「背広、衛門掛け、ちり紙、乳母車」
昼、日比谷公園の中にある松本楼へ行った。登山家のHさんと約束のランチ。「雨が降ったら別の場所にしようか」と提案を受けていたのに、友人のがっちゃんの仕事が見たくて、雨でも松本楼。ホント土砂降りで日比谷公園の道は川のように水が流れているなか、到着。
歴史あるこのレストランを冬に改築工事をしたのは、がっちゃんの会社だった。
今日はインタビューでも仕事でもなく、近況報告。記事を書く予定がなければ、「必ず聞かなければいけないこと」もないし、「制限時間」もない。そのため、しゃべる、しゃべる、しゃべる。
今日の早口言葉は、「背広、衛門掛け、ちり紙、乳母車」となった(なんのこっちゃ)。
Hさんと会って、ケーキを食べないわけがないので、食事のあとはカフェに移動して、チョコのお菓子を食べた。
仕事を通じていろんな人に会え、いろんな話を聞かせてもらえるのはとてもありがたいこと。学ぶことはたくさん。
ネパールやヒマラヤ登山、カトマンズの最新ニュースを教えてもらった。もちろん彼自身の話も。そして何よりも感服するのは、いつもバランスよく社会的に成熟した姿勢でいること。いったいこういったスタンスはどこで磨かれるのか。彼もまた、山やいろんな人との出会いを通じて身につけたものなのかもしれない。
ところで産経新聞などでも報道されていたが、昨日から来年の5月31日まで、南アルプス芦安山岳館で加藤嘉信さんの企画展をやっている。タイトルは「ヒマラヤ8000m峰 天空の頂をめざして」 。このチラシの裏に本人の懐かしい顔があり、いまも生きていてすぐそこにいるような気がしてしまった。
南アルプス芦安山岳館はちょっと遠いけれど、広河原や夜叉神峠に行くことがあれば帰りに寄れそうだ。
« 『MOUNTAIN GEAR GUIDE』にカメット南東壁の記事 | トップページ | 剱岳 点の記 »
コメント