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2005年3月 2日 (水)

stick to my faith.......

午前中は、ロストアローの展示会へ。来秋冬のクライミングギア、ブーツ、スキー関連のギア、ザック、ウエアなどを見てきた。
 ロストアローの社員は全員がものすごいクライマーなんではないかっていつも思う。ガタイがよくて締まった体つきでいかにも登れそうな方々に出迎えられた。
 3時間弱かけて見て周ったが、全部を理解するには到底足りない時間。
 
 途中、社長の坂下直枝さんと話をする。
 話はやがて、登山社会、登山文化のようなものにまで触れてきて、少々難しくなってきた。
登山の社会には、趣味で登山を楽しんでいる登山愛好者(むろん私個人の登山もこの域)からトップクライマーまでいて、さらには、それらを取り囲むように、ジャーナリズムの人たち(私も関わっているのだが)、山岳ガイド、ギアを開発している人たち、ギアを売っている人たちなどいろんな人たちが関わっている。
 そういった、登山の社会の話、その社会が作り出す文化の話を少しだけした。

 坂下さんが覚えていらっしゃるかわからないが、以前私は、ある山から帰ってきたときにものすごくむなしい気持ちになっていた。それは自分の力で登った山ではなかったこと、さらには私が信じているスタイルから外れていたことなどが理由だったと思う。そのことを正直に話すと、彼は、「そのように感じられた(むなしさを覚えることができた)あなたは、幸せものですよ」と言った。温かい言葉だった。

 坂下さんの経営方針を直接は聞いたことがないが、例えば、平山ユージさんが若くて無名だったころからずっと彼を支えていることや(ほかにも彼に支えられているクライマーはたくさんいるはず)、海外の優れたギアや書籍を輸入販売して日本のクライマーたちに紹介していることなどをみると(これらは、坂下さんがやってきたことのほんの氷山の一角だが)、日本の登山社会全体のことを考えて、ビジネスをしているように思う。
 彼のように、ビジネスにおいても、また自身の登山においても、一貫した信念とスタイルをもっている人は、本当にすばらしい。
 
 彼から見たら私はヒヨコのようなものだけれど、それでも、自分が信じていることを少しずつでも積み重ねていけば、いずれ、私は私のスタイルを作り上げることができるのだろうか。

 午後から、印刷所へ岳人4月号の出張校正へ。
 夕方帰宅。夜遅くまで雑仕事をする。

*写真は、先月訪れた旭岳。麓から撮ったもの。樹林の向こうに薄く雲をかぶった頂上が見える。

050302

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