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2005年3月20日 (日)

寝貯めの日

 朝7時のあずさに乗るべく、新宿駅へ。途中、ヤマケイの書籍編集者のKさんにばったり会う。彼らはヤツの東面に入るという。私はマサオちゃんと西面へ。
 赤岳鉱泉までの道のりをのんびり歩く。天気は晴れ。陽射しのやわらかさや風の匂い、川の流れや雪解けの様子などに春を感じる。
 赤岳鉱泉に作られている人工のアイスタワーを登っている山岳ガイドの棚橋清さん
にばったりお会いする。明日は中山尾根だそうだ。

 連休だけあってテンバは大賑わい。なかなか張るところが見つけられず、山小屋の前に張ることにした。
 行きなれた相手とのテント生活は快適。お互いが座る位置や寝る位置、荷物の位置も自然と決まっていて、いつもどおりそれぞれが好きなお茶や飲み物を作って一息おく。私は大好物の黒芝麻糊を食べる。中国のお菓子だ。ゴマがたっぷり入った粉末にお湯を入れてとく。昨夏の四川クライミングのときにスーパーで見つけた。私たちは「ごまツァンパ」と呼んでいたのだが、ビバーク中は、これ2袋がメンバー3人の朝食だった。
 夕方、外で「カシワさぁん」と叫ぶ声がした。登山家であり、ある大きな会社の営業部長というバリバリのサラリーマンでもある松田宏也さんだ。ふたりで、松田さんの部屋に遊びに行く。
 会社の同僚やその友だちなど8人のパーティ。昨日は黒百合ヒュッテに泊まり、今日は天狗岳を越えてきたという。冬山初めての人たちもいるのだが、みなさん元気でとっても楽しそう。さすが、松田さんのお友だち。人生を楽しむことにかけては天下一品なのだろう。昨日は、ヒュッテの近くで歩行などの雪上技術を練習して、今日が本番だったのだ。おいしいワインに八海山に、チーズをいただく。
 山小屋の夕食の時間が来たので、名残惜しいけれど、暖かい山小屋から寒々としたテントへ戻る。マッチ売りの少女の気分だ。
 
 それから、ふたりの恒例のアロマタイム(それぞれが好きなアロマオイルで、足などをマッサージして疲れを翌日に残さないようにする)を経て、就寝。私は連日締め切りで超睡眠不足の日々が続いていたし、宵っ張りのマサオちゃんも寝不足らしい。「山に来てうれしいのは、たくさん寝れること」というのが口癖の私たちは、寝貯めのために、早々にシュラフに入った。
050320

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