I love Okuaizu
テントもって山に登り滑ろうと思っていたけれど、明日の天気が×なので仕事に変更。午前中机仕事。昼過ぎから御宿に移動。
途中、SHOOTSへ寄る。店長のトミーさん達は太東へ行ってしまったそうで、シェイパーのRyujiさんが店番をしていた。本人いわくRyujiさんが店に立つなんて、1年間で2時間位だそうなので、そんなときに巡り合ったのが2度目という私はかなりラッキーなのではないかと思う。
かなっぷがSHOOTSの新作ロゴ入りTシャツを買い、ついでに全く商売っ気がなく、ちゃんとお客さんからお金を取るだろうかとRyujiさんが心配でならない私も、Tシャツ購入。今回は、ちゃんとお金を取ってくれたのでホッと一息。
しかし、案の定というか予想できないことはなかった事態なのだけれど、レジが開かずに一苦労。
何とも楽しい時間をSHOOTSで過ごした。こんな夫婦を、私は山の世界でも一組だけ知っていて親しくしているけれど、清々しい気持ちになるのだ。
今日はアパート1階にある共同浴場が定休日なので、初めて元湯へ行ってみた。もちろん共同浴場と同じ泉質。御宿の温泉は本当に体が温まる。
網代湾をこんな角度から見たことはなかった。窓の外を眺めながら、白い糸のように里山に降る雨をぼんやり見つめて、温泉につかる。
仕事についてあれこれ考え、もうこういう形の仕事はこれで終わりにしようと、ひとつ決意。
ところで、写真は『写す旅 巡る旅 奥会津』の表紙。只見川電源流域振興協議会事務局 が作った観光用パンフレット。私が取材+寄稿した『奥会津山旅』の前作にあたる『ゆき湯』と『奥会津食・土産』に執筆している、山崎まゆみさん(温泉エッセイスト)と石井宏子さん(温泉ビューティ研究家)、柳生九兵衛さん(プロの食いしん坊)と一緒に、「I love Okuaizu」というテーマで、奥会津への思いのたけについて短い文章を書きました。
タイトルは「心地よい風を感じながら、奥会津の旅は続く」。内容は、奥会津の山で拾った栃の実のこと。
昔、あるもの書きの先輩が「旅の伴侶は、不可視な風」と書いていたけれど、チベット仏教でも重要な役割をする風は、私にとっても旅の伴侶。旅の最中は風に吹かれ、旅を終えて旅を思い出すときは、風に思いをはせる。
パンフレットは、奥会津の観光施設などにあると思いますので、訪れた方、ぜひご覧ください。
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