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2004年11月

2004年11月17日 (水)

稲毛田さんとご対面

バンフ在住のスノーボーダー稲毛田健司さんが、9年ぶり(だったかな?)に帰国するという。私は一度もお会いしたことがないながら、いつも原稿ばかり頼んでいるずうずうしい身。
 やっとお会いすることができた。
 最近撮りためた写真をたくさん持ってきてくださった。せっかくなので編集プロダクションであるEDICOに一緒に行き、編集者のブンパクさんと一緒に見せてもらった。
 私が気に入ったのは、だだっ広い大地にポツンとあるボルダー。それをトライしているクライマーを撮ったもの。
 
 それから、最近のクライミングやスノーボードなど彼のアクティビティの話も聞いた。
 稲毛田さんがとくに好きなのが、シュートと呼ばれるところをスノーボードで滑ること。クーロワールのような細い谷をシュートして滑ることだ。何でも、シュートすれば、そのあとに続く下部のメローな滑りも、一層きもちいいものになるらしい。ふ~む。そおかあ。カナダやUSでは、シュートは結構ポピュラーで、雑誌でも多数取り上げられているとのこと。ふ~む。なかなかコアな遊びだなあ。

 それともうひとつ、稲毛田さんが経営する旅行会社の社名の由来がわかった。昔のバンフのポストコードだそうだ。TOLOCO――味のある名前だなあ。

 夕方、握手をしてわかれた。

2004年11月16日 (火)

クラックぐいぐい登り

今日から、このCGIBOY日記帳を使って、日記を書くことにした。ホームページを立ち上げようとツラツラ考えているうちに、あっという間に月日ばかりが流れていく。このままではイケナイ! まずは、日記だけでも・・・・・・。ということだ。
 登山のこと、クライマーのこと、ヒマラヤのこと、自然環境のこと、そしてここ1、2年はチベットや中国のことを雑誌に書いている。フリーランスライターというと、「スゴイですね」「カッコいいですね」とよく言われるけれど、実際は、実に実に地味な仕事だと思う。取材が終われば、ひとりで机に向かい、ひたすら原稿書き。孤独な作業だ。そういった、この仕事の実情や、取材の話、私個人の登山やサーフィン、旅の話など、フリーランスライター、山岳ライターの毎日を綴っていく。

 今日、2004年12月16日がスタートだが、年月をさかのぼって、書き溜めた日記も少しずつアップしていく予定。

 さて、まるで春のような陽気の今日、かなっぷと一緒に、城ガ崎(静岡県)へクライミングに行った。本当に暖かくて、道中、吉浜ではいつになくたくさんのサーファーたちが波乗りをしていた。うねりがちょうどよく入って波がいいようだ。

 ファミリークラックは、週末になると大混み合いの人気エリアだが、さすがに平日とあって、今日は私たちふたり以外に、山岳ガイドのSさんのグループがいるだけだった。
 最近、クラックが楽しいと思えるようになった。まだ簡単なルートしか登れないが、自分でプロテクションを決めていくのも楽しいし、なんだか、クラックを登っていると元気になれる。前向きな気持ちになって(って、気持ちが後ろ向いちゃうとクライミングって、とたんと登れなくなるんだけれど)、ぐいぐいと登っていくのが快感。
 ちょうど、去年の今頃も城ガ崎に通っていたなあ。去年よりマシになったじゃん!と思える点もあれば、あぁ、ちっとも変わらないじゃん・・・・・・という点もあり、なかなか複雑な心境。

 日がどっぷり暮れるまで登り、伊東温泉につかってきた。
 潮騒をバックに携帯電話で某雑誌編集部に電話。ゲラが出稿されているかどうか確認した。担当のYさん、波音がうるさくて声が聞き取りにくかったでしょう・・・・・ごめんなさい。

*写真は、クラッククライミング用のテーピングをした手。下手な私はぐるぐる巻き。041213

2004年11月10日 (水)

プロショップ・カラファテで取材

『岳人』1月号の装備ページ取材で東京目白のカラファテへ。
 冬山を始める人が、ボーナスを使って装備をそろえようという設定だ。当初、予算15万円で始めたが、この道のプロ、ジャック中根さんをもってしても、それは成り立たず。ジャックさんに毎日、ほかの仕事をそっちのけにさせて電卓をたたきまくってもらい、なんとか20万円でお釣りがきますっていう状態になった。

 カラファテというのは、クライミングとテレマークスキーに特化したプロショップ。この二つに関してあらゆるものを取り揃えている。そしてスタッフはあらゆる質問に答えられると思う。こういう店こそがプロショップというのだろう。
 私も、時々行く。買い物客になるときもあれば、公私ともどもいろんな相談に行くときもある。
 店長の北田敬郎さんは、私の尊敬するテレマーカーだが、彼の精神が貫かれた店。店作りは、雑誌作りと共通する点があると思う。私も貫くべき精神をもちたい。

2004年11月 5日 (金)

新たなる命の誕生

昼前、紀子さんのケータイメールからメッセージが入った。無事元気な男の子が生まれた! きっと紀子さんの代わりにどなたかがメッセージを打ち込んでくれたのだろう。心の底からうれしかった。

 紀子さんと知り合ったのは、4月下旬。彼女の夫であり、私の大好きだった兄貴分セイちゃんのお葬式でのことだった。
 こんな書き方をすると語弊がありそうだが、山を登り続けていて、また登山に関わる仕事をしていると、ほかのひとよりもずっと死が身近にあるのかもしれない。周りの人が突然いなくなってしまう、喪失感、悲しみは何度も味わってきた。
 セイちゃんの死も、ものすごく悲しかったし、悔しい。
 今だって、「バカヤロウ」って叫びたいぐらいだ。

 でも、ただひとついえるのは、私たちのそばから去っていってしまった彼らの人生は、短かったけれど、それぞれ輝いていたということ、そしてその人生に出会えた私は幸せ者だと思う。

 ふたりの赤ちゃんが元気に育って欲しい。そして、いつか、私も彼と友達になりたいって思っている。

2004年11月 4日 (木)

おもしろい装備ページって?

日本の老舗山岳雑誌『岳人』で、来年1月号から1年間、装備ページを担当することになった。今日はその打ち合わせ。
 カラーで6ページ。1月号は12月15日発売だし、1・2月号は"年末進行"という、出版業界にとってはオソロシイ、トチ狂ったようなスケジュールで進めなければならないので、大変だ。
 私は、といえば、先日までカリフォルニアで呑気に波に乗ったり岩を登ったりして遊んでいた。編集長からは、「アメリカでアイディアを考えてきてください」と言われていたが……。一応、友人が勤めるREIをはじめ、いくつかのギアショップをまわったり、雑誌を仕入れて考えをめぐらしてはみた。。。

 いつも思うのは、アメリカの雑誌にある「editor's choice」、この威力である。編集者がフィールドテストをしながら、あるいは実際に色々使いながら、ギアを吟味し、自分の視点からベストをチョイスするのである。
 メーカー側は、栄えあるチョイスを与えてもらったといわんばかりに、カタログにもチョイスされたことを載せている。
 日本には根付きそうもないよなあ。日本でこんなことやったら、雑誌のスポンサーであるメーカー側、もしくは広告代理店から何か言われそうだ。それを心配して雑誌側もあんまり、こういうことをやるのは好まない。
 よくよく読んでいると、当たり前の話だが、編集者や雑誌によって個性もある。読者は、「ああ、この編集者はこういう風に見るんだな」とか「さすが、**編集者が選んだものだけあるぞ!」とか「**編集者は、またキワモノを選んでる、笑えるなあ:とか思うのかもしれない。
 
 このチョイス自体、編集者自身の姿勢を現すものでもあるのだ。

さて、私のページであるが、どうやって作っていこうか。正直、装備ページを作るおもしろさをいままで味わったことがなかった。だから、これを6ページしかも12号分もやるとなると、憂鬱になりかけていた。でも、それではダメだ。私自身が楽しんでページを作らなければ、読者もおもしろくないはずだ。
 カタログの切り貼りをするのではなく、読者が知りたいことを載せられるページにしたいと思う。
 私ごときの編集者がチョイスしても読者を納得はさせられないが、本音は「editor's choice」も、いつかやってみたい。商品を公平な目で比較した上で、自分の主観も織り交ぜながら紹介するのもおもしろいと思っている。

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