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2010年11月21日 (日)

AHA2010アップデート+WFA勉強会

AHA(アメリカ心臓学会)BLSインストラクター、アメリカ赤十字のウィルダネス・リモート・ファーストエイドのインストラクターなどの資格をもって横浜を基盤に活動されている方々―「BLS-AID net.横浜」が主催する講習会に参加。
実は、彼らの活動は、ツィッターで知るところとなった。
私は、昨年秋、Fujiyama-Guidesのヒロスケと省二くんらが招へいした、スリップ・ストリームス(カナダ)のウィルダネス・ファーストエイド50時間講習を受講し、その資格を取ったのだけれど、日本には、上記のふたつのほか、OBSさんが主催する講習もあることは、知っていた。

日本にまだなじみがないと言われているウィルダネス・ファーストエイドだけれど、ほんとうは山に登る人も、海で遊ぶ人も、それから街でのファーストエイドに限界を感じている人にとっても、有効な知識と技術であるのだから、もっと日本に根付いていったらよいと思っている。
私が仕事をする社会でいうと、山岳ガイドの方々はもちろん、山岳会のリーダーだけでなく、一般登山者も受講できるような講習会が行なわれるようになったら、素晴らしいはずだ。
そのためには、いま日本でウィルダネス・ファーストエイドの活動をしている方々、それから登山医学、旅行医学など関連分野の方々などが協力しあって、いい形の「円卓」が作れてらよいだろうと思う。

今日の講習は、二部構成。
午前中は、AHAが発表した、2010年の国際的コンセンサスと、それを受けて、AHAやヨーロッパ心臓学会、日本心臓学会などが出したガイドラインについての説明。
BLS-AID net.
横浜の秋場さんが、先日、シカゴで行われたインストラクター・カンファレンスに出席したそうで、その報告を元にしたものだった。
たしか、2005年のガイドライン発表のときは、アメリカと日本では時差があったし、今回はそれが是正されてアメリカも日本も(ヨーロッパも?)同時発表だった。
さらには、こんな風に、さっそくアメリカでの会議出席の報告をじかにうかがる場があるなんて、なんて恵まれているのだろう!と思う。

午後は、ウィルダネス・ファーストエイドの勉強会。
今年のスリップ・ストリームの50時間コースを修了したばかりのお二人のほか、一般登山者の方々が数人いらっしゃった。
ほかは、職業的に多少なりとも関連のある方々だったように記憶しているが、こうのような貴重な会を逃さずに、積極的に参加する登山者がいらっしゃるというのは、本当に頭が下がる。

ウィルダネス・ファーストエイドの勉強会は、主催の方々がこの春に受講したアメリカ赤十字のウィルダネス・ファーストエイド、およびそのインストラクター養成のための講習が基盤にあった。
5
時間という短い時間だったので、アセスメントの基本、全体の流れを抑え、その中から、ウィルダネス・ファーストエイドとは何ぞや?とか、その考え方を知る機会になったと思う。

シナリオ練習も繰り返し行ない、いいトレーニングになった。

また何よりも今回の講習で貴重だったのは、いろんな人に出会えたことだった。
フェアでオープンな場には、人々が集まり、建設的な意見交換がなされ、そして物事が進んでいくのだということが、よくよくわかった。
こういう雰囲気や考えは、なかなか作り出せるものではなく、ひとえに主催者の皆さんの行動や考え次第なのだから、とてもありがたく、感謝。

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