

先に到着していた、編集者のオオヤさん、ヒロタさんと一緒に、今日も橋谷さんのインタビュー。

夜帰宅し、机仕事。

2011年6月 1日 (水)

『サンデー毎日』

今日も阿佐ヶ谷通い。

 

現在書店に並んでいる『サンデー毎日』612日号にコメントが掲載されました。

「サンデー健康アカデミー」という連載。テーマは「登山でのけが・病気講座」。東京医科大の増山茂先生を取材したもので、ほかにモンベルの半田久部長やロストアロー広告部の亀田さんと私がコメントしています。

夏山における脱水症や、夏山でも起こりうる低体温症が主な内容です。

http://mainichi.jp/enta/book/sunday/news/20110530org00m100007000c.html

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