うれしい!御岳ボルダー
友人夫妻と御岳でボルダリング。
待ち合わせの駐車場に着いたら、なんと雪が残っているじゃないの。オマケに日かげで寒い、寒い。こんなんでボルダリングできるの?
「今日は、どこを登りたいかじゃなくて、ともかく日の当たっているところへ」というたーさんの一言で、まずは御岳小橋のたもとへ。日なたぼっこしている猫と遊ぶ。
「すべり台岩」と「オーストラリア岩」で数本ずつやったあとに、「とけたソフトクリーム」へ。
いや、うれしかった!
「とけたソフトクリーム」の5級(ルート名ナシ)。何度目のトライだったかわからないけれど、登れた。もう少し難しいグレードが登れたことも何度もあるのだけれど、なぜかこの1本はものすごくうれしかった!
のっぺりした右手をつかんだら、左手でマントル返しするのだけれど、その左手を持っていくために、力のない私は左足をちょいと引っかける。
その次に、友人ふたりは左足を上げるのだが(それが、どう考えても理にかなっている)、私は、どうしてか右足になってしまう。ちょっとバランスが悪くなるのだけれど、なんとか右足をぐいぐいぐいっと上げて、マントリングで立ち上がる。
ああ!できた!
この抜けたときにこみ上げてくる「やったあ!」という感情が、ボルダリングの最高の魅力だ。
その後は「鵜の瀬岩」と「命ください岩」へ。命ください中央(2級)は、一歩も上がれず……。
それしても、なぜか今日のボルダリングはとってもハッピー。
昨年は、彼らとよく登っていた。私には果てしなく遠いような目標があって、少し切羽詰っていた。その夢だったクライミングは達成できずに終わってしまったけれど、今日、彼らとまた一緒にクライミングを楽しむことができて幸せだった。
やっぱり、好きなことは好きな仲間と一緒にやるのがいちばん楽しい。そして、そのことを(クライミングを)大好きな人とやるのがいちばん楽しい。
日も翳ってきて、いよいよ寒くなってきたので、友人宅へ。最近引っ越した家に初めておじゃました。
室井登喜男製作所のビデオを見るも、「命ください中央」は、あまりにもあっけなく登っていて……ヒントがみつからなかった。
写真は、やっさんが登った「とけたソフトクリーム」の凹角(3級)。寒くてソフトクリームはとけません。
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