« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月

2011年2月28日 (月)

あっという間に4日間

家庭内のいろんな怒涛があってあっという間の4日間。休日2日がなくなり、そして美樹さん夫妻にお願いしてあったことも諦めなければならなかった。だから、山もスキーもいけなかった。
けれど、仕方ないな。そういう時の巡りあわせもあるから。

2011年2月24日 (木)

かよちゃんとご飯

夜、DIVA仲間のかよちゃんとお食事。
色々な話。と一言でしか書けないような、色々な話。


女性はえてして、潔く、判断が早く、執着がない性であるようにも思う。
まったくその正反対の性質が出るときもあるのだけれど。
だから、モノを手放すこととか、ゼロからスタートすることが怖くなかったりする。


それともこれも世代によるかな。
なにしろ私たちは、アタマをあちこちにぶつけながら前に進んでいって、その痛さをすぐに忘れちゃう結構愚かな世代だから。

2011年2月23日 (水)

『山と溪谷』3月号  『PEAKS』3月号

終日自宅で原稿書き。
今年はいろいろ外に出る仕事も多く、こうやって腰を据えて原稿書きができる時間が少ない。
けっして無駄にせず、コツコツ書き進めないと、本業が疎かになってしまう。


掲載誌の紹介をふたつ。

『山と溪谷』3月号

51rre4bawgl__sl500_aa300_

   みんなの山ごはんレシピ:ハンバーグのオレンジジュース煮

大学山岳部の時に新入女子部員をつなぎとめておくために考えたモノ。

ところで、同じコーナーに青崎涼子さんの「シナモンロール」があります。これは、ウィルダネスな環境下ではなんでもかんでも自分でやっちゃおうという思想がバックにあるもの。以前、涼子さんがNOLSに参加したときに、チュガッチ家族に教わったのだと、興奮しながら話してくれたことがあった。この時に初めてキッチンではなく彼女は原野で料理の基本を学んだんだと、そういうストーリーが隠されている記事。これって「読者の山ごはん」としているが、読者域を完全に超えています。

   書評:『~山岳ユーザーのための~雪崩リスク軽減の手引き』(出川あずさ・池田慎二著)

日本雪崩ネットワークの二人が書いた本。よい手引書とは、ノウハウを伝えるだけでなく、よりよい行動、生活、生き方を実現するための「知恵」を与えてくれるとは、担当編集者が気づかせてくれたこと。短い原稿だけれど、編集者の坂元さんにとてもお世話になって、書いた。

それと、字数の関係で記事では触れることができなかったが、日本雪崩ネットワークは活動を始めて今年で10年だそうだ。この10年について、日本のメディアでは取り上げられないようだけれど、カナダのCAAのジャーナルには掲載されるそうだ。

   不定期連載「山でのケガ、病気、その実際」:第7回心疾患

心疾患既往者が登山を続けているという事例をふたつ紹介。医療面の監修をしてくれたのは、山に登るお医者さんである上小牧憲寛先生。

PEAKS3月号

なじみの編集者から依頼の電話があり、とても短い原稿を1本。山岳系フリーランスライターがガイド仕事をするにあたって……ではないな、もうちょっと違う内容。
もちろん本音を書いていますが、行間にも意味があるんです。

61bwkaogpl__sl500_aa300_

2011年2月22日 (火)

打ち合わせ→お天気講座→打ち合わせ

午後、Y編集部にて、ハマヤンさんと、K編集長とミーティング。
今年3~4回にわたって行なう連載について。
やっと方向性が固まってきた、よかった。
いろいろと時間や手間をかけて作っていくべきものなので、心して取り掛からないとならない。

まだ1作目も出来上がっていないというのに、ケンタッキーに住むBenは「スミコ、掲載誌は送ってくれ、僕のママも楽しみにしているんだ」と言う。
あんなに成熟していて、プロ意識が高く質の高い仕事をしているBenを私は同い年とは言わないけれど、せめて30代半ばだと思っていたら、なんと彼は25歳だった。かなりショックだったけれど、こんなセリフを聞くと、やっぱり彼は25歳なのかもしれない。


夜は、月例の猪熊隆之さんのお天気講座へ。
二つ玉低気圧、南岸低気圧など。
最後は、数年前のGWに鳴沢岳で起きた死亡事故のときの天気図を素材にして、低気圧が発達していくサインを読み取る実習。

今晩は、MJリンクからいつものNさんとMさん。それとTNFのウィメンズ・アカデミーからいつものYさん。
私たちが一昨日に、小谷村の山でみたあの不思議な雲については、Yさんがしっかりと写真を複数枚撮っていたということで、今度猪熊さんにお見せすることになった。
Yさんへ。来月、ワタシ、行けるかわからないので、もし欠席したら、雲の答えについてぜひ教えてくださいね。


その後、まさみんとMJリンクのミーティング。再来週の八ヶ岳に向けて最終打ち合わせ。
以前カジュアルフレンチだった店が、いつの間にか中華料理屋になっていた。
ビール1杯とおつまみ2皿で980円。美味しくて安いので、この店は今後もミーティングに使えそうだ。

2011年2月21日 (月)

インタビュー→食事会

竹内洋岳さんのインタビュー。
いったいこれまで何度話を伺ってきたのか、数えたことはない。

インタビュー後、登山のウエアで大活躍するであろう新しい素材を、メーカーの方に見せていただいた。
こういうものを手に取るときの、竹内さんのウキウキさやそれから慎重に冷静に内容や質をチェックするまなざし。これはプロだと思う。


夜は山仲間のくーさんとまさみんと3人でイタリア料理屋カルミネへ。
ふたりとも知性あふれる大人の女性。

これまで蓄えてきた知識や身に着けてきものは、知力となり、人生を生き抜いていくときの錨のような役目になるのだと、この二人を見ていると思う。
つまり、港に帰ってきたときに、自分をしっかりとつなぎとめておいてくれるものであり、指針を失わず、流されず、ぶれることなく、いられる。また次の航海へとも旅立つことができる。


勉強をすること、というのはとても重要なことなのだと、まだまだ脳細胞も若くて時間もたくさんあり、将来性のある若者たちに言いたい。

2011年2月20日 (日)

TNFウィメンズ・マウンテンアカデミーDay2 裏山へ

ウィメンズ・マウンテンアカデミー2日目は、もちろん早朝の温泉から始まる。
私なんて、超早朝と、朝ごはん直前と2度入いっちゃった。って誰気づいていないだろうな。


今日は、山田旅館さんの裏山へ。この企画、最初からゆっこちゃんが「裏山だから、山田旅館さんの裏山なの。敷地内のようなものだから」と言っていて、いったい裏山ってなあに?と思っていた。
確か大渚山に登ったときは、山田旅館さんの裏手から登らせてもらったので、あのあたりのことだろうか、とか。なんて10年以上前なのであんまり覚えていない。

しかし、金曜日に誠司さんにご案内いただいたおかげで、ほんとうに裏山であることがわかった。

いざ出発してみると、下見の時とちがってラッセルがほとんどないことと、参加者の皆さんの足どりもよいことがすぐにわかったので、少し遊びながら登ることにした。
参加者11人全員がトップを歩く体験ができるようにした。あるセクションでは「あの木を目指して登ってほしい」とか「あのスカイラインまで」とか言ったり、あるときは地図を示して、「このあたりにおりたい」とか。みんな初めてで少し戸惑ったかもしれないけれど、順調に進むことができた。

鎌池(の写真を撮り忘れたけれど)は、真っ白な雪原になっていて、とってもきれいなところ。一昨日と違って、大渚山や雨飾山も望める。
それから、誠司さんに教えてもらった不思議な風穴地帯を通って、いにしえのスキーゲレンデへ。
今年は、日本にスキーが伝来して100周年というけれど、ここ山田旅館の裏手に、誠司さんのお祖父さんがスキー場を作ったのは、それから約5年後だったそうだ。東京の大学山岳部で学生時代を過ごしたお祖父さんは、おそらくそのとき山岳スキーを身につけたのではないか、と誠司さんは話していた。
リフトもなく、もちろん音楽なんて流れていないこののどかなスキー場は、やがて大糸線沿線にリフト付きのスキー場が多数できるようにあると、スキー客の足も減ったという。

そんなオープンバーンをスノーシューで下って、さらに夏は山田旅館の大根畑であるところも通過して、お宿に戻った。
昼ごはんにいただいたのは、温泉のお湯で炊いた「温泉おこわ」とってもしっとりしていて美味しかった。

最後に名残惜しみながら温泉に入って、帰路に着く。


ザ・ノース・フェイスのウィメンズ・マウンテンアカデミーは、昨年2回の夏山登山をした。今年もこれを続けていこうと、まずは雪山をスノーシューで歩くことからスタート。
今季の企画については、スタッフそれぞれのアタマの中にいろいろあったり、意見を交換したりしている最中。今後、急ピッチで打ち合わせを続け、形にしていきたい。

このイベントをやっていて嬉しいことは、参加者の皆さんが登山を続けてくれていること。それも互いに連絡を取り合い、居酒屋ミーティングをして、一緒に山に登っている。
居酒屋ミーティングというのは、私が勝手に読んでいる名前だけれど、彼女らは個室のある居酒屋に夜な夜な集まり、地図を広げて計画を立てているそうだ。
登山計画を自分で立てて、自分で実行することができるようになってほしいと思っていたので、とても心強い。

そして、みなさん魅力的な方々で、いつもいろんな刺激を受ける。

さらには、ノースのゆっこちゃんとアルパインの橋本さんという強力なスタッフにも恵まれ、一緒に仕事をするのも楽しい。

では、次回のウィメンズ・マウンテンアカデミーをご期待ください!

110220urayama 110220kamaike

2011年2月19日 (土)

第11回チベットの歴史と文化学習会 2/19開催@東京

2008年のチベット蜂起がきっかけとなって始まった「チベットの歴史と文化学習会」は、今回でなんと11回目。継続は、大いなる力となります。会を企画・実行している貞兼綾子さんはじめ、みなさん、本当に素晴らしいです。

今回のテーマは密教と水問題の2本柱。
密教というと難しいテーマのように思えるが、チベット仏教を理解していくうえで非常に重要な事項となるものだ。
こういう専門的な話を、聞くことができる貴重な機会はそうない。
お話くださるのは、愛知学院大学文学部国際文化学科の立川武蔵教授。

もうひとつのテーマである水問題は、私もとても注目している。
報告してくれるのは、フォトジャーナリストの野田雅也さん。
チベット地域で建設中のダムについて、それから川の流域の国々と中国の関係などを取材をもとに明らかにしてくれるだろう。

冒頭にある綾子さんの言葉も、きっと意味のあるもの、聴き手にとって学ぶべきものになるのではないかと思う。
仕事でお伺いできないのはとても残念。
ご関心のある方、ぜひ行ってみてください!

詳細はココ
http://tibet.cocolog-nifty.com/blog_tibet/2011/01/21911-a5fe.html

お申し込みはココ
http://www.tibet.to/gaku11/

TNFウィメンズ・マウンテンアカデミーDay1 みねかた→山田旅館

ウィメンズ・マウンテンアカデミーの皆さんが午後にここ現地につく前に、もうひとつのコース下見。
誠司さんに送ってもらって、みねかたスキー場へやってきた。
スキー場の方々にご挨拶し、簡単な打ち合わせをして、レンタル用のスノーシューとストックについて確認。

その後、リフトを使ってゲレンデトップへ。
ここのスキー場の上には、カラマツの森を歩いたり、後立山連峰の雄大な眺めが満喫できるポイントがあったりするのだ。
取りあえず、コース全部を歩いてみた。だいたい2時間のコースタイムで案内しているそうだが、走ってみたら1時間かからずに回ってこれた。
しかし、今日の展望はあんまりにも素晴らしい。きっとみんな、森の中を歩くよりもこの展望を味わいたいだろうなあ。
やっぱり本番では超ショートカットして、早く展望ポイントへ向かうか。

ほか、昔の五竜山荘や八峰キレット小屋が移築されているところも見学。
役目を終えた山小屋たちだけれど、こうやってかつて自分が建っていた山並みを眺めながら、余生を送れるなんていいなあと思う。
夏になると、この山小屋のなかで菊池哲男さんの写真展をやったりもしているようだ。


それにしても素晴らしい眺めである。今日は北は白馬三山から始まり、唐松岳、五竜岳、鹿島槍、さらには蓮華の方面が見えて、そしてもっと奥にはちょっとかすんだ烏帽子岳も見えていた。
五竜岳の武田菱は威風堂々としている。新井さんに黙とう。


いつまでも眺めていたい気分だけれど、どうやらバスが予定よりも順調に進み、東京からやってくる参加者たちが早く到着しそうだというので、サクサクと下ることにした。スキー場ゲレンデの隅を歩いて下ってみた。
下り始めるとゆっこちゃんから、「あと20分位で着く」とメールが入り、また慌てて駆け下る。


みんなが到着後、昼ごはんを食べて、スノーシューを合わせて、再びリフトでゲレンデトップへ。
予定通り、というか予定以上にショートカットしまくって展望ポイントへ。
よかった、みんなが来ても晴れていた。空気のクリアさは午前のほうが勝るけれど、けれど雲が全部取れて、午後は山なみを完全な姿で見ることができた。

その後、森の中に移動してツェルトを張る練習。
ツェルトを張れるようになることだけが重要なのではなく、雪山の怖さのひとつである降雪や風、ホワイトアウトから身を守るときに、ツェルトが役立つよ、ということ。

とくに張り方を教えなくても、初めてツェルトを手にした人たちでも、なんだかんだ仲間と相談しながらあっという間に張って、中にはいっていた。
3グループに分かれて張ったそれらは、それぞれ特徴があった。正解はないけれど、もう少しこうすると快適だよとか、このような張り方をするとちょっとツライ時もあるよとか、この点はとてもよさそうだねとか、いろんなことがあった。

その後、ゲレンデを歩いて下り、一路、小谷村の名湯、山田旅館へ。
みんな風情ある旅館のたたずまいに喜んでくれ、あんまりに素晴らしいお湯にうっとりしてくれた。
私は、というと、昨晩から山田旅館の元湯や新湯に入り続けているためか、引きずっていた仙骨ヒビの痛みがすっかり消えてしまった。これはとても不思議。

夕ご飯もとても美味しかった。たくさんで食べきれなかったけれど、翌朝にもちこしていただいた草餅は、ほんとうに素晴らしい味。よもぎがふんだんに使われている。旅館の方々がひとつひとつ手作りしているそうだ。

夕ご飯後は、みんなで宴会。いつもノーススタッフのゆっこちゃんが「おつまみは各自で持参」と事前案内しているのだけれど、今回はそのセリフがなかったそうで、参加者から「今回は飲めないんですか?夜も勉強ですか?」と問い合わせがあったとか? 夜はいつも簡単なお勉強話もするけれど、あとはみんなでおしゃべりです。

またもや誠司さんからプレゼント。パティシエである彼の弟さんが特別に作ってくれた、ザ・ノース・フェイスのケーキ!(写真をご覧ください)
しっとりとしたチョコレート味。弟さんは白馬のオリンピック道路沿い(北城)でRICCAというケーキ屋さんをやっていて、このような生菓子だけでなく、バームクーヘンもあるそうだ!

ケーキを食べるだけじゃなくて、濁り酒や一升瓶のワインを飲んだりしながら、みんなでおしゃべり。

110219goryu 110219oldgoryuhutte 110219oldhachiminekirettohutte 110219zelt 110219zelt2 110219riccacake

2011年2月18日 (金)

小谷村へ

明日からのウィメンズ・マウンテンアカデミーに備えて、ひとり先に現地入り。
新幹線や特急を乗り継いで、南小谷駅へ。
なんと、南小谷駅の待合室には炬燵があり!びっくり。まるで「のだめ」になったかのように炬燵に入り、駅弁を食べてぼーっとしていた。
炬燵ってカオスでありそしてものすごい安楽を与えてくれるものなんだなあ。


路線バスに乗ると、地元のおばあさんやおじいさんたちがいろんな会話をしていた。
この季節、やっぱり話題は「雪」のこと。おそらく、きっと除雪がとても大変なのだろう。
「どうするよ、また降ってきたよ」「でもこの降りは春に近い」「雪かきは大変だけれど、まあ春になれば溶けるんだから、それでいいよ」というようなことを、地元の言葉で話し続けていた。
言葉の端はしから、雪国で暮らすことの大変さだけでなく、彼らのたくましさやおおらかさのようなものを感じた。

昨年末に知り合った若い女性さっこさんは、小谷村に暮らして写真を撮っている。
今回はさっこさんに会う時間はないのだけれど、今度小谷村のことをもっと聞いてみたいな。

終点大凪下で降りると、山田旅館の若主人でありスキーヤーの山田誠司さんが迎えに来てくれていた。
忘れもしない、地下鉄サリン事件が起きたその日、私は雨飾山と大渚山を登り滑っていた。帰りに山田旅館の元湯に入れていただいたのだけれど、泊まるのは今回が初めて。

そして誠司さんとこうやってたくさん話をするのも初めて。私の印象は、スキーのデモでトップ選手だった人が、テレマークスキーを始めてそれもものすごいレベルにあっという間に達した人であり、そしてアスリートであるということ。
ずっと昔いつかどこかでお会いした時は、あの青いハワイアンな雰囲気のハイビスカス柄のシーズピステを持っていた。あのシーズピステは歴史的板だと思っているので、私もいまでも手元に置いてあり、年に1回ぐらいは乗るようにしている。ああ、こういう体の軽い人は女性用の板に乗って軽快に滑ることもできるんだなあと、その時思ったのだ。


身支度を整えて、誠司さんにお付き合いいただき、「裏山」へ。まったくこんな方を相手にしながら、板を履かずに雪山に入るなんて、友人から「大トロにソースつけたようなもんだよ」とおしかりを受けた。
ほんとうにその通りというか、それ以上に申し訳ないぐらいであり、下見だけでもスキー板を履きたかったのだけれど、いったいスノーシューで歩くとどれ位の時間がかかるのか(とくに下り)、やっぱり試しておいた方がよいだろうと考え、泣く泣く、スキー板とテレマークブーツを山田旅館に送ることは止めておいた。


雪が降りしきるなかふたりで「裏山」へ。この山の歴史を聞かせてもらい、そしてあっという間に鎌池。
そしてまた歴史ある斜面を下りて、さらには途中温泉がわき出ているところや、山田旅館さんの水源などに立ち寄って、宿に戻る。


素晴らしい泉質のお湯に何度も入り、夕ご飯を食べて、また温泉に入り、就寝。

110218urayama 110218window 110218myroom

2011年2月17日 (木)

MJリンク東京MTG

夜は、MJリンクの東京MTG雪山編。モンベルクラブ渋谷店の5階にあるサロンを借りておこなった。
40
人近いメンバーが集まり、田部井さん、受付業務などの事務を一切やってくださっている吉田さん、それとサポーターは大久保さんと私が参加した。
まさみんは急きょ来れなくなってしまい……参加の皆さんは残念だったと思うけれど、私がぶっ通しで話し続けることになった。


テーマは「雪山の環境から自分自身の身を守るため(防御)に必要なこと」の極一部として、登山靴、ピッケル、アイゼンの種類と選び方。それから凍傷と低体温症の話とそれを防御するために必要なこと。


ミーティング終了後、吉田さん、大久保さんと簡単な打ち合わせをして、それから大久保さんとおしゃべり。先日彼女たちは、八ヶ岳で久野さんと美樹さんのスペシャルトレーニングを受けたそうで、その報告を聞き、私もますます彼女たちに登山を教わりたくなった。

110217mjlinktokyomtg

2011年2月16日 (水)

インタビュー→テイラー・スウィフト

午後、ICI石井スポーツ登山本店@神保町を訪ねる。
いつもお世話になっているみなさんにご挨拶して、スパッツの留め金の相談。

その後、平出和也さんにお会いし、インタビュー。
平出くんの話はこれまでも何度も聞いてきたけれど、そういえば多くの場合、けいさんと一緒だった。
こうやって単独で話を聞くと、ええっ!初めて聞くよってこととか、そうだったんだあといういきさつとかあって、つくづくいったい私はインタビュアーとして、今まで何を聞いてきたんだろう?と思う。
そして、こんなことを言うのはおこがましいけれど、初めて彼に合ったのがおそらく20代半ば。それから今日まで本当に登山家として人間として成長し続けているんだなあとしみじみ感じたりする。
最近、いろんな登山家、クライマーたちに対して、昔は(って初めてあった10年程前のこと)nice guyだったけれど、いまやgreat guyだなあと感じるのは、ひとつには自分が歳を取ったからじゃないかと考えたりもする。


インタビュー後は、平出くんにスキーのクトーについて相談。選んでいただいた。
クトーなんて使ったことないし、あんまり使いたい思わないのだけれど、事情があるのだ。

平出くんは登山家としての実績があるだけでなく、子どものころからスキーに親しんでいて、いまでは山岳競技スキーの分野では日本を代表する選手。
そんな彼に、スキーの道具の相談ができるのだから、登山道具専門店というのはやっぱりとてもありがたい。


夜、夫と合流して、テイラー・スウィフトの歌を聞きに武道館へ。
武道館で音楽を聞くのは、久しぶりだけれどこの臨場感はわるくないかも。少なくともドームよりずっといい。
テイラー・スウィフトってだあれ?と何も知らなかったのだけれど、夫にいわせるとカントリー・ミュージックを歌う若いアメリカ人女性なんだそうだ。

会場は、若い女性たちで大盛り上がりだった。テイラーの歌は、想像とはちょっと違って、こてこてカントリーではなかったけれど、どこかレトロでかわいらしかった。
演出もとてもよかった。

2011年2月15日 (火)

TNFウィメンズ・マウンテンアカデミー 事前勉強会

明治通り沿いにあるザ・ノース・フェイスのプレスルームにて、ウィメンズ・マウンテンアカデミーの事前勉強会。
ノースのプレスルームはとっても雰囲気あるお部屋でして(写真参照)、こんなところで仕事をしているゆっこちゃんが、ちょっとうらやましかったりする。

寒い夜で、出欠も取っていなかったので、いったいみんな来てくれるのかなあ?とちょっと心細かったけれど、6月や9月の八ヶ岳の回に参加してくれたおなじみの顔ぶれの方や、あれ?詔子さんのヨガレッスンでお会いしたよねっていう方とか、さらにはフレッシュなお顔の方々など、ご参加くださった。
ありがとうございました。


話の内容は、日本の冬の天気の典型的なパターン数種の概要。凍傷。低体温症。雪崩について学ぶ機会の紹介。
ほか、みんなから装備などに関するいろんな質問。

110215tnf

2011年2月13日 (日)

房総の富山へ

房総半島の富山へ。この山に登るのは小学生のとき以来。
F
山岳会の月例山行で、みんなは新宿からバスでやってくるのだけれど、私はひとり電車で向かった。
岩井駅が近づくと、穏やかな内房の青い海の向こうに富士山や丹沢や箱根の山々が見えて、手前には三浦半島が悠々と横たわっていて、とても平和的な景色が流れてきた。


山には昨日や一昨日に降った雪が残っていて、その白さが赤い椿の色や木々の青さを際立てていた。
水仙はさかりが終わっていたけれど、それでも畑に立ち入るとぷーんと薫ってきていた。

110213dfujisan 110213tsubaki 110213suisen 110213tsubakinoki 110213yukinomichi

2011年2月12日 (土)

お山のミーティング

午前中は、F山岳会のミーティング。
その足で、お仲間の先輩2人とカモシカに寄り、それからランチ。

話題は塩ラッキョウの漬け方、パンの焼き方、ヨーグルト作り、ジャム作りなど。
皆さん、働きながら家のことをちゃんとやってきた大先輩。


F
山岳会はあるひとつのことをテーマにした登山の会であり、毎月ハイキングをしている。
以前、チベットの山を一緒に登った先輩が代表をしており、それがご縁で私も誘ってもらった。

入会にはかなり肩肘を張ったというか、緊張感があったけれど、いざ入ってみるとそういうことはなく、なんだかとても楽しい会だということがわかった。
あんまり難しいことを考えるよりも、まずはみんなで山を歩けばよいのだと、私自身は思った。
だから、年上の山の仲間がたくさんできるのも楽しかった。

先月の餅つき山行のあとの飲み会では、かわいい孫を連れてきた先輩が(彼女とは今日も一緒にランチしたのだが)、「カシワさん、もしこれから産む気があったらいつでも子守するわよ」と言ってくれた。
出産の予定の有無とかではなく、なんというかそういうさりげない温かさがある会であることが、私にとっては救われるのだと思う。

2011年2月11日 (金)

家で仕事

家で仕事。
その合間に、近所の賃貸用不動産物件をひとつ見学。

前から気になっていた素敵なアパート。うちのすぐ裏手で、地元在住の建築家さんがデザインしたという物件。
はじめて中に入ったけれど、使いやすい、いい物件だった。

名義の件、ガスコンロ交換の件なども大家さんの承諾が出た。
どうするかは、今後要家族会議。



そのほか、介護保険のことや要支援の申請のことなど、調べもの多数。
とても仕事の合間に片手間にできるプロジェクトではなく、世の人たちはみんな立派だなあと思う。

2011年2月10日 (木)

早春の海、六花の切り絵

母を連れて、夫と3人で久しぶりの御宿。
その前に、勝浦に寄り、あまからやで昼ごはん。
御宿では、もろもろの雑務。

それと骨折夫婦は温泉で療養。
さらには、いろんな雪の結晶の切り絵。
これも、一応仕事の一環(→切り絵のコト)。

2011年2月 9日 (水)

編集者とのミーティング2件

朝イチで、月例のカイロプラクティックへ。
仙骨ヒビにも効果があるということで、パワープレートをやった。
これは、おもしろい。本当はもっと定期的にやってみたい。


転倒時に腰をひねっているのかわからないが、左右の足の長さが変わっていたりしたそうで、骨盤周りを整えてもらったりした。

カイロのあとはとっても眠くなる。そしてパワープレート効果かどうかわからないがお腹もすいた。


夕方から、Y編集部へ。ミーティング2件。
ひとつは、今年4回ぐらいにわけて連載する分について。
最終的に構成を整理し、あとは外部の方々とのミーティングに備える。
編集者の方に、テクニカルな内容のライティングについて(文の構成や句読点など)、ご指摘を受ける。
今年もこの手のものを書く機会を多くいただいているので、心して直していかなければならない。
しかし、このようなことを指摘してくれる人はありがたい。フリーランサーの場合、上司も同僚もいないのだから、出来が悪ければ切られるだけなので。


ふたつ目のミーティングは、ここ数ヶ月抱えている案件。
なかなか整理できずにいたが、編集者の手にかかり、いろんなことがクリアになり、新たな展開が見えてきた。
私もずっと注目していたことなので、いい形で記事にできたらよい。


今日の編集者はお二人とも同世代であるが、アタマのキレというか、整理が上手な点につくづく脱帽。
編集作業のひとつは、ごちゃごちゃしたものを整理することにある。
私のように自分の部屋すら整理整頓できない人物は、やっぱり編集が苦手なのだろう。
テント程度のサイズであれば、上手に整理できるのだけれどなあ、といつも思う。

2011年2月 8日 (火)

下町の平和

夜、門前仲町へ。
近所に住む友人たち5人とちょっと遅い新年会。
顔ぶれは、ギターリストのマーチン高木さんと、彼のパートナーであるケイコちゃん、それからかれこれ20年近い友人になるヒロコちゃん、それとうちの夫婦。


ケイコちゃんが予約しておいてくれた門前仲町の飲み屋は、それはそれは平和的なところだった。
こんな風に、仕事帰りの人や近所の人たちが明るく酒を呑んでいる空間があるのに、その一方で地球のいろんなところで戦火が絶えなかったり、自分たちの考えや歴史が尊重されずに弾圧され続けていたりするなんて、なんて世は不条理なんだろうと思う。
なんてことを、真面目に考えてしまうほど、ほんとうに平和的な場所だった。


久しぶりにいろんな話をして、ケイコちゃんの女性らしい優しい感情に触れて、それからヒロコちゃんのたくましさを改めて知って、タカギさんの思いやりを感じた。
タカギさんとケイコちゃん宅の猫にも会いに行かなきゃ。

2011年2月 7日 (月)

実家へ

実家へ。
部屋の掃除と年度末のいろんな雑務。それから今後のことについて母と話をする。


昼は、近所のゴルフ場の中にできたというイタリアンへ。海鮮とトマト味のパスタが美味しかった。

2011年2月 4日 (金)

映画は娯楽

昨日から引き続く雑務や原稿書きの仕事を、午前中で終わらせて、昼過ぎてから映画館へ。
今朝、私が、「『ソーシャル・ネットワーク』ってちょっとおもしろそうじゃない?」と夫に言ったところ、「そう思ったら見てみるのが映画なの」という答えだったのだ。
私はどうも、映画に対して真面目に構える節がある。この映画のテーマは?とか。夫は、カメラワークなどにはうるさいくせに、そういった構えはなく、映画は娯楽、ちょっとした楽しい時間をくれるものと思っているようだ。
確かに映画は、ちょっとの間、スクリーンの世界に招き入れてくれるもののように思う。


主人公の彼はいいやつだったと思う。
そして、ザ・ノース・フェイスやパタゴニアを着ていた。ハーバードなど東海岸の学生もノースやパタを着ているのかなあ?実際を知りたい。
途中で登場した彼は、調子のいいやつで、あんまりいい人とは言い切れなかったけれど、彼がいなければこう大きくは成長しなかったのかもしれない、とも思う。

2011年2月 3日 (木)

別冊PEAKS『山岳遭難最新エマージェンシーBOOK』

先月末発売になった別冊PEAKS『山岳遭難最新エマージェンシーBOOK』(エイ出版)という、それはなんだかすごいタイトルのムック本で、仕事をしました。

遭難しないためにどうしたらよいか、というテーマの座談会。座談会そのものが遭難するんじゃないかって思ったけれど、なんとかページになりました。
これも、静岡や小淵沢、それから白馬山麓という遠方からみなさんが座談会に出席するために足を運んでくれたおかげであり、そして最後に、編集の平方理恵さんががんばりを見せたからです。
皆さん、お世話になり、ありがとうございました。


座談会に出席くださったのは、静岡大学で野外教育などを教えている村越真さん 、山岳ガイド(資格としては、登攀ガイド)の加藤美樹さん黒田誠さんだった。
皆さん、それぞれのセンスと思考をお持ちの素敵な方々であり、根幹の考えを共有できる方たちだった。


村越さんとは初めてお会いしたのだけれど、ほんとうはもっとたくさんお話したかったし、彼が用意してくれた論文ももっと読み込んでから座談会に臨みたかった。
またなにかの機会にお目にかかれることを祈っている。


座談会のタイトルは、「登山のカナメ、考えるチカラ」である。「考える力」と漢字にしたほうがよかったかなと今になって思う。
登山に肝要なことは、自分の力で考えること。考えなくしては、登山は成り立たない。それだけ聞いても漠然としたイメージしか思い浮かばないかもしれないけれど、とてもシンプルで当たり前のことでもある。
きっと、座談会の記事を読んでもらえればわかっていただけるだろうし、村越さんも加藤さんも、黒田さんも日々の講習やガイディングのなかで伝えていることだろうと思う。
私も、MJリンクやザ・ノース・フェイスのウィメンズ・マウンテンアカデミーでテーマにしてきたことだ。

613dv5jinpl__sl500_aa300_



2011年2月 2日 (水)

O先生との出会い

イトレのいつもの朝。
K
ちゃんが焼いたパンとノルウェーのチーズ、それからヨーグルトとジャム。目玉焼きにソーセージ。それにコーヒー。


今日は、Jくんは仕事場へ行き、Kちゃんは私たちがいつも通っている滝野へ行き、走れるだけ走るそうだ。大会前の最後の長距離走ということらしい。
私は、バスに乗って、市内のまんなかへ出た。

秀岳荘へ行き、ベースワックスを購入。それからいろんな商品を拝見。残念ながらとっちさんは試乗会でお留守だったため、会えず。
エランのものすごくかわいいグラフィックの板があったけれど、とても硬くて、私には踏めそうになかった。


その後、駅近くのお寿司屋さんで、循環器専門のO先生と待ち合わせ。
彼女は、本州との往復や、USやカナダへの会議などものすごくお忙しいさなか、時間を作ってくださった。
日本人で唯一、
UIAA(国際山岳連盟)・IKAR (国際山岳救助協議会)ISMM(国際登山医学会)認定の国際山岳医なのだ。
お聞きしたい話はたくさんあったのだけれど、ついつい美味しいお寿司に夢中になってしまった。
どんなトレーニングを積んできたのか、もっとたくさんお聞きすればよかった。

いずれにしても彼女との面会で感じたことは、もっともっと山に入る人間(一般登山者もスキーヤーも、それから山の雑誌作っている人も、ガイドも、山岳医療や救急の専門家もともかくあらゆる分野の人たち)同志が、集える場を作り、意見交換や情報の提供を行いあうことが重要だということだ。

ひとりひとりの人間が経験してきたことなんてちっぽけなことである。情報や経験や意見は集積して、そしてそれが未来に役立つよう、オープンに交換しあい、勉強しあい、そして現場での経験を積み続けること、それしかできることはないのだと思う。

彼女は、医学というのは、先人の人たちが築いてきた学問であり、その上に私自身は立っているのだということを強調していた。
だからこそ、一人がもてる知識や知恵ではなく、万人がシェアするに値するものなのだろう。

彼女と別れたあと、紀伊国屋書店へ行き、機窓から眺めるときに使うにちょうどよい地図を探した。千歳の離着陸の時に見える山のなかで、いくつか名前がわからないものがあるからだ。
さらには、再来週に予定している勉強会のために必要な資料や材料を購入。
デパ地下で、お土産も購入して、千歳へ向かった。


あまりにも短く、なにもできなかった北海道滞在。
これにいくら使ってしまったのか、いまは怖くて計算もできない。

あと1週間すれば、クリスチャンがノルウェーからやってきて、イトレに泊まることになっているのだけれど、クリスチャンとの合宿も果たせなかった。


夜、帰宅。
夫はろっ骨が折れているので、今日から骨折夫婦のいたわり生活を始めることになった。

2011年2月 1日 (火)

札幌は吹雪です

吹雪の日。
私はどうも動きが悪いので、朝、Kちゃんが一人で雪かきをしてくれた。
朝ごはんは、Jくんの実家から送られてきたという美味しいお餅。イトレではいつもノルウェースタイルの朝ごはんを食べているので、こんな朝も新鮮。


雪かき後、Kちゃんは仕事へ行き、私は来月発売の月刊誌のゲラを2本読み込んだ。

時折窓から外を見ると、どこの家も、頻繁に雪かきをしている。
夕方にまとめてやろうかと思っていたけれど、それは少し甘い考えかもしれないな。

札幌国際のレース当日がこんな吹雪だったら、どうなるのだろう、とも思った。
やっぱり、1月にほとんど走れていない私は、レースには出ちゃいけなかったんだ。

一昨年、私が初めて出走した時は(その時は25キロだけれど)、確かに吹雪だった。
けれど、25キロは長くはないので、大したダメージも受けずにゴールできた。
それよりも、レース後、吹雪の中をひとりでイトレまで徒歩で帰るときに迷子になり、視界不良になったり、ラッセルしたり大変だった。
帰宅後も、雪かきが待っていた……。


まったく雪国は大変である。
昨年冬に、妙高へ引っ越した管ちゃんが、「雪かきはいい運動になって私は言いけれど、お年寄りの家は本当に心配」と言っていた。


お昼、吹雪のなか、徒歩10分ほどのところにあるオーガニックカフェへ行った。3分程度のところにもカフェはあるのだけれど、そこは今日定休日だし、あちらへ行ってみたくなったのだ。
途中、あまりの雪に、行くのを後悔したほどだけれど、到着。

ここのオーナーでありコックさんである女性は、クロカンの全日本チームに所属していた方で、もちろん札幌国際での優勝経験者だ。
隣の敷地では、弟さんがカイロプラクティックをやっていて、彼は昨年、札幌国際の25キロに初めて出走したのだ。
なんてことを、バス停のわきにあるこのカフェに、昨年、偶然入って、知ったのだ。
私がクロカンの板を持っていたから、向こうが話しかけてきてくれたのだ。

以来1年ぶりであったけれど、私のことを覚えていてくれた。
そりゃそうだろう。東京くんだりからきて、2週間も滞在して、札幌国際に出るなんていう人は珍しいに違いない。
「東京の人もクロカンするんですか?」と聞かれた覚えがある。
確かに、クロカンはジョギングのようなものであり、わざわざ遠くまで出かけていってやるスポーツのようには思えない。
だから私は、こうやってジョギングのようにクロカンができる環境に身を置きに来ているのだ。


帰宅後、簡単に雪かき。

夕方、再び雪かき。こんなときに、北穂高小屋で小屋開けの経験をしたことは無駄でなかったといつも思う。あれほど苛酷な除雪作業は、そうそうないからだ。

今日も夕ご飯はKちゃんとふたり。あまりものの野菜とお肉でおかずとお味噌汁を作ると、Kちゃんはホッケを焼いてくれ、豆も煮てくれた。

夕食後は、緑さんから教わったクロカンについて、ふたりで床上復習。
緑さんは、「ポイント」という言葉をよく使う。

テレマークスキー(あるいはアルペンも同様だろうけれど)では、板に乗る位置について重要視するが、クロカンでいうところのポイントは、板に乗る位置だけを言っているのではない。乗り込むタイミング、ストックを突くタイミング、板に乗る位置、ストックを突く位置…時空間すべてのポイント。これらすべてのポイントが合致した時に、板が走り出すのだ。
ああ、おもしろい。しかしなんて難しいのだろう。


今宵のもうひとつの話題は『
The Physics of Skiing』について。数日前からKちゃんはこれを読み続けているが、どうやら大方読み終わったようだ。
私はこの本をすらすら読むほどの英語力とそれから力学などの基礎知識を持ち合わせておらず、部分的に読んでみただけだけれど、とても面白い本だった。
本にはスキー全般のこと(スノーボードについても)書かれているけれど、著者はPSIA所属のテレマークスキーヤーなので、テレマークスキーに関する記述も多い。

とくにKちゃんが注目したのは、柔らかい雪でテレマークターンをするための異なる3つのプロセスについて。
これにはうなった。これぞテレマークスキーであり、テレマークスキーがもつアドバンテージなのだ。
こういった本は、スキーの本質を理解することにつながる、貴重な本だと思う。


もう眠くて眠くてたまらなくなったころ、Jくんが帰ってきた。
あんまりにタイトなスケジュールで夕飯はマフィンを1ツ食べただけだという。
そのうえ、千歳の除雪が間に合わず、海上で30分も旋回し、着陸が遅れたのだ。
J
くんのフライト以前は、ほとんどキャンセルだったから帰ってこれただけでもラッキーであるが、とてもお腹がすいているのだという。

「米、ある」と聞かれ、「全部食べちゃった。だって、Kちゃんと私で1日1パックずつ食べたら、冷凍している分は全部終わっちゃったんだもん」と答えるしかなく、私たちの食べかけのホッケと豆で勘弁してもらった。

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Information

  • ✾登山ガイドについて✾
    現在、MJリンクのサポーターなどで活動しておりますが、このほかに個人ガイドをご希望の方は、下記「メール送信」をクリックの上、お問い合わせください。2019年6~11月のガイドカレンダーをお送りします。ほか、オーダーメイドも承っておりますので行き先や内容など、ご相談ください。

Magazines