« 悳秀彦さん著『登山者のためのファーストエイドブック』 | トップページ | 女性メンバーMTG→古巣の飲み会 »

2010年4月14日 (水)

『奥会津山旅』ガイドブック、完成!

 昨年9月に旅した奥会津の山々のこと が収録されている『奥会津山旅』というガイドブックの完成お披露目記者発表が、福島県庁であり、出席してきた。

 この冊子は、「奥会津7町村こだわりGUIDE BOOK」の3冊目だ。これまでに、「ゆき湯」(奥会津の温泉)「B級グルメ」が発行されてきた。

 3冊目の『奥会津山旅』には、私が旅した

1)檜枝岐村~帝釈山・田代山~舘岩・伊南

2)金山町~蒲生岳~只見町・南郷

3)柳津町~博士山~三島町・昭和村3本のレポートが掲載されているほか、奥会津7町村にある名山28座のコースガイドがある。

 さらには、奥会津にある279全山のリストも(←このあたり、制作サイドにかなりのこだわりがあります)。そして、7町村の紹介や、温泉のリストも。

 この冊子が、なんと無料で配布されるのですから、山好きにはたまりません。奥会津の山々が一挙に収められている。

 ご希望の方は、只見川電源流域振興協議会webサイトをご参照ください。

 「〒番号・住所・氏名」を書いた返信用封筒(A4サイズ以上)に290円分の切手を貼り、只見川電源流域振興協議会 事務局(住所は以下)まで、お送りください。

 ほか、奥会津7町村の観光施設などでも配布しています。

只見川電源流域振興協議会事務局

969-7511 福島県大沼郡三島町大字宮下字宮下350

三島町町民センター 奥会津振興センター内 担当:山口

 また、プレスの方々で、この冊子について広報いただけるのであれば、プレスリリースもぜひご覧ください。

 慣れない記者発表に出席後、県庁やほか関係機関の担当者の方々のあいさつ回りを終え、私たちは花見山へ向かった。

 この奥会津の山旅を共にした、制作スタッフの籏野さんと八島さんと一緒に。お二人ともとても山が好き。籏野さんは週末ごとにみちのくの山々を巡っているし、八島さんは大学WV部時代からの筋金入り山ヤなのだ。

 こんな顔触れなので(+身体能力抜群の荒井カメラマンの一緒に旅したのだけれど)、お別れの前に花見山はぴったりだった。

 濃淡のあるピンクや紅色や黄色の花々が本当に山一面に咲いていた。そして遥か向こうに、吾妻の山々がほんのり見えることを、八島さんは教えてくれた。今日は強い寒気が入り込んでいて、吾妻連峰は雪雲の中だった。

 楽しい時間はあっという間に終わってしまう。仕事が大変な時期にお二人とも私を花見山に案内してくれた。福島駅で別れたあと、新幹線の中から車窓をぼんやり眺めていると、郡山あたりまでは、まさに里の春のような景色が流れていた。そのあと、残雪の山々が見え始めた。残雪の山は遠望でも躍動感があって明るい。もう春だ。

 今日の記者会見で、「奥会津はひとつの独特の世界を形成しているように感じた」というようなことを述べたところ、記者さんから、「それはどういう意味ですか?」というような質問をされた。それについて、帰りの列車の中で考えた。

 うまく言葉にできないし、何が奥会津ワールドを形成しているのか、私にはまだわからない。

 けれど、本当に奥会津に入ると、そこには独特の風が吹いていて、景色が広がっていて、ひとつの世界があるのだ。こういうのを風土というのだと思う。

 奥会津の山旅の前に、八島さんは大きな地図を準備してくれ、この周辺の水系について説明してくれた。

 奥会津の山々を流れる川には、主に只見側、野尻川、伊南川、舘岩川、檜枝岐川などがある。只見側は遠く尾瀬を源流としていて、他の川も尾瀬周辺の山々から水を集めている。これらの川の流れはいずれも、日本海に注ぎ込んでいく。

 地図を広げればわかるけれど、“水系”という目で奥会津を眺めると、ひとつの世界が広がってくるように思う。

 川沿いには、人々が暮らし、街道もある。

 そしてさらに感じることは、この地域が豪雪地帯であるということ。川の水は天から降ってきた雪や雨である。あのしーんとした雪に閉ざされた冬があってこそ、奥会津が息づくのだと思う。

 私は雪の奥会津の山にばかり通っていて、今回の取材がきっかけでほとんど初めて、無雪期の奥会津の山を歩いた。しかし、青々としたブナの森を歩きながら思いをはせるのは、豪雪の冬のことなのだ。

 奥会津の魅力、まだまだ知りたく、今年も通いたい。

Okuaidu_yamatabi011

« 悳秀彦さん著『登山者のためのファーストエイドブック』 | トップページ | 女性メンバーMTG→古巣の飲み会 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『奥会津山旅』ガイドブック、完成!:

« 悳秀彦さん著『登山者のためのファーストエイドブック』 | トップページ | 女性メンバーMTG→古巣の飲み会 »

2024年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

Information

  • ✾登山ガイドについて✾
    現在、MJリンクのサポーターなどで活動しておりますが、このほかに個人ガイドをご希望の方は、下記「メール送信」をクリックの上、お問い合わせください。2019年6~11月のガイドカレンダーをお送りします。ほか、オーダーメイドも承っておりますので行き先や内容など、ご相談ください。

Magazines