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2010年11月 1日 (月)

表現、イタリアンBC

今日は原稿を1本書き、ゲラを2本戻す日。

終日、机に向かって作業。

昨晩の情熱大陸は、登山家であり編集者、文筆家でもある服部文祥さんだった。撮影の様子など、あちこちから聞いていたし楽しみにしていただけに、残念な内容だった。

放送枠が30分と短いなかで彼を伝えるのは、確かに難しいだろう。

けれど、放送枠が短いからではない。私が残念に思ったり、違和感を感じたのは、全く違う点だ。作り手の意図やスタンス、思いが伝わってこず、いろんな場面をつなぎ合わせただけのように感じたから。

また、服部さんのような性質の人は、違う演出のほうがずっと際立つと思う。

彼のように何かを(自分を含む)表現したい気持ちが強い人こそ、違う演出があったと考えるのだ。

けれど、一般的にみて、番組のウケはいいようだ。

残念と感じた人たちも、「放送枠が短いのが理由」としている。

そうとは、私は全く思わない。

しかし私のように考える人はほとんどいないようで、そうなると、私のセンスがおかしいのか(センスにおかしいとかおかしくないとかあるとは思わないが)、あるいは一般的ではないのだろう。

一般的なセンスを持ち合わせる必要があるかどうか。

少なくとも、表現したものを「売る」仕事をしている限り、自分自身のセンスとは別としても、一般的なセンスがどこにあるのかは、把握しておく必要がある。

そういった能力が私には著しく欠けているのかもしれない。

けれど、作り手がもっと苦しめば、読者も視聴者も受け取る側が変わってくるのではないかとも思っているし、そう信じたい。作り手と受け取る側は、ある意味合わせ鏡なのだから。

ダウラギリの記事を書いていて、ダウラギリのアイガー岩壁や、イタリアンBCについて調べてみた。

アイガー岩壁はかなりいやらしく、ここの基部を通過するには相応のリスクがあるのだと、知った。いくつか過去の日本隊の記録にもあたることができた。

イタリアンBC。この写真を、先日見せてもらったが、それはそれは天国のようなところだった。標高差4000mといわれている、ダウラギリ西壁が望める草原。

こういうところを天国というのだと、思う。

☆写真は27日に石割山登山中に眺めた、山中湖。

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