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2010年11月17日 (水)

立山Day1

昨夜仕事が終わってから、モンベルで新しいアウターのパンツを買った。
アルパインサーマシェルパンツ。私の場合のアウターパンツの条件は、薄すぎず厚過ぎない1枚布、ゴアテックス、ストレッチ性あり、止水ファスナータイプで軽量。
ありそうでないのが、この条件をすべて満たすパンツなのだ。だから、先代のパンツはなんと8年使ってしまった。雪山、ヒマラヤ遠征、ゲレンデスキーすべてこれ1枚で済ませてきたので、使用総日数は250日を超えるだろうと…周囲から呆れられていたのだ。
何ともぼろくなり、いくら洗濯しても薄汚く、撥水性もすぐに落ちてしまうので、困っていた。
やっとなんとかこれならば、と思うものに出会って購入。

その後、仕事を終えたかなっぷをピックアップして、中央道へ。
深夜、扇沢着。
今朝6時半に車内にて起床し、コーヒーを飲むためにジェットボイルでお湯を沸かしていると、赤いデミオが止まった。
そう二人で、大町在住の山岳部の後輩であるクリハラくんについてウワサ話をしていたところだったんだ。
「クリどうしているかな?」「一応、計画書はクリにも送っておいたよ」「まさか、朝来るんじゃないか?」「来ないでしょ、こんな寒いのに。大町から20-30分はかかるんだよ」

ぎょっ!クリが来た。おにぎりがむせて、車のドアを開けるのが遅れると、やつは、熱気で曇った窓ガラスをゴシゴシと拭き始め、中を覗きこんだ。
事情を知らない人が見れば、単なるあやしいモノだ。

あわててドアを開けると、「おはようございます」と。「おはよう、よく来たね、寒くない?」。
大した話もせず、クリはコーヒーを1杯飲んで帰っていった。
なんでも忙しいらしく、いまから仕事現場に直行するのだそうだ。

私が扇沢から登山に出発するときは、クリは必ず見送りにくる。昨年の夏なんて、一緒に剱岳に行ったオンダくんが「あの人は誰なんだろう? 朝早く来て、すぐに帰って行った」と言いたげなほど不思議な顔をしていた。


室堂に少々の荷物をデポして、浄土山方面へ。
私のなかでは、立山シーズンイン一番の当たり年だった2002年の時と比べると、積雪量が少なく、ちょっと見誤ったかなと思ったけれど、稜線まで上がる。槍ヶ岳や穂高連峰まできれいに見渡せた。

雪質はまあまあ普通というところ。最初は、5か月前の富士山での板収めの感覚がすぐに戻ってきた気がして図に乗っていたが、すぐにターンが崩壊し始め、私は、山のど真ん中で、「なおちゃん(←テレマークの師匠のひとり)、なおちゃんに言われた通り、シーズン初めは1日中斜滑降してポジション確認したいよ」と思ったほど。
けれど、山のなかでそんなことを考えていても仕方がなく、それなりに楽しんで室堂へ戻る。

この日の一番の斜面は、雷鳥荘へ向かう途中のボールだった。

宿について、温泉に入ると、一気に解放感を味わう。
考えてみると、この1ヶ月半ほど、マル一日オフになった日がなく、いつも仕事に追われているようだった。
ものすごく疲れていた自分を、初めて知った。
ロビーで薪ストーブに当たりながら、夕陽の山を眺めてビールを呑んでいると、気を失いそうになった。
夕ご飯を食べに行く頃には、すべての疲れが一気に出てきて、ガイドのトネちゃんに会って話をするも、目が開かない……。

食後、アウトドアメーカー勤務のNくんとT1くん、それと彼らのお友達だというT2くんがテントからやってきて、酒を呑みながらおしゃべり。
N
くんとは八幡平で一緒に滑ったことがあったのだ。
夜、爆睡。

101117tsurugidake

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