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2009年6月26日 (金)

思い出ぽろぽろ

 朝早くに家を出て、大宮駅から徒歩30分のところにあるいずみ高校へ。

 埼玉県内の高校山岳部の生徒さん達が、夏山シーズンを前に机上講習会をやるというのだ。およそ私の話が“講習”になるとは思えなかったけれど、高校生など若い人たちと接することのできる貴重な機会、少しでもお役に立てるのならばと、お引き受けした。5年ぐらい前には栃木県内の高校山岳部の生徒さんたちの前で話をしたことがあった。

 テーマは「山の楽しみ」。この7年ぐらいの間のいろんな説目となった登山や山の旅についてスライド写真を見てもらいながら、話をした。

 スタートの写真を何にしようか昨晩考えたのだけれど、やっぱりいつも部屋に飾ってあるゆっこちと小川山で撮ったものにした。彼女は私に女性と登る楽しさを教えてくれた、10歳年下の友人だ。振り返ると、あの頃がひとつの説目になって、私はほかにも一緒に山に登る女性たちと知り合うようになった。

 会場は、ほとんどが男子学生だったけれど、女子学生がほんの数人だけいた。話をする機会はなかったけれど、そこの席だけ雰囲気が華やいでいた。箸が転がってもおかしい年ごろらしく、ケラケラと笑っているのが印象的だった。私はあんなかわいい女性高生じゃなかったな。

 男子学生のなかにも数人は親しげに話しかけてくれた。

 感想文がどれぐらい集まったか、今の時点ではわからないのだけれど、私が帰るときに集まった分だけいただいてきた。ありがたい。

 私の話のなかにバター茶(チベット人が飲むバターと塩がたっぷり入った紅茶)が出てきたため、素直にも感想文に「今度、山で作ってみます」と書いてくれた学生がいたけれど……お願いだから、家で試してみてからにして。あの味は強烈だし、あれは標高の高い乾いた地でこそ美味しく感じるのであって、湿度の高い日本ではどうかと……私は思うのだ。

 スピーチの最後に話したけれど、高校や大学での山登りはほんの入り口にしか過ぎないから、もっともっと長く続けてほしい。けれどほんの入り口ではあるけれど、いま振り返ると何もかも、あの時にスタートがあったのだと思う。

 初めて雪洞に入ったのも、高校生の時だし(隣の部が堀った雪洞だけれど)、初めて岩登りもどきの遊びをしたのもの高校生の時だし(千葉公園の橋脚跡や千葉城の壁だけれど、千葉市内の高校山岳部の多くの人が同じだろう)、初めて雪山登山をしたのもの高校生だった。

 初めての北アルプスも初めての縦走もなにもかも。

 今日の学生たちを見て、自分の高校時代を思い出した。

 家に帰ると、クリから早速アルバムが届いていた。大学山岳部で1年下の期にいた仲間だ。

 手紙に「懐かしい写真でした。久しぶりに見たけれど」とあった。

 ホント懐かしかったけれど、私と一緒に写っているのが一番多いじゃん。ある時、クリの娘が「カシワさんはとーちゃんの一番仲のいい友達なの?」と聞いてきたので、「ヤメテくれ」と答えそうになったけれど(教育上それはひかえておいた)、考えてみると、大学4年間で一番多く一緒に山を登ったのはクリなのかもしれない。

 写真は今日話をした旅のひとつ、ソップ谷(四川省)のゴンパにて。この写真はお見せしなかったけれど( Photo by Honghong )。

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