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2009年6月27日 (土)

Bye bye Zevi.......

 あと4日でカナダに帰国するザービーが我が家にやってきてくれた。

 2年前の夏、シーニン(中国青海省)で初めて会った。私が取材と偵察などを目的に同行したラフトツアーの顧客だったのだ。彼女は両親と一緒に参加していた。この3週間のツアーは、終わりのころになるといろんなことが勃発するのが常だった。その2年前に私が同行したときと同様、この年も、顧客からはいろんな文句が出始めるのだ。けれど、ハリス一家とごく一部の顧客だけが違った。

 ザービーは温かい両親に育てられた、とてもまっすぐなで心根の優しい、20代半ばの女性だ。

 ほんの数週間前、彼女は突如、帰国を決意し、実家のあるトロントでの仕事を見つけた。今の仕事の更新にあたっていろいろ考えることがあった。東京で働いたのは2年間。あっという間だった。本当はもっといろんなところへ一緒に行きたかった。

 今日のテーマは「ジャパニーズ・サマー・ランチ」。かぼちゃの煮物と枝豆はザービーの好物。そうめんも好きだけれど、稲庭うどんは初めてだったようだ。

 おなかいっぱい食べてくれて、食後のスイカまでたどり着かなかった。

 スイカは思い出の果物なのだ。確かユーシュ(青海省の小さな町)でのことだったと思う。脂っこい中国料理の口直しにとザービーのお母さん、ビビアンが、大きなスイカを買ったのだ。「スミコも一緒に食べよう」と誘ってくれた。そのとき、ある3人の顧客が高山病に苦しんで食事を摂れないことが気になっていた私は、彼女に彼らの話をした。するとビビアンはすぐに「持っていってあげなさい」と言ったのだ。

 仕事で成田に見送りにいけないことを言うと、「心配しないで。別れがたくなるから来なくていいのよ」と。私も泣いちゃいそうだから止めておこう。

東京の生活で一番大変だったことはなに?と聞くと、「ドライクリーニングの店」と。カタイ職業の彼女は、ドライクリーニング屋を日常的に利用していたが、いろいろな店を当たっても英語ができる店員には巡り合えず、苦労したそうだ。意外な答えだった。いちばん多く作った日本料理はお好み焼き。「だって、簡単でおいしいんだもん」。

 次に会うのは、トロントか彼女らのセカンドハウスのあるコロラドか。それとも日本に戻って来てくれるかな。

 白いラフトにハリス一家が乗っている。私は彼らをサポートするギアボートで移動中、写真を撮った。揚子江源流にて

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